今回はこういった疑問にお答えしていきます。
最近は意識の高い学生の中だと長期インターンが当たり前になってきていますよね。
その一方で長期インターンに参加したことのない学生は、「就活で有利になるなら長期インターンしてみたいけど本当に就活で活かせるのか」と気になるでしょう。
そこで本記事では、長期インターンがなぜ就活で有利なのかを解説していきます。
この記事の結論は以下の通りです。
- 長期インターンでビジネススキルと思考力を身につける
- 長期インターンを学生時代の実績として面接で話す
- 目的を持って慎重に長期インターン先を選ぶ
本記事の監修者
大学名:南山大学
名前:ナイキ
新卒採用イベントの責任者と文部科学省の海外留学プロジェクトの長期インターンシップに参加。その他海外インターンシップも3度参加している。
ITメガベンチャー2社内定。
それでは早速見ていきましょう。
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企業が就活生に求めている5つのこと
長期インターンは就活に有利だって聞くけれど、「本当に企業は就活生に長期インターンの経験を求めているのかな」と疑問に思う人もいるでしょう。
企業が就活生に求めていることを理解していないまま、長期インターンに参加しても就活に上手く活かすことが難しくなってしまいます。
また、長期インターンが就活で有利になる理由や長期インターンの経験を就活に活かす方法を解説するためには、企業が就活生に求めることを先に知る必要があります。
なので、ここからは企業が就活生に求めていることを以下の5つで解説します。
- 素直さ
- 主体的な行動
- 基本的な社会マナー
- 深い思考力
- 学生時代の実績
これらは、企業が就活で合否を判断するポイントなので、長期インターンの選考を受ける時は企業が就活生に求めていることを満たすことができるか検討してみてください。
それでは、順に解説していきます。
1.素直さ
企業は就活生に対して素直さを求めています。
新卒で入社する就活生はビジネスの知見がまだないため、即戦力にはならず最初は役に立たないことが多いです。
しかし、企業が新卒採用をする理由として、就活生はどこの会社にも染まっておらず、自分のやり方を素直に受け止めてくれる素直さが魅力だからという点が挙げられます。
そのため、就活生は企業との面接で素直さをアピールすると良いでしょう。
ただ、素直すぎても自分の意見が言えない人だと思われてしまうので、柔軟な対応をしながら適度に自分の意見を言い、上手く素直さをアピールことがコツです。
2.主体的な行動
企業は主体的な行動ができる就活生を求めています。
待っているだけの受動的な態度では仕事も上達しないので、自ら率先して動ける人の方が企業にとって必要な人材です。
なので、学生時代に主体的に行動した経験があると社会人になってもその力を発揮してくれるだろうと思ってもらえます。
自分から動けるかは学生時代に比べ社会人になるとより重要になるので、学生のうちに経験を積みましょう。
3.基本的な社会マナー
基本的な社会マナーが身についているかも企業は見ています。
ここでいう基本的な社会マナーとは、挨拶ができること、お礼を忘れないこと、ハキハキと話せることなどを指します。
基本的な社会マナーがなっていないと、どんなに優秀な経験を積んでいても、会社で働くことに適応できないと判断されてしまいます。
なので、基本的な社会マナーは何よりも意識して行動するようにしましょう。
4.深い思考力
深い思考力があるかについてもも企業が就活生に求めていることです。
深い思考力とは、どれだけ課題を正確に特定し、解決していく力があるかということを指します。
ビジネスでは、バイトとは違いまだ見ぬ問題にチャレンジしていかなくてはなりません。
まだ見ぬ問題を解決していくためには、必ず深い思考力が必要になるため、企業は就活生に深い思考力を求めているのです。
5.学生時代の実績
学生時代の実績も企業が就活生に求めていることです。
学生時代の実績とは、学歴をはじめ、部活動の成績や大学時代に取り組んだ事などを指します。
学生時代の実績から、どの程度自社で活躍してくれそうかという点を企業は推測しています。
なので、学生時代の実績が就活生に求められており、よく面接で聞かれる質問になっています。
長期インターンが就活で有利になる理由6選
企業が就活生に求めていることは理解できたけれど、「長期インターンって就活で有利になるの」と思っている方も多いでしょう。
なぜ長期インターンが就活で有利になるのかが分かると、長期インターンの経験を就活にしっかり活かすことができます。
そこで、ここからは企業が就活生に求めている事に触れながら、本題の長期インターンが就活で有利になる理由を解説します。
以下が長期インターンが就活で有利になる6つの理由です。
- 基礎的なビジネススキルが身に付くから
- 深い思考力が身に付くから
- 面接で実績として話せるから
- 経験談から志望動機を話せるから
- 自己分析の説得力が増すから
- 社会人と話すことに慣れるから
長期インターンに参加するか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
では、順に解説していきます。
1.基礎的なビジネススキルが身に付くから
長期インターンが就活で有利になる理由1つ目は、基礎的なビジネススキルが身に付くためです。
基礎的なビジネススキルとは、メールの返信や電話対応、エクセルの操作などを指します。
多くの学生はまだ社会で働いたことがないため、基礎的なビジネススキルは身についていないでしょう。
そんな中、長期インターンで基礎的なビジネススキルを習得していると社会人として良いスタートダッシュを切ることができ、就活で有利になります。
周りと差をつけてスタートダッシュを切りたい学生には、長期インターンがおすすめです!
2.深い思考力が身に付くから
長期インターンが就活で有利になる理由の2つ目は、深い思考力が身に付くからです。
企業は就活生に深い思考力を求めています。
長期インターンはバイトとは違い、まだ見ぬ課題に対して自ら解決策を創造しながら行動していく必要があるため、深い思考力が身に付くと言えます。
また、できるだけ深い思考力を身につけるためには上司に言われたことだけでなく、自分から率先して仕事に取り組む姿勢が必須となるので、積極的な行動を意識するとなお良いです。
ビジネスマンとして思考力を高めたい学生には、長期インターンシップがおすすめです!
3.面接で実績として話せるから
長期インターンが就活で有利になる理由の3つ目は、面接で実績と話すことができるからです。
企業が就活生に求めていることでも取り上げましたが、学生時代の実績が就活で求められます。
長期インターンは、4%程度(就職みらい研究所より)の学生しか参加していないため、一般的な経験とは言えず、長期インターンに参加したことは面接で話せる実績になります。
また、長期インターンでも〇〇円売り上げましたなどの数字ベースで顕著な活躍が見られる場合は、胸を張って輝かしい実績として語れるでしょう。
4.経験談から志望動機を話せるから
長期インターンが就活で有利になる理由4つ目は、経験談から志望動機を話せるためです。
会社や職種を選んだ理由を長期インターンの実際の経験から話せると、企業も安心して採用できます。
社会で働いたことがない学生だと、アルバイトやサークルの経験からしか志望動機を話せないため、あくまで仮説ベースでの話になってしまいます。
また、長期インターンを通じて社会人として必要な実務スキルが身についていると、企業はさらに採用したくなります。
志望動機を経験談ベースで話したいと考える学生は、ぜひ長期インターンに参加しましょう。
5.自己分析の説得力が増すから
長期インターンが就活で有利になる理由5つ目は、自己分析の説得力が増すためです。
社会で働いたことがない人にとって、自分はどんな仕事が向いているのかを明確にイメージすることが難しいです。
しかし、長期インターンで実際のビジネスを経験すると、どの業界・職種が自分に向いているのかヒントを得ることができます。
そのため、一般的な自己分析に加えて経験談がプラスされるので、説得力が増すでしょう。
実際の経験から自己分析をより明確にしたいと思う学生に、長期インターンをおすすめします。
6.社会人と話すことに慣れるから
長期インターンが就活で有利になる理由の6つ目は、社会人と話すことに慣れるからです。
長期インターンでは常に社員の方と話す環境にいるため、社会人と話すことに慣れます。
そのため、就活の面接でも落ち着いて話すことができます。
普段社会人と話す機会がないと、普段の環境と違う就活の時に緊張してしまいますよね。
社会人と落ち着いて話せるようになりたいと思う学生は、長期インターンに参加してみてはいかがでしょうか。
【危ない!?】長期インターンで注意すべきこと3選
長期インターンは就活で有利になるというメリットだけではなく、注意すべきこともいくつかあります。
気をつけなくてはいけないことを見逃していると、就活で有利になる長期インターンではない可能性もあるのです。
そこで、長期インターンに参加する時に注意すべき点を以下の3つで解説します。
- 給料が最低賃金を下回っている
- 求人情報が異なる
- 得たいスキルが身につかない
これらの注意ポイントを順に解説していきます。
1.給料が最低賃金を下回っている
まず、長期インターンの給料が最低賃金を下回っている場合です。
せっかく長期インターンをしていても、適当な賃金を支払わない企業のインターンでは基礎的なビジネススキルは身につかないでしょう。
なぜなら、安価な労働力として企業のいいようにインターン生が使われているからです。
就活で長期インターンの経験を胸を張って話すためにも、きちんと給料が支払われる企業で長期インターンをしましょう。
2.求人情報が異なる
続いて、求人情報と実際の仕事内容が異なる場合です。
この場合、長期インターンの内容が営業と求人情報と書いてあるにもかかわらず、雑務ばかりやらされることもあります。
求人情報と異なるインターン内容だった時は、すぐにインターンを辞退しましょう。
嘘の求人情報を出している企業だと、仕事内容だけでなく給料やその他の福利厚生においても問題が出てくる可能性があるからです。
3.得たいスキルが身につかない
最後に、得たいスキルが身につかない場合です。
最初は簡単な仕事から始まるので、すぐに自分のやりたいことをできるわけではありません。
しかし、数か月経っても、ずっと同じ仕事しか任せてもらえない場合は得たいスキルが身に付きません。
得たいと思っているスキルを身につけらないまま、時間を浪費してしまってはもったいないです。
長期インターンに参加する時は、インターン内容を詳しく聞き、自分が得たいスキルを身につけられる職場か判断しましょう。
長期インターンを就活に活かすコツ3選
ここまでで、長期インターンが就活で有利になる理由は理解していただけたと思います。
しかし、長期インターンは経験さえすれば就活で有利になるわけではありません。
長期インターンの経験を就活で有利なエピソードとして話すにはちゃんとした方法を知っている必要があります。
そのため、ここからは長期インターンの経験を就活に活かすコツを以下の3つで解説します。
- 長期インターン先を慎重に選ぶ
- 目的を持って参加する
- 学んだことを次に活かす
順に解説していきます。
1.長期インターン先を慎重に選ぶ
まずは、長期インターン先を慎重に選びましょう。
インターン先によっては、インターン生に雑務しかさせない企業もあります。
雑務しか経験できない場合、長期インターンをしていても実績として就活で話しづらくなってしまいます。
長期インターンの経験を就活で胸を張って話せる職場を選ぶためにも、長期インターン先は慎重に選ぶべきです。
長期インターン先を決定するには、3社以上の会社と面談することをオススメします!
2. 目的を持って参加する
次に、長期インターンには目的を持って参加しましょう。
就活で長期インターンのエピソードを話す場合、学生のモチベーションの源泉や思考力を試すために、なぜ参加したのかという理由を必ず質問されます。
目的なく長期インターンに参加すると、面接で長期インターンの経験を話した時に経験したことだけが目立ってしまいます。
また、経験内容を深く聞かれた時に上手く答えられず曖昧になる可能性があります。
面接官は学生を何万人も相手にしてきたプロなので、曖昧な回答だと思考力の無さが一瞬でバレます。
就活の面接で思考力をアピールするためにも、長期インターンは目的を持って参加しましょう。
3. 学んだことを次に活かす
最後に、長期インターンで学んだことを次に活かしましょう。
就活で長期インターンの経験を話すと面接官からエピソードの深堀りをされます。
その深堀りの質問に対して、自分の言葉で話すには長期インターンで学んだことをまとめておく必要があります。
おすすめのまとめ方は以下の内容を書き出すことです。
- 長期インターンシップになぜ参加したか
- 何が課題だったのか
- 課題に対してどのような施策をしたか
- 結果として何を残せたのか
- 長期インターンシップの経験から何を学んだか
まず、これらを深ぼる事でESや面接で聞かれる学生時代に頑張った事、いわゆるガクチカを完成させるとができます。
【体験談】長期インターンを就活でどのように話していたか
ここまでで、長期インターンが就活に有利になる事やどうすれば長期インターンの経験を就活に活かせるかを理解していただけたかと思います。
しかし、解説だけでは実際どのように長期インターンの経験を就活の面接で話せばいいか分からないですよね。
実際の体験談を知れるとイメージも付きやすくなると思います。
そこで、最後に長期インターンの経験をどのように就活で話していたのか体験談をご紹介します。
長期インターンの経験を就活で活かしたい方はぜひ参考にしてみてください!
愛知の大学生の体験談【ナイキ】
愛知の大学生の体験談をご紹介します。
僕の場合は、以下のようにガクチカを作成し、面接で話していました。
このガクチカで、ITメガベンチャー2社内定もらいました。
ベトナムの人材企業での法人営業インターンで新規アポ取り300件に挑戦したことです。
学生1人でインターンに参加し、半年間活動しました。
会社は新規開拓営業に手が回っておらず、売り上げに伸び悩んでいる状況だったので、自分が新規開拓営業のアポ取りにチャレンジしました。
300件という数字は、上司のスケジュールや過去のインターン生の成績加味して決めました。
しかし、最初は全くアポが取れませんでした。
私はアポの件数を増やすため、なぜ取れないかを、架電の際に会話を録音することや上司に課題のヒアリングをすることで、原因を追求。
そして、電話の数の少なさ、自社の強みや顧客のニーズの把握、自信を持ち会話するなどの課題を発見しました。
以降、上記課題を意識しながら、毎日100件以上架電する事で、徐々にアポの件数を増やすことができました。
その結果、新規営業アポ300件の獲得を達成することができました。
ここから特に、自社や顧客の事を知る大切さを学んだので、今後社会出た時もそれを意識して行動します。
まとめ:長期インターンの経験を就活に活かせるようにしよう!
本記事では、長期インターンが就活で有利になる理由や就活で活かすコツを解説してきました。
体験談からも長期インターンの経験をどのように就活の面接で話すべきか理解していただけたと思います。
この記事の重要な内容をまとめると以下の通りです。
- 長期インターンでビジネススキルと思考力を身につけよう
- 長期インターンの実績を面接で話せるようにしよう
- 目的を持って慎重に長期インターン先を選ぼう