- インターンシップ用の保険には加入するべき?
- インターンシップ用の保険にはどんな種類があるの?
- そもそもインターンシップ用の保険が適用されるのはどんな時?
インターンシップ用の保険があることは知っている人も多いと思いますが、具体的にどんな種類があって、いつ適用されるのかはなかなか知らないですよね。
今回は、インターンシップ用の保険について、保険の種類や加入方法など詳しくご紹介していきます。
私は、ウガンダでインターンシップをしており、保険に関してもその際調べた経験があります!
インターンシップ用の保険に関して、以下の項目で解説していきますね。
- インターンシップ用の保険はいつ適用されるのか
- インターンシップ用の保険の種類と加入方法
- インターンシップ用の保険に加入する時の注意点
これらについて、解説していくので、インターンシップ用の保険に入るか悩んでいる大学生はぜひ最後までご覧ください。
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インターンシップ用の保険とは何か
インターンシップ用の保険と言われても、ピンとこない方もいますよね。
簡潔に言うと、インターンシップ用の保険とは、インターンシップに参加している時に起きた損害に対して適用される保険です。
最近は、あらかじめインターンシップ中のリスクを避けるために、企業側が保険に加入している場合があります。
また、インターン生に対してインターンシップ用の保険への加入をインターンシップの参加条件としている企業もあります。
インターンシップ用の保険の種類
インターンシップ用の保険って聞いてもいったいどんな種類の保険があるのか分かりませんよね。
どんな種類のインターンシップ用の保険があるか分かると、自分に合った保険を探しやすくなると思います。
ここからは、どのようにインターンシップに申し込んだのかという項目に分けて、適しているインターンシップ用の保険の種類を解説していきます。
- 大学経由でインターンシップに申し込んだ場合
- 個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ場合
自分が参加するインターンシップをどこからインターンシップに申し込んだのかに合わせて、適している保険を見つけてくださいね。
大学経由でインターンシップに申し込んだ場合
大学経由でインターンシップを申し込む学生はいると思います。
特に大学3年生の夏休みなどに申し込む学生が多いでしょう。
そのため、まず大学経由でインターンに申し込んだ場合を解説します。
大学経由でインターンシップに申し込んだ場合には、結論、学生教育研究災害傷害保険もしくは、学生教育研究損害責任保険に加入することをおすすめします。
そして、ここからは、これらの保険について詳しく説明していきます。
学生教育研究災害傷害保険
学生教育研究災害傷害保険とは、学生が対象の傷害保険で、教育活動中に受けた災害に対して給付金が支払われる保険です。
学校経由のインターンの場合は、インターン専用のコースがあり、インターンの通学中及びインターン中に起きた災害に適応されます。
まとめると、以下が学生教育研究災害傷害保険の特徴です。
- 学生が教育活動中に被った災害に対し必要な給付される保険
- コースによって適用される範囲が変わる
- 大学の窓口で加入
- インターン関連のコースは年間210円かかる
「インターン先に向かう途中で事故にあった」という場合にも適用されますよ。
また、学生教育研究災害傷害保険は、個人単位での保険ではなく、大学の窓口を経由して申し込む保険なので、入学時に加入を勧められているか、強制的に加入させられている場合が多いです。
なので、これから加入したい方は、大学の学生課などに相談してみてください。
学生教育研究賠償責任保険
学生教育研究賠償責任保険とは、学生が学校行事、課外活動及びその往復で、他人に怪我をさせたりしたときなどに被る被害を補償するという保険です。
要するに、学校に関連する出来事で他人に怪我を負わせてしまったり、備品を破壊してしまった場合の損害賠償の補償をしてくれます。
こちらも、いくつかのコースに分かれており、インターン用のコースも用意されています。
まとめると、学生教育研究賠償責任保険の特徴は以下の通りです。
- 学生が教育活動中に起こした被害に対し必要な給付される保険
- コースによって適用される範囲が変わる
- 大学の窓口で加入
- インターン関連のコースは年間210円かかる
たとえば、会社のネットワークシステム誤って停止させてしまい、損害賠償請求を受けた場合に適用されます。
この保険は、大学が損害責任保険を取り扱っており、かつ学生教育研究災害傷害保険に加入している人のみが加入できます。
学生教育研究災害傷害保険と同様に、入学時に加入を勧められているか、強制的に加入している場合が多いです。
インターンシップに参加する前に、自分がこれらの保険に加入しているのかどうか確認してみてください。また、インターン用のコースは専用で用意されていることも頭に入れておきましょう。
個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ場合
次に、個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ場合を解説します。
個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ場合には、災害障害保険もしくは、損害賠償責任保険に加入することをおすすめします。
そこでここからは、の2つの保険について詳しく解説していきます。
個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ方はぜひ参考にしてみてください。
災害傷害保険
災害傷害保険は、偶然起きた出来事で怪我をした場合に、医療保険金などが損害額に応じて支払われる保険です。
具体的には、インターンシップの勤務先に行くまでに交通事故に遭った場合などが挙げられます。
まとめると、災害傷害保険の特徴は以下の通りです。
- インターンの災害を起こした場合に支払われる
- 学生教育研究災害傷害保険と似ている
- 年間大体13,000円かかる
- 短期インターンには適用しづらい
大学経由で申し込んだインターンシップに適用される学生教育研究災害傷害保険と保証内容は似ている保険ですね。
労働がメインの長期インターンシップであれば、労働災害保険の適応ができる場合もありますが、短期インターンシップでは、適応が難しいため、万が一の時の自衛として加入しておくと安心です。
損害賠償責任保険
損害賠償責任保険は、企業側に対し損害を与えた場合に補償してくれる保険です。
インターン先のシステムや備品を壊してしまった場合などに補償されます。
補償される範囲や補償額については、保険の内容によって異なるため、しっかり保険を取り扱う会社へ確認しておきましょう。
まとめると、損害賠償責任保険の特徴は以下になります。
- インターン先のシステムなどを破壊したときに支払われる
- 補償範囲や額はコースによって変わる
- 年間大体2000円で加入できる
せっかく保険に加入しても保証内容に含まれていなければ、適用されませんからね。
長期インターンシップとなると、パソコンを壊してしまったり、データをなくしてしまったりといった問題が起きる確率も高くなるので、加入しておくと安心してインターンシップに臨むことができると思います。
個人で民間企業のインターンシップに申し込んだ場合に適している保険は、以上の2つですが、インターンシップ先の会社が指定した民間の保険に加入するケースもあります。
インターン募集要項を確認し、事前にどの保険に加入する必要があるのか、どのくらいの期間加入する保険にすべきか、チェックしておきましょう。
インターンシップ用の保険の加入方法
インターンシップ用の保険に加入しようと思っても、どうやって加入したらいいかよく分からないですよね。
加入方法が分かると安心して自分の参加するインターンシップに適したインターンシップ用の保険に加入できる思います。
どこから申し込むかによって加入方法が違うので、以下の2つの項目に分けて解説していきます。
- 大学生協から申し込む
- 個人でインターネットから申し込む
インターンシップ用の保険の加入方法が分からない人は、ぜひ参考にしてください。
大学生協から申し込む
インターンシップ用の保険を大学生協から申し込む方法について解説します。
まずは、大学生協に行き、申し込めるインターンシップ用の保険が何かを確認しましょう。
自分の参加するインターンシップに合わせた保険のパンフレットなどをもらってどの保険に加入するのか検討し、大学生協の手続きに従って、加入してください。
保証内容や保険料などをしっかり比較検討してくださいね。
大学生協は、他の保険を探す手間がかからず、賠償責任保険であれば相手との交渉を円滑に行うための示談交渉サービスも備えているので、安心だと思います。
加入方法がいまいち分からないという方は、大学生協に相談することをおすすめします。
個人でインターネットから申し込む
インターンシップ用の保険を個人でインターネットから申し込む方法について解説します。
インターネットで民間の保険を調べると、たくさんの保険が検索できます。
個人で民間の保険に加入する場合は、保険の種類も多く、保証内容もさまざまなので、細かな情報をしっかりと理解してから申し込むようにしましょう。
とくに保険の適用期間と適用範囲には、注意して探してくださいね。
民間の保険は、適用範囲が学校に関することに縛られていないので、保険料が高い場合もありますが、自分の生活に合ったものを選ぶことができます。
また、インターネットで申し込む方法が一番簡単で早く保険に加入できる方法なので、簡単かつ色々な保険を検討した上で応募したい人にはおすすめな保険です。
インターンシップ用の保険に加入する時の注意点
インターンシップ用の保険に加入しようと思っても、たくさんの種類があってどれにしたらいいか迷いますよね。
加入する時の注意点が分かると、適した保険が見つけやすくなりますよ。
インターンシップ用の保険の加入時に、気を付けるべきことが2つあるので、以下の項目で解説します。
- 学生賠償保険が個人応募には適用されない
- 民間保険は保証内容を要確認
では順に解説していきます。
学生賠償保険は個人応募には適用されない
上述にも少しありましたが、学生賠償保険は、大学経由のインターンシップにのみ適用される保険なので、個人で応募した民間企業のインターンシップは適用外です。
大学の学生であることは適用条件と勘違いしている人も多いため注意が必要です。
私自身も大学生なら適用されると思っていました。
インターンシップは、大学を経由せず、個人で応募することが多いので、十分に注意してくださいね。
民間保険は補償内容を要確認
インターンシップの保険では、民間保険の場合は、補償内容を要確認してください。
個人で加入する保険は、種類も多く、補償内容も様々なので、変な保険に入ってしまった場合、使用するときに適用外になってしまう場合があるためです。
「借りていたパソコンに飲み物をこぼしてしまった」、「社用車で移動中に事故にあった」など、インターンシップ中に起きることが予想される被害に適用する保証内容かどうか事前に確認することが重要です。
また、インターンシップの期間と保険が適用する期間があっているのかもきちんと確認するようにしましょう。
せっかく保険に加入しても、自分がインターンシップ中に被害にあったときに適用されなければ意味がありませんからね。
インターンシップに参加するときの保険はぜひ補償内容は確認してみてください。
インターン保険に関するQ&A
Q1:企業のパソコンを壊してしまった場合はどの程度補償されるの?
A1:企業から借りているパソコンは、財物に該当するので、学生教育研究賠償責任保険が適用され、補償してもらえます。
支払われる補償の金額は、1事故につき1億円程度なので、パソコンであれば、問題なく補償されるので、心配はいりません。
ただし、故意または重大な過失により法令に違反する作業中に起きた損害賠償責任には適用されないので、注意が必要です。
Q2:インターン先に1人で向かっているときの事故は保険が適用されるの?
A2:インターン先に向かっているときに起きた交通事故には、学生教育研究災害傷害保険が適用され、受けた傷害に対しての給付金が支払われます。
保険が適用される交通手段は、徒歩・自転車・原付・電車等公共交通機関の他、バイク・自動車となります。
ただし、インターン先が禁じている交通手段を使って起きた交通事故には、保険は適用されないので、注意してください。
まとめ:インターンシップ用の保険は加入しておくべき
今回は、インターンシップ用の保険の種類や加入方法について解説してきました。
「インターンシップ用の保険には加入した方がいい?」「どんな時にインターンシップ用の保険は適用されるの?」と思っている方に、参考となる情報をお届けできたのではないかと思っております。
インターンシップでは、何があるかわからないので、保険は加入しておくべきです。
そして、インターンシップ用の保険を加入する際はぜひ本記事を参考にしてみてください。
〈まとめ〉
- 大学経由でインターンシップを申し込んだら、大学生協から保険に加入しよう
- 個人で民間企業のインターンシップに応募したら、インターネットから保険を申し込もう
- 保証内容は比較検討して、よく確認しよう