
皆さんこんにちは!Z大学のYUTOです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
- Matcher(マッチャー)を使った就活ってどんな感じなの?
- Matcherのメリット、デメリットを知りたい!
- 実際にMatcherを使ってOB訪問をした感想を聞きたい!
このように、「Matcher(マッチャー)を使って就活を進めたい」「OB訪問のやり方を知りたい」と思う大学生の方も多いのではないでしょうか。
Matcherを使いこなして、OB訪問をすると、自己分析がスムーズにできたり、就職活動に有利になる場合があるので、ぜひ知っておきましょう!

僕自身も、Matcherを使って多くのOBの方とやりとりさせていただいた経験があります。
そこで本記事では、、、
- Matcher(マッチャー)とは何か?
- Matcherのメリット、デメリット
- Matcherの使い方の手順
- Matcherを利用する上での5つのポイント
これらについて体験談も交えて解説するので、これからMatcherを使って就活を進めたい人はぜひ最後までご覧ください!

この記事を監修した人
YUTO
体育会所属の大学生
現役の就活生で、matcherを使ってOB訪問した経験あり
Matcher(マッチャー)とは

Matcher(マッチャー)は、就活生のためのOB訪問マッチングサービスです。
簡単に言うと、OB訪問をしたい大学生と、社会人 or 内定者を繋げるプラットフォームと言えます。
2018年3月時点で、学生ユーザーが2万4000人、社会人ユーザーが6000人で多くの人が利用しています。
Matcherの特徴をまとめると以下のとおりです。
<Matcherの特徴>
- 就活生のためのOB訪問マッチングサービス
- アプリとWeb版がある
- 無料で使える
- 学生ユーザーが2万4000人、社会人ユーザーが6000人
- オンラインでも面談ができる
Matcher(マッチャー)の6つのメリット

就活生は、自分で情報を取りに行くために、積極的にOB訪問をやっていきたいですよね。
では、Matcher(マッチャー)を使ってOB訪問をするメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
Matcherを使ってOB訪問をするメリットは以下の6つです。
- オンラインで面談をしてもらえることもある
- 面倒な手間がかからず、すぐにメッセージできる
- 出身大学以外の人にもOB訪問できる
- 自己分析が深まる
- 内定者の学生にもOB訪問できる
- 裏選考ルートに招待される場合もある
これらのメリットについて以下で詳しくご紹介します!
1.オンラインで面談をしてもらえることもある
OB訪問をどのような形で行うのかを、Matcherのメッセージ機能を使って、事前に対面かオンラインかを選択することができます。
なので、地方に住んでいるけど、東京にいる社会人の人とお話ししたい人には非常に大きなメリットだと言えます。
現在はコロナの影響でオンラインでのOB訪問が多いと思います。
移動をせずに、その場でやりとりができるという点では、オンラインでの面談は非常に便利ですね。

僕も距離的に会うのが難しい地方の社会人の方と、オンラインでお話しさせていただくことができました。
2.面倒な手間がかからず、すぐにメッセージできる
話をしてみたいと思った社会人が見つかったら、その方が募集しているプランに申し込むと相談の申請ができます。
その後、社会人の方からの承認がされるとメッセージ機能を使えるようになります。
申請をしてから数分後に承認される場合もあるので、実際に会うまでに面倒な手間はかかりません。
3.出身大学以外の人にもOB訪問できる
Matcherを使うと、自分の出身大学の先輩だけでなく、大学を問わずOB訪問をすることができます。
大学のキャリアセンターを使ってOB訪問をする場合は、名簿から先輩を探して、記載されている連絡先に連絡するなどの、面倒な手間がかかってしまいます。
Matcherを使えば、全国どこでもどんな大学の人でもOB訪問できるので、情報が偏る心配がありません。
4.自己分析が深まる
相談したい内容を社会人に送ることができ、一緒に自己分析をしてくれることがあります。
また企業について話を聞いた際に、「なぜうちの会社に興味を持ったのか?」や「入社してからどんなことをやっていきたいか」などの質問を投げかけられることで、より自己分析が深まるでしょう。
自己分析は誰かと一緒にすることで、客観的な意見をもらえるので、思いもよらないことに気付けることがあります。

僕も、一人でやってきた自己分析に加えて、誰かからの質問に答えたことを振り返ってさらに自己分析を深めていきました!
5.内定者の学生にもOB訪問できる
社会人だけでなく、内定をもらった学生もMatcherに登録していて、就活生は内定者にOB訪問を依頼することができます。
初めてOB訪問をする人や、気軽に自分と歳が近い人に話を聞きたい人におすすめです!
内定者の方が、よりフランクに、より親身になって話を聞いてくれる場合が多いです。

僕が初めてOB訪問をした人は内定者の学生の方でした!
つい最近まで就活をしていたということもあり、これからの就活の進め方などを詳しく教えていただきとても参考になりました。
6.裏選考ルートに招待される場合もある
最後のメリットとして、特別に裏選考ルートに招待される場合があります。
社会人の人が、Matcherを利用している場合、その多くが自社に興味を持ってもらうためであったり、いい人材を採用したいと考えていることが多いです。
なので、社会人の人にOB訪問する場合は、事前に話す内容や相談することを準備しておくようにしましょう。
学生は、社会人から話を聞けるということだけではなく、自分のことを見られているという意識でOB訪問に臨みましょう。
下記の記事では、OB訪問に必要な物や、事前準備に関して解説しているので、ぜひご覧ください!
Matcher(マッチャー)の3つのデメリット

これまでMatcher(マッチャー )を使ってOB訪問をするメリットについてご紹介しましたが、デメリットも存在します。
Matcher(マッチャー )を使ってOB訪問をするデメリットは以下の3つです。
- 就活した気になってしまう
- 地方に登録OBが少ない
- OB側の身元確認は任意である

逆にこれらを知った上で利用することで、効率的に就活を進めることができます!
1.就活した気になってしまう
OB訪問で多くの社会人に会うことで、周りと比べて自分は就活が進んでいると思いがちです。
ただ話を聞くだけのOB訪問をしているだけでは、就活は進んでいることにはなりません。
社会人の話を聞いて上で、自分の就活では実際にどう活かしていくのかを考えながら、OB訪問をしていきましょう。
2.地方に登録OBが少ない
東京には多くのOBが登録をしていますが、名古屋や大阪、その他の地方に登録OBが少ないことがあります。
地方の就活生だと、自分が志望している企業のOBが近くにいないケースがあり、利用しづらいといったことがあるでしょう。
その場合は、オフラインでのOB訪問は諦めて、オンラインで面談を希望するといいでしょう。
3.OB側の身元確認は任意である
Matcherでは、身元確認を必ず行うといった義務はないため、身元を偽っている人物が存在する可能性があります。
本人かどうかを確かめる方法としては、プロフィールの名前の欄の右側にある緑色のチェックマークを見れば、本人かどうか判断することができます。
不安な人は緑のチェックマークがついた社会人に依頼すると良いでしょう。
- グレー:未確認
- 緑色:本人確認済み

出典:https://jsbs2012.jp/matchingapp/detail/matcher.html
Matcher(マッチャー)の使い方の手順

ここまでMatcherの概要についてご紹介しましたが、これから利用しようと思う人は、どのように使えばいいのか悩まれると思います。
Matcher(マッチャー )の使い方は非常にシンプルです!
手順は以下の通りです。
- プロフィールを設定する
- OBを検索する
- プランに申し込む(承認)
- メッセージを送り日程調整をする
- OB訪問する
順に解説していきます!
1.プロフィールを設定する
まずは、自分自身のプロフィールを設定します。
プロフィールがしっかり書けているかどうかで、OB訪問を承認してもらえるかどうかが決まるので、しっかり書きましょう。
主に何を書くべきかを紹介します。
- プロフィール(より詳しく書くこと)
- やりたいこと(将来の夢や自分の未来像)
- インターンシップ(参加してきた企業について、インターン期間)
- ポートフォリオ、作品(ジャンル、タイトル、URL)
- 部活動(部での活動実績など)
- サークル、課外活動
- TOEIC(点数)
- 外国語(言語、熟練度)
- プログラミング、デザイン
- 資格
- 興味のある業界、職種
- 相談したいこと
これらの項目を入力します。

僕もほとんど入力していたので、面談を行う前にある程度社会人の方にどんな学生なのかを知ってもらっていて、面談の際には簡単な自己紹介をするだけでした!
2.OBを検索する
次に、OB訪問したい人を検索します。
Matcherでは下の写真のように、条件から絞り込んでOBを検索することができます。

このように、会社名で検索できたり、業種、職種、場所で検索できるので、自分に合ったOBの人を見つけることができます。
非常にたくさんのOBの人が登録しているので、検索機能を使って効率よく探しましょう!
3.プランに申し込む(承認)
会いたいOBが決まれば、プロフィールやレビューを確認してプランに申し込みます。
以下の写真のように、簡単なプロフィールと、どんなプラン内容なのかが確認できます。

その後、OBから承認されるとメッセージでやりとりすることができます。
4.メッセージを送り、日程を調整する
最後に、自分の自己紹介と、聞きたいこと、OB訪問の日程を送ります。
日程についてはいくつか候補を挙げて、相手に余計な手間をかけないように心がけることが大切です。(3〜4日ほど挙げればOK)
僕は、承認がされたらすぐにメッセージを送ることを心がけていました。
そうすることで、相手とのやりとりをスムーズに行うことができます。
5.OB訪問する
OB訪問の日程が決まれば、あとは自分が聞きたいことをまとめていくだけです。
OB訪問を内容のある有意義な時間にするために、自分の考えや聞きたいことを整理しておきましょう!
Matcher(マッチャー)を利用する上での5つのポイント

実際にMatcher(マッチャー)を利用する場合注意するべき点がいくつかあります。
そのポイントは以下の5つです。
- 無断キャンセルはNG
- 質問事項を事前にまとめておく
- OBの方に感謝の気持ちを持つ
- レビューを活用する
- OB訪問後に振り返りをする
順に解説していきます。
1.無断キャンセルはNG
これは、OB訪問に限った事ではありませんが、無断キャンセルのような迷惑行為は当然NGです。
社会人の方は、忙しい中自分のために時間を割いて会ってくれるで、必ず予定した日時に参加するようにしましょう。
どうしても当日都合が合わなくなり参加できない場合は、なるべく早い段階から相手に連絡をすることを心がけ、誠実な対応を行ってください。
2.質問事項を事前にまとめておく
OB訪問が始まってから質問を考えるのではなく、あらかじめ自分が聞きたいことをまとめてからOB訪問をしましょう。
話をする時間は限られているので、聞きたいことを端的に伝えられることが大切になってきます。
Matcherに登録している社会人は、学生の質問にしっかりと答えてくれる方が多いので、企業説明会などでは聞けないような、実際に働いている人の本音の部分を聞いてみると良いでしょう。
3.OBの方に感謝の気持ちを持つ
忙しい中、時間を割いて自分に会いにきてくれるOBの方に感謝の気持ちを持ちましょう。
以下の事柄に注意して、OB訪問をすることをおすすめします。
- 遅刻しない(集合場所には15分前に到着)
- 会えて嬉しいことを伝える
- 相槌や、頷きながら話を聞く
- 相手を不快にさせるような態度を取らない
- 学んだことへのお礼
上記のポイントを意識するだけで、相手に感謝の気持ちが伝わったり、気持ちよく会話ができるので、ぜひ心がけてみてください。
4.レビューを活用する
MatcherでOBを選択する時と、OB訪問が終わってからレビューを活用しましょう。
会う前には、他の学生が書いたレビューを見て、OBがどんな人でどんなサポートをしてくれるのかを確認すると良いです。
OB訪問が終わったら、自分がレビューを書いて次に会いたいと思った学生に内容を伝えてあげるようにしましょう。
正直に思ったことをそのまま書くことをおすすめします。
5.OB訪問後に振り返りをする
OB訪問が終わったら、質問したことの答えやOBからのアドバイスをまとめるなどをして振り返りをしましょう。
OB訪問をする前と後で、自分は何を知ることができたのか。
これからの就活にどう活かしていくかを明確にすることが大切です。
まとめ
本記事では、Matcherの使い方やメリット・デメリット、実際に使う際の注意点についてご紹介しました。
Matcherは面倒な手間がかからずに気軽にOBに会えるとても便利なサービスです。
ぜひ、Matcherをうまく活かして就活を有利に進めていきましょう。
<まとめ>
- Matcherを使うことで、場所を選ばずに気軽にOB訪問ができる
- OB訪問では社会人に対しての感謝の気持ちを忘れないこと
- 訪問後は振り返りをして、これからの就活に活かしていく