- 就職活動でOB訪問をするメリットは?
- OB訪問を就活に活かすためには?
こういった疑問にお答えしていきます。
就職活動をするなかで「OB訪問をする意味はあるの?」と疑問視する方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、OB訪問の大切さや就活に活かす方法を述べていきます。
この記事の結論は以下のとおりです。
- OB訪問はネットでは手に入れられない「リアルな情報」を聞けるため就活に有利
- OB訪問を就活に活かすためには事前準備が大切
- OB訪問を始める時期は早い方が良い
本記事の監修者
大学名: 南山大学
名前: ナイキ
新卒採用イベントの責任者と文部科学省の海外留学プロジェクトの長期インターンシップに参加。その他海外インターンシップも3度参加している。
OB訪問は50回以上経験
それでは早速見ていきましょう。
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就活でOB訪問をするメリット6選
先輩からの勧めで、OB訪問をなんとなくしているが「OB訪問する意味がわからない」と疑問視している就活生も多いのではないでしょうか?
しかしOB訪問は、企業の人に会って話を聞ける以外にもたくさんのメリットがあります!
OB訪問が就活に有利な理由を知ってる人と知らない人では、就職先に大きな違いが出てくるので、本記事で学びましょう!
以下が、就活においてOB訪問が重要な理由です。
- 面接前に企業の仮説検証ができる
- 自己分析を手伝ってもらえる
- ES添削や面接対策をしてもらえる
- 特別選考に招待してもらえる事がある
- 面接で聞けない情報を聞ける
- ミスマッチを防ぐことができる
順に解説していきます!
1.面接前に企業の仮説検証ができる
OB訪問を行うことで、自身が持っている企業への仮説を検証できることが大きなメリットです。
OB訪問では、普通は面接で聞くような、自身が企業に持っている仮説を検証できるため、面接ではより洗練された仮説を持って挑む事ができます!
自分が調べた仮説が合っていると自信を持っていても、面接で実は違うと否定されて落ちてしまったら勿体ないですよね。
OB訪問は、面接前に企業の仮説検証ができるので、積極的に行っていきましょう!
2.自己分析を手伝ってもらえる
次に、OB訪問では自己分析を手伝ってもらえることがメリットとして挙げられます。
自己分析は、1人で考えるのも重要ですが、他人に見てもらい、客観的に自分の自己分析に意見をもらう事も重要です。
つまりOB訪問だと、社会人に無料で、自己分析に対する意見をもらえる事ができるのが良い点です。
1人では考えもつかなかった意見をもらう事ができます!
僕もよくOB訪問で自己分析をしていました!
初対面のOBには、知り合いにはできない、初対面ならではの、原体験の共通項の発見や、会社の雰囲気合いそうな原体験を教えてもらえる事ができます。
就活において、OB訪問は自己分析を手伝ってもらえるのでおすすめできます!
3.ES添削や面接対策をしてもらえる
ES添削や面接対策をしてもらえるのもOB訪問の大きなメリットです!
ES添削や面接対策は一般的には学校や人材エージェントにしてもらうイメージがあるでしょう。
しかし、OB訪問では実際に自分が志望している企業に働いている社会人から直接ES添削や面接対策してもらえるので、学校などから添削してもらうより良いですよね。
僕も特に志望度が高い企業は、実際のOBに面接対策などをしていました。
面接の特徴などを知れて、1番ためになりました!
ES添削や面接対策は、事前に伝えていないと、OBも準備ができないので、事前に添削してほしい旨をメールで伝えるか、ESの場合は実際に書いた物を先に送付しておきましょう!
OB訪問は、ES添削や面接対策をしてもらえるので、就活生はOB訪問する事をおすすめします。
4.特別選考に招待してもらえる事がある
特別選考に招待してもらえる事があるのも、就活におけるOB訪問のメリットです!
企業を受ける際に、一般的には、ES・SPI→GD→1次面接→2次面接→最終面接などの選考ステップを潜り抜けないといけません。
しかし、OB訪問で気に入ってもらえると、人によっては、1次面接などからスタートする特別選考に招待してもらえる事があります!
特別選考は選考期間が短くなって内定をもらいやすいので、就活生にはありがたいですよね。
僕も実際にOB訪問経由で、2社の特別選考のお誘いを受けたことがあります!
とは言っても、OBは特別選考招待をしていない人がほとんどです。
なので、仮に特別選考に招待されなくても、企業の情報が深まるだけで、一般選考が受かりやすくなるので、安心してください。
OB訪問は、特別選考に招待してもらえる事があるので、就活生は積極的に行っていきましょう!
5.面接で聞けない情報を聞ける
OB訪問のメリットとして、面接で聞けない情報を聞ける点が挙げられます。
面接では聞けない情報とは、就活生が気になる、収入・配属・社風など仕事内容以外の情報の事を指します。
OB訪問は、面接ではないので、面接では聞けない気になる情報を聞けるので、会社の裏側の理解が深まるでしょう。
仕事内容以外の情報は、僕もOB訪問でよく聞いていました!
面接でも、もちろん収入・配属などを聞けますが、メインに聞きすぎていると印象が悪くなり落ちますし、OB訪問で聞いた方がリスクは少ないですよね。
OB訪問は、面接で聞けない情報が聞けるため、収入などの情報を知りたい学生は、OB訪問をしていきましょう!
6.ミスマッチを防ぐことができる
OB訪問の最後のメリットは、ミスマッチを防ぐことができることです。
OB訪問では会社のリアルな情報を知ることができるので、本当に自分に合った社風や働き方ができるのか、ということを確認できます。
しかし1人に会うだけでは信憑性が低いので、同じ会社のOBを最低3人は訪問しましょう!
会社に入ってからミスマッチに気づくよりも、絶対に今のうちから見極めておいた方が良いですよね。
OB訪問をすることで、会社や働く人とのミスマッチを防ぐことができます!
OB訪問を就活に活かす方法4選
次に、OB訪問を就活に活かす方法4選をご紹介します。
OB訪問をなんとなくしても、就活に活かす事はできません。
OB訪問は、これから紹介する4つの事を実践して、初めて活かす事ができるので、最後までご覧ください。
以下が、OB訪問を就活に活かす方法4選です。
- 事前にOBに対して質問を送る
- OB訪問前に企業分析をしておく
- ESを事前に書いておく
- OB訪問後すぐに内容をまとめる
順にどのような方法なのかを解説していきます。
1.事前にOBに対して質問を送る
OB訪問を就活に活かすためには、事前にOBに対して質問を送るようにしましょう!
事前にOBに対して質問を送ると、OBが就活生の立場に合わせた最適な答えを考える時間ができるためです。
就活生は、自分に合わせた質問の答えをもらった方が、就活に活きてきますよね!
また、事前にOBに対して質問を送る事は、事前に自分の思考の整理をつけて質問できるので、その場で質問を考えるより、意図が深い質問ができて、就活に活かしやすくなります。
就活生は、事前にOBに対して質問を送るように心がけましょう!
2.OB訪問前に企業分析をしておく
OB訪問前に企業分析をしておくと、就活に活かす事ができます!
OB訪問前に企業分析をしておくと、事前に企業の事を知る事ができるため、OBに対して、企業に関する深い質問が可能になるためです。
企業分析の仕方は、
1:業界地図で、業界・市場の事を把握する(志望企業が載っている場合は、志望企業も把握。)
2:企業情報をHPやインターネット等を使い把握する。
3:上場企業の場合は、IR情報を見て、企業がこれから何に力を入れるか、企業の財務情報を把握する
このような順番で、企業分析を、OB訪問前には十分なレベルまで行う事ができます!
OBに企業の事を教えてもらう事もありますが、企業分析をしておかないと、OBが企業の事を話した時に話についていけなくなり、OBに何度も説明させてしまうことになります。
OBに迷惑をかけないためにかつ、就職活動を有利に進めるためにも、OB訪問前に企業分析をしておくようにしましょう!
3.ESを事前に書いておく
OB訪問前に、ESを事前に書いておくことで、就職活動を有利に進める事ができます。
ESは基本的に、所属大学のキャリアセンターや、就職エージェントに添削をしてもらっている就活生が多いでしょう。
しかし、OB訪問前にESを書いておくと、当日にOBから添削を受ける機会を獲得する事ができます。
つまり、自分が志望する企業に合格した先輩に直接ESを添削をしてもらう事ができるので、就職活動に活きます。
所属大学のキャリアセンターより、実際に志望企業に合格した先輩に添削してもらった方が説得力ありますよね!
OB訪問後でも添削してもらえる可能性がありますが、OBにとっては、面談時間に添削する方が効率的ですし、面談時間に添削してもらう方が、後から添削してもらえるより確実ですよね。
就活生は、OB訪問前に、ESを事前に書いておきましょう。
OB訪問後すぐに内容をまとめる
OB訪問を就活に活かすためには、OB訪問後すぐに内容をまとめるようにしましょう!
人間の記憶力は、エビングハウスの曲線によると、人間の記憶力は、20分後には42%、1時間後には56%、そしてなんと、1日後には67%忘れると言われています。
つまり、OB訪問の記憶もすぐにメモしないと忘れてしまい、就職活動する時には何も活きなくなってしまいます。
皆さんも、前日の夕食が思い出せなくなったりしますよね!
そのくらい人間はすぐ忘れてしまう生き物なので、すぐに復讐する事を意識しましょう!
OB訪問後に予定があったりするかも知れませんが、メモする事は移動中のスマホで3〜5分程度でできるので、すぐに内容はまとめられますよね。
OB訪問を就職活動に活かすには、OB訪問後すぐに内容をまとめましょう!
その他、OB訪問後はお礼メールを書く事が重要です。
OB訪問のお礼メールの書き方についてもっと詳しく知りたい方は「【就活生必見】OB訪問後に送るお礼メールの書き方8STEP!」をチェック!
OB訪問が終わった後に送るお礼メールの書き方を知りたい!どのタイミングでお礼メールを送ればいいの?こういった疑問にお答えしていきます。OB訪問が終わった後、どんなお礼のメールを送ればい[…]
OB訪問のQ&A
最後に、就活メールの署名に関する質問をご紹介します。
以下が質問の内容です。
- OB訪問はいつからするべき?
- OB訪問は何回するべき?
- OB・OGの探し方は?
1.OB訪問はいつからするべき?
A.11月~2月がベストです。
一般的にOB訪問のピークは3~5月と言われていますが、みんなが動いてから動くというのは遅いです。
また早いに越したことはありませんので、11月より前の時期でも積極的にOB訪問をしましょう。
2.就活においてOB訪問は何回すべき?
A.特に決まった回数はありません。
OB訪問は、就活生の企業への理解、志望度、志望業界によって変わるためです。
しかし自分の興味ある会社に対して3〜5回はした方がいいでしょう。
また総合商社などを狙う学生は、他の就活生がOB訪問をたくさんしているので、回数に悩んでいる就活生は多めにした方がいいです。
3.OB・OGの探し方は?
A.学校の卒業者名簿から連絡したり、知り合いから紹介してもらったりと様々な方法があります。
企業や目的に合わせて最も良い選択をしましょう。
OB訪問の探し方について詳しく知りたい方は「ツテがない学生でも探せる!OB訪問する相手の探し方8選」をチェック!
OB訪問相手の探し方は?ツテが無い学生でもOB訪問相手が探せる方法って?こういった疑問にお答えしていきます。「OB訪問をしたい」と思っても、探し方がわからないために行動に移すこ[…]
まとめ:就活生は絶対にOB訪問をしよう!
本記事では、就活においてOB訪問が重要な理由を徹底解説しました。
OB訪問をするメリットや活かす方法は理解していただけたでしょうか。
今回の重要な内容をまとめると以下のとおりです。
〈まとめ〉
- OB訪問ではネットには載っていない「リアルな情報」を聞ける
- OB訪問を活かすためには事前準備が必須
- OB訪問を始める時期は早い方が良い
OB訪問を通して、面接では聞けない「リアルな情報」を取得して、就職活動を有利に進めましょう!
OB訪問のメリットや活かし方がわからないときは、ぜひ本記事を見ていただけると幸いです!