- 世界青年の船の選考に合格するまでの流れってどんな感じ?
- 1次選考と2次選考で大切なポイントは?
- 注意するべきポイントは?
皆さんこんにちは!Z大学のソウタです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
世界青年の船が気になっていて、応募しようか迷っている人は選考の流れや選考の大切なポイント、注意点について知りたいですよね。
事前に選考の流れや大切なポイントを知っておくことで事前準備がしやすくなるのではないでしょうか。
私も試験を受ける前は選考のプロセスをネットで調べてもあまり出て来ず、OB・OGに聞くしか方法がありませんでした。。。
そこで本記事は、、、、
- 世界青年の船の1次選考
- 世界青年の船の2次選考
- 世界青年の船で注意すべき点
これらについて詳しく解説するので、少しでも世界青年の船が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください!
この記事を監修した人
ソウタ|南山大学2年|海外6年
学生団体副代表
内閣府 世界青年の船 32期 日本代表
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世界青年の船の1次選考について
世界青年の船(通称SWY)の日本代表となるためには、2つの選考を通過する必要があります。
1次選考ですが、都道府県によって少し選考の形態が異なります。
ある県では、書類のみ、ある県では書類&面接の両方が試験として課せられる都道府県もあるようです。
今回は、大多数を占める書類のみの形の1次選考ついて解説していこうと思います。
もし、現在お住まいの県で面接試験があった場合は気軽に私に連絡をいただければそれぞれの県の人とお繋ぎいたします!
私のTwitterにDMをください!→ソウタ
1次選考では1200字の志望理由書、参加申込書、健康診断書の提出が必要となります。
これはメールにて各都道府県の日本青年国際交流機構(通称:IYEO)に書類を提出することとなります。
<1次選考提出書類>
- 1200字の志望理由書
- 参加申込書
- 健康診断書
これらについて詳しく説明していきます!
1200字の志望理由書
1次選考の提出書類の中で志望理由書が最も大切と言っても過言ではありません。
この志望理由書には、なぜ自分が世界青年の船事業に参加したいのかを書くようにしてください。
志望理由書を書く際に抑えておきたいポイントを以下にまとめます。
<志望理由書の必須ポイント>
- なぜ世界青年の船でなければいけないのか
- なぜ今年参加しなければいけないのか
- 下船後どのように船の学びを生かしていきたいのか
この3点を意識して、志望理由書を書いてみてください!
この3点について解説していきます。
1.なぜ世界青年の船でなければいけないのか
志望理由書を書く際は必ずなぜこの世界青年の船でなければいけないのかを書くようにしてください!
「英語を使ってコミュニケーションを取りたいから参加したい」、「留学経験をしたいから参加したい」というような通常の留学でも得れることを書くのはNGです。
試験管からすると「語学留学をすればいいよね?」「留学経験をしたいのであれば、通常の留学に行ってください」となります。
必ず、「船でしかできないような経験をしたいから世界青年の船に参加したい」ということを伝えましょう!
私が志望理由書に書いたことを一部紹介します。
私は貧困に興味があることから異なる宗教、国籍、文化、人種の人の意見を聞きたい。
ということを中心の軸として書きました!
他の人が書いたものとしては
環境分野に興味があり、去年の航路がハワイ付近を通ると知り、ハワイ付近の太平洋ゴミベルトを自分の目で見てみたい
という理由を書いている人もいました。
2.なぜ今年参加しなければいけないのか
世界青年の船(通称:SWY)は約50年の歴史があり、毎年行われる事業になっています。
その中でもなぜ今年に世界青年の船に参加しなければならないのかを書くようにしましょう!
寄港地に紐付けたようなものや、参加年齢ギリギリという人はそのようなポイントを伝えると試験管からしても「この人は今年じゃなきゃ行けない理由がある」というように思っていただけるのではないかと思います。
私が参加した年の寄港地はハワイとメキシコでした。
日本人参加青年の中にはスペイン語を大学で専攻している人なども割合的に多かった印象があります。
3.下船後どのように船の学びをいかしていきたいのか
世界青年の船は政府の青年育成交流事業となっていますので、青年の育成を目的に毎年行われている事業となります。
この事業は国民の税金を使って行われているものなので、参加後にどのように社会に還元してくれるのかを政府は注目していると考えられます。
したがって、しっかりと下船後どうなりたいかということを提示することが必要となってきます。
私の場合は以下のように書きました。
下船後すぐにではなく、長期的にみて何かしらの方法で貧困問題を少しでも解決したいと考えています。
参加申込書
これは、バイトなどで出す履歴書のようなものになります。
自分がどんな人間で、どのような思いを持って応募したのかという軸を整えてかくことで自分にとっても試験官にとってもわかりやいものとなるのではないでしょうか。
毎年、内閣府が参加してほしい人物像というものが変わってきますので、必ず事業概要や応募要領などを確認しましょう。
自分が参加する1年前は英語が流暢な人が日本代表青年には多かったそうです!
ほとんど、履歴書と変わりませんが書くべき3つの項目を以下にまとめます。
<3つの項目>
- 志望動機
- 国際交流団体・青少年団体等における活動歴
- 資格について
これらについて詳しく解説していきます。
志望動機について
志望動機は200字程度で書くものとなっています。190〜210字程度で書くようにすると良いでしょう。
しっかりと志望動機の部分は埋めましょう。
<志望動機>
- 190字〜210字程度
- しっかりと埋める
志望理由書に書いたものを簡潔にまとめたものを私は記載しました。
国際交流団体・青少年団体等における活動歴
国際交流団体・青少年団体等における活動歴はどのよう国際交流活動をしているのかを記載してください。
その活動を通して何を目標、目的としているのかも記載するといいと思います。
また、これまで国際交流団体・青少年団体などの活動をしてこなかった場合は「これからどのような活動をしたいか」を書くようになっていますので安心してください。
具体例などを交えて書くと相手も理解しやすく、イメージしやすいものとなるので書いてみましょう。
<国際交流団体・青少年団体等の活動歴がある人>
- どのよう国際交流活動しているか
- 目的はなんなのか
<国際交流団体・青少年団体等の活動歴がない人>
- これからどのような活動をしたいか
- 具体例などを交えて書く
ここので加点などはないと思いますので、活動歴がない方も安心して正直に記載するようにしましょう!
資格について
資格の部分では書くことが3つあります。以下にまとめます。
<資格に書く3つの項目>
- 英語に関する資格及び経験
- 英語以外に関する資格及び経験
- 外国青年との交流に役立つと考えられる技能
英語に関する資格及び経験、英語以外に関する資格及び経験については現在持っている資格や語学などを生かした活動経験や、社会人であれば駐在経験などできるだけ多くのことを書くようにしましょう。
私の場合はインドとデンマークにそれぞれ3年ずつ住んでいたので、海外に住んでいたことも書きました。
外国青年との交流に役立つと考えられる技能に関しては、部活や習い事などについて書きましょう。
船内では、日本の文化を発表する機会や伝える機会が多くあるので和太鼓やソーラン節、琴などの楽器、歌舞伎など日本を代表するようなものをやっていると好印象となるでしょう。
2次選考について
2次試験は東京または大阪で受験することとなりますので、地方の人は東京もしくは大阪まで出る必要があります。
2次試験の内容を以下にまとめます。
<2次試験の内容>
- 日本語面接
- 英語面接
- グループ面接
- 一般教養試験
- 小論文
これらについて解説していきます。
日本語面接
この日本語面接で聞かれる内容としては基本的に1次試験の際に書いた志望理由書について2~3問程度質問をして答えるというような形式です。
日本語面接は基本的に試験管が2人、受験者が4~6人となります。
一緒に室内に入り日本語面接を行いますが、基本的には個人に向けた質問となります。
日本語面接についての流れを以下にまとめます。
<日本語面接の流れ>
- 一人一人、自己紹介
- 試験管からの質問への受け答え(1~2問)
このような流れになります。
私の年は大阪の会場が大阪市立大学、東京の会場が内閣府の建物になります。
英語面接
英語面接では、日本語面接と同様に自己紹介、志望理由簡単に説明、1、2問英語での受け答えとなります。
英語面接では、試験管が1人、受験者が4~6人となります。
英語面接の流れを以下にまとめます。
<英語面接の流れ>
- 自己紹介
- 志望理由の簡単な説明
- それに対する質問(1、2問)
とても高いレベルを求められるかと言われればそんなことはありません。
しかし、英語な苦手な人は練習しておくと良いと思います!
とは言っても、日本にいながら英語面接の対策をするのはなかなか難しいと思います。
しかし、「ELT英会話
ELT英会話は講師のレベルが非常に高く、高品質な英会話レッスンを提供しているので、英語力を伸ばすにはピッタリですね。
グループ面接
グループ面接ではお題を1つもしくは2つ試験管からいただき、それに対して指定の時間内に話し合うというような形式です。
グループ面接では、試験管2人、受験者4~6人で行われます。
基本的には就活の際のグループ面接と非常に似ているので試験室に入室する前に、タイムキーパーや司会などを事前に決めておくことが望ましいです。
私の時のお題は「船内で英語が話せなくて自信をなくし、部屋に引きこもってしまった人がいた場合そのようにするか」というようなものでした。
一般教養試験
一般教養試験では、日本の歴史についての問題や、その年の日本以外の参加国の文化や宗教についての問題が出題されます。
これは本当に範囲がとても広いので、それぞれの国の特産物や世界遺産などをインプットして試験に望むと良いと思います。
<一般教養試験の内容>
- 日本の歴史
- その年の日本以外の参加国の文化や宗教
- 参加国の特産物
- 参加国の世界遺産
- 時事問題
私が受けた試験では、アボカドの生産量が一番多い国や日本の昔の物語などを年代順に並び替える問題などが出題されました。
これを全問正解する必要はないと思いすので、基礎的な問題は確実に取れるようにしましょう!
小論文
小論文については書くテーマが毎年変わってきますがその年に注目されているテーマの場合が多いです。
去年は、「東京オリンピックの開催によって日本が受けるメリットを3つあげろ」というようなテーマでした。
一昨年は明治から150周年記念とのことだったので、それに関するテーマが出題されたようです。
これまで小論文を書いたことがない人は最低でも書き方を覚えてから望むようにしましょう。
注意点について
選考のプロセスの中で多くの人が不安に思う注意点がいくつか存在しますのでそれについて解説していきます。
注意点について以下にまとめます。
<注意点>
- 健康診断について
- 2次選考はスーツ
- 2次試験前に同じグループの人と仲良くなる
健康診断について
多くの方が不安に思う注意点の一つ目として健康診断の提出というものが上がってくると思います。
健康診断を提出してくださいと応募用紙に明記してありますが、どの程度の健康診断かが載っていないので大学生であれば学校の健康診断、社会人であれば会社で受けるような健康診断で十分です。
私もそれほどの健康診断がいるのかわからず内閣府の方に問い合わせましたが「基本的なものが載っていればいいですよ」と言われ具体的には提示されませんでした。
なので、手元にある簡易的なもので大丈夫だと思います。
2次試験はスーツを着用する
多くの人が不安に思う注意点に2つ目として、2次選考の服装についてのことなのではないかと思います。
2次試験の服装についてですが、特に服装に対しての記載はされていませんがスーツを着るようにしましょう!
試験管からすると、私服だと印象が悪くなってしまう場合がありますので要注意です!
なかには着物を来て試験を受けに来ている女性の方もいらっしゃいました!着物で試験を受けにくると印象として強く残るので良いのではないでしょうか?
2次試験前に同じグループの人と仲良くなる
一般教養試験、小論文以外は特定のグループの人と日本語面接、グループ面接、英語面接は受けることになりますので試験前に仲良くなっておきましょう!
仲良くしておくことで、特にグループ面接の際に良いチームワークが発揮できるかどうかが決まってきます。
会場に当日入ると同じグループの人が決まっていますので、試験が始まる前に少しアイスブレイクとして話しておくと良いでしょう。
私はチームの皆と仲良くなり、試験後一緒にお茶をしました。
まとめ
本記事では、世界青年の船の選考について解説しました。
ぜひ、この記事を参考にして選考に望んでみてはいかがでしょうか!
<まとめ>
- 1次選考について
- 2次選考について
- 試験での注意点について
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