- どうやって自己分析をやればいいか分からない
- みんな自己分析シートを作っていると聞いたけど、どうやって作っているの?
- 自己分析をするときに気を付けることは?
これから就活で自己分析を始める人は、「具体的にどんな方法でやればいいのか」「どの程度やればいいのか」と悩まれていると思います。
私自身、自己分析を3年生の春から始めて、2社の広告代理店の内定を獲得することができました。
今回はそんな私の経験談を踏まえて、自己分析シートの書き方について解説していきます!
本記事では、、、
- 【書き方を知る前に必見】自己分析の目的とは?
- 【体験談】自己分析シートの書き方6ステップ
- 【注意】自己分析シートを書くときに気をつけるべき罠3つ
- 自己分析をするのにおすすめな4つのやり方
これらについて経験談を交えて解説するので、これから自己分析を始める人はぜひ最後までご覧ください。
この記事を監修した人
かずき
これまで、OB訪問(社会人訪問)を10回以上経験。2社の広告代理店の内定を獲得
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【シートの書き方を知る前に必見】自己分析の目的とは?
「自己分析は大事」とよく聞くけれど、そもそも、なぜ自己分析が重要なのか分からない人も多くいると思います。
結論、自己分析の目的は、自身の価値観、強み、弱みを知り、面接や就活の軸に活かすためです。
選考において、採用担当者は「中長期的に活躍し、会社に対して利益貢献してくれる人材かどうか」という視点で就活生を見ています。
そのため、採用担当者に自分の将来性を説得力のある形で伝える点が重要となり、自分の将来を把握するためには、自分のことを知る自己分析をする必要があります。
また、就活の軸を決めるときも、自身の原体験から決めないと、あやふやな軸となり、結果として後悔してしまう就活になります。
そして、自身の原体験を把握するためにも、自己分析はとても大切になってきます。
面接や、就活の軸に活かすためにも、自己分析をするようにしましょう!
就活の軸を見つけるための自己分析シートの書き方6ステップ
ここまで、自己分析の方法について解説していきました。
とはいえ、「具体的にはどうやってやればいいの?」と思われる方も多いと思います。
そこで、ここからは自己分析シートの書き方6ステップを解説してきます!
紹介する書き方を知れば、最終的に就活の軸を見つけることができるのでぜひご覧ください!
<就活の軸を見つけるための自己分析シートの書き方6ステップ>
- 自分の感情が動いた体験を書きだす
- 過去の全ての体験に対して「なぜ」を5回問う
- 過去の経験から共通項を見つける
- 共通項から自分のありたい姿を一言でまとめる
- ありたい姿に対して今の自分の足りない能力洗いだす
- どういう仕事内容や環境で足りない能力を身につけられるかを考える
これらについて、順番に解説していきます。
ステップ1 自分の感情が動いた体験を書き出す
まずは、自己分析シートに自分の感情が動いた体験を書きだしてみましょう!
小学校時代・中学校時代・高校時代・大学時代というように、時系列ごとに分解して考えると、体験を書きだしやすくなります。
また、私の場合はポジティブな出来事、ネガティブな出来事の2つに分けてみました。これをすることで、後々過去の経験から共通項を見つけやすくなります。
以下の表のようなイメージです。
小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | |
---|---|---|---|---|
+ | ・ソフトボールを始める ・初の野球観戦 |
・自由研究で金賞 ・字が上手いと褒められる |
・税の作文で入賞 ・読書感想文で入賞 |
・自分の作成した広告でお客さんが増えた ・本音で話せる仲間が見つかった |
− | ・ソフトボールの試合でエラー | ・学校の成績が上がらない | ・受験に失敗 | ・有志団体の解散 ・武者修行でビジネスプランが不採用 |
もし、なかなか思いつかない場合は、以下のように自分に問いかけてみるとよいです。
- 一番楽しかった経験は?
- 一番嬉しかった経験は?
- 一番感動した経験は?
- 一番影響を受けた人は?
- 一番悲しかった出来事は?
- 一番怒った出来事は?
- 一番の挫折経験は?
- 一番悔しかった出来事は?
深掘りするための質問は、「メモの魔力」の一問一答を参考にするとよいです!
まずは、自分の過去の経験を書きだしてみるところから始めましょう!
ステップ2 過去の体験に全ての体験に対して「なぜ」を5回問う
シートに過去の経験を書きだしたら、経験全てにに対して「なぜ」を5回問うようにしましょう!
過去の出来事を深掘りしていくことで、自分の大切にしている価値観や欲求を理解するきっかけになります。
例えば、ステップ1で挙げた例のように、中学時代に嬉しかったことの1つに「友達に字が上手いと褒められた」という出来事があったとします。
この「友達に字が上手いと褒められて嬉しかった」という感情に対して「なぜそれが嬉しいと思えたのだろう」と自問自答してみます。
上の図のように、「なぜ」と何度も深掘ることで、本質的な欲求や大切にしている価値観にたどくことが可能となります!
今回の場合だと、「承認欲求が満たされる」ことがモチベーションアップに繋がると分かりました。
また、「なぜ?」とタテに深掘りをするだけでなく、「他には?」とヨコにも深掘りをしてみましょう!
自分の価値観を発見するためにも、自己分析シートに過去の体験に対して、最低5回は自問自答していきましょう!
ステップ3:過去の経験から共通項を見つける
自己分析シートへ過去の経験の深掘りが終わったら、過去の経験から共通項を見つけてみましょう!
ステップ2で過去の経験を深掘りすると、全然異なる経験でも一つの共通項が見つかってきます。
小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | |
---|---|---|---|---|
+ | ・ソフトボールを始める ・初の野球観戦 |
・自由研究で金賞 ・字が上手いと褒められる |
・税の作文で入賞 ・読書感想文で入賞 |
・自分の作成した広告でお客さんが増えた ・本音で話せる仲間が見つかった |
− | ・ソフトボールの試合でエラー | ・学校の成績が上がらない | ・受験に失敗 | ・有志団体の解散 ・武者修行でビジネスプランが不採用 |
私の場合は、上記の経験を深掘りした結果、他者から評価されたり、自己成長の実感があったりするとモチベーションが上がると分かりました。
例えば、字が上手いと友達から褒められたり、税の作文で入賞したりと、他者から認めらえるとモチベーションが上がりやすいです。
一方で、ソフトボールの試合でエラーをしてしまったり、イベント参加者が0人になってしまったり、他者からの評価が低いとモチベーションが著しく下がりやすいです。
なかなか、自分では共通点が見つからない場合があります。友達と深掘りを行う中で、自分が気づかない共通点を見つけてくれることがあります!
このように、過去の経験から共通項を見つけてみると、自分の行動特性が見てきたり、自分のありたい姿を考えやすくなったりするのでおすすめです!
ステップ4:共通項から自分のありたい姿を一言でまとめる
今までは、過去の経験を自己分析してきました!
ここでは、過去の体験をもとに自分のありたい姿を一言でまとめてみましょう!
私の場合は、自分のありたい姿として「期待以上の成果を出して、相手を喜ばせられる人になりたい」としました。
上記の図のように、過去の体験から、人の期待を超えた瞬間に爽快感や達成感を感じるからです。
このように、過去の体験から共通点を見つけて、自己分析シートに自分のありたい姿を考えてみましょう!
ステップ5:ありたい姿に対して今の自分の足りない能力洗いだす
ありたい姿に対して今の自分の足りない部分を洗い出しましょう!
ありたい姿ということは、現状自分はその姿になっていないと言うことです。
ありたい姿を達成するために、現状の自分に何が足りないかを考えることで、自分の行動する軸が決まってきます。
自分の場合は、「期待以上の成果を出して、相手を喜ばせられる人になりたい」というありたい姿に対して、相手の心に響くプレゼン力、営業スキルが不足していると考えました。
ただし、自分のやりたいことやありたい姿を考えた時に、その内容が自分が持っている能力や資質とかけ離れている場合、実現の難易度が高くなり、紙に描いた餅で終わってしまうと思われる場合があります。
実現できないともったいないので、客観的に自身の能力や資質を自己分析で掘り下げ、ステップ4で取り上げたありたい姿の考え方をもとに、小さな目標を積み上げながら考えることが必要です。
将来とのギャップを見つけるためにも、ありたい姿に対して今の自分とのギャップを書きだしましょう!
ステップ6:どういう仕事内容や環境で足りない能力を身につけられるかを考える
最後に、自己分析シートにどういう仕事内容や環境で足りない能力を身につけられるか考えてみましょう!
ステップ5で自分の足りない能力を考えたと思いますが、足りない能力一つ一つをどのような環境や仕事内容で身につくか考える事を指します。
そして、答えとなる環境や仕事内容などが出てくると思いますが、それが就活の軸となります。
具体的には、ステップ5では、ありたい姿と現状とのギャップを考え、相手の心に響くプレゼン力、営業スキルが不足していると考えました。
それを元に、まず営業スキルという面で、営業職、相手の心に響くプレゼン力という面は商品ではなく自分の能力が試されるBtoCの無形商材を志望するという軸が見つかりました。
「自分の目指す像を達成できそうな環境はどこだろう?」という観点で、業界分析や企業分析を進めていくと納得感のある状態で就職活動を終えることができます!
就活の軸を見つけるためにも、最終的にどういう仕事内容や環境で足りない能力を身につけられるかを考えていきましょう!
【注意】自己分析シートを書くときに気をつけるべき罠3つ
ここまでで、自己分析シートの書き方を解説しました!
とはいえ、「どんな点に注意したらいいのだろう?」「効率的に自己分析を進めていきたい」と悩まれる方もいるかと思います。
そこで、自己分析シートを書くときに気をつけるべき罠3つを紹介します!
多くの就活生が陥る罠を理解し、コスパの良い自己分析をしていきましょう!
以下が、自己分析シートを書くときに気をつけるべき罠3選です。
<自己分析シートを書くときに気を付けるべき罠3選>
- 自己分析シートを書いて満足をしてしまう
- ネガティブ思考になる
- 自分よがりになる
では、順番に解説していきます!
1.自己分析シートを書いて満足してしまう
1つ目の罠は、自己分析をして満足をしてしまうことです!
自己分析シートを記入するのが重要なのは間違いないです。
しかし、残念ながら自己分析シートを書いただけでは内定に直結はしません。
ただ、自己分析シートを記入だけをするなら、よっぽど面接練習をした方が圧倒的に内定率に直結します。
つまり、自己分析シートで書いた内容を、分かりやすく採用担当者にプレゼンテーションできるようにならないと意味がないということです。
私の知り合いでも、自己分析シートを書いただけをして満足している子は結構いました。。。
自己分析シートを書くときは、出来るだけ自己分析シートを記入するだけで満足しないようにしましょう!
2.ネガティブ思考になる
ネガティブ思考になることも自己分析シートを書くときには注意です。
自己分析をしていくと、自分の見たくない過去と向き合うことになるため、「自分なんて…」とネガティブな気持ちになってしまう人がいます。
しかし、就職活動において、ネガティブな感情でいても、自分が傷つくだけなので、メリットは1つもありません。
ネガティブな感情になったら、友達や先輩に相談してみたり、自分の好きなことを満喫したりして、気分転換するのをおすすめします!
自己分析シートを書くときには、ネガティブ思考になりすぎないようにしましょう!
3.自分だけの意見に固執しない
最後の罠は、自分だけの意見に固執しないことです!
1人で自己分析シートを記入していると、自分の中で深掘りができていると思って、意見に固執していても、他者から見ると論理性に欠けている場合があります。
例えば、子どもの頃から食べるのが好きだから食品メーカーの仕事を検討するとします。
しかしながら、単に「貴社の製品が好きだから…」とだけ面接で伝えても、他者から見ると「それだけで論理性はかける」と感じられ、選考を通過するには難しいです。
また、自分だけの意見に固執するよりも、他人の意見を聞いていた方が、いろいろな角度から選択肢を考えることになるので、「もっと考えればよかった・・・」などの後悔する可能性は低いです。
このように、1人で自己分析シートを記入をすると客観性や論理性にやや欠ける場合があるので注意しましょう!
自己分析シートを書く以外に自己分析をするおすすめな4つのやり方
これまで、自己分析の書き方について解説していきました。
とはいえ、「自己分析シートを書く以外の方法を知りたい」と思われる方も多いと思います。
結論、友達や先輩と深掘りし合う方法がおすすめです。
友達や先輩なので気軽に相談しやすいかつ、他者からの視点の意見が入るので、自分よがりの自己分析をすることが防げるためです。
まとめると、以下が自己分析シートを書く以外に自己分析を行うおすすめな方法4選です。
<自己分析を行うのにおすすめな方法4選>
- 就活エージェントに相談する
- モチベーショングラフを書く
- 友達や先輩と深掘りし合う
- 本を参考にしながら書く
私も友達や先輩と深掘りし合う方法はよく実践しました!
また、手軽に行える、人生をモチベーションのグラフで書くのもおすすめです。
自己分析はシートを書く以外にも様々な方法で行うことができるので、自分に合う自己分析方法を探してみてください!
また、就活エージェントに相談するならキャリアチケット(リンク挿入)がおすすめです。
キャリアチケットでは、面接の合格率が1.2倍になるプログラムを提供しているので、無料で相談しつつ、内定率が上がる自己分析を行う事ができます。
就活生は無料なので、ぜひ活用してみてください。
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まとめ:自己分析シートは早めに取り組もう
今回は、今からすぐできる自己分析シートの書き方を解説していきました。
自己分析シートの書き方はばっちり知っていただけたかと思います。
そして、自己分析シートは本気でやったら何時間もかかる作業なので、早めに取り組む事をおすすめします。
ぜひこの記事を参考にして、自己分析シートを書いてみてください!
<まとめ>
- 自己分析で、企業選びの軸が見つかる
- 自己分析の書き方は、全部で7ステップある
- 他には、適性診断を受ける、人生グラフを書く、自己分析シートを書く、友達や先輩に深掘りしてもらうのがおすすめ!
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