- グループディスカッションでタイムキーパーって何をすればいいの?
- タイムキーパーで人事に評価される方法を知りたい
- グループディスカッションを通過したい
就活におけるグループディスカッションで「司会は難しいけどタイムキーパーならできそう!」「タイムキーパーって実際どんな立ち回り方をしたらいいのだろう?」と感じる方は多いと思います。
しかし、タイムキーパーの役割を明確に知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、グループディスカッションでのタイムキーパーの役割、評価されるためのポイント、注意点について解説していきます!
僕自身、就活時に本選考や就活イベントでグループディスカッションを20回以上参加しており、タイムキーパーの経験もあります!
- グループディスカッションにおけるタイムキーパーの役割とは
- グループディスカッションでタイムキーパーとして評価されるためには
- グループディスカッションでタイムキーパーをするときの注意点
初めてグループディスカッションに参加する方、タイムキーパーをやってみたい方はぜひ最後までご覧ください!
また、グループディスカッションの全体的な役割については【就活生必見!】グループディスカッションの役割を徹底解説!で解説していますのでよければご覧ください。
この記事を監修した人
としき
中央大学4年 IT企業内定者
海外ボランティアを2度経験し、国際交流イベントを企画開催。
旅人エンジニア留学を経て、文系未経験からエンジニアとして内定。現在は長期インターンをしながら、動画編集やWeb制作を行っている。
- Amazon Prime Student:今なら6ヶ月無料で使える学生向けの格安サービス!映画・音楽・読書・お急ぎ便が月額たったの250円
- 楽天カード
:年会費永年無料!学生でも作れるおすすめクレジットカード。今なら楽天カード新規入会&利用で5000ポイントプレゼント! U-NEXT:200,000本以上の映画が⾒放題で断トツのNo.1!最新レンタル作品も充実。まずは31日間無料トライアル!
グループディスカッションにおけるタイムキーパーの役割とは
「司会は難しそうだけど、タイムキーパーはやってみたい。」「タイムキーパーって実際、何をしたらいいんだ?」と思う人は多いのではないでしょうか?
タイムキーパーの役割を一言で言うとメンバーに時間を意識させ、時間内に議論がまとまるように時間管理を行うことです。
タイムキーパーの大きな特徴は、主に時間配分を考え、時間を測りながら、時間の経過をメンバーに伝え、スムーズに議論を進めるための管理を行うことです。
まとめると以下がタイムキーパーの役割です。
- 時間配分と計画をする
- 経過時間と残っているタスクのアナウンスをする
- 時間配分の途中修正をする
僕も、時間配分は意識をしていました。
全体の時間を測ることはもちろん、制限時間内に議論をまとめられるように時間配分を立てることが重要であり、これができていないとタイムキーパーとしての役割を果たしたことにはならないのです。
正直、時間配分を考えたり、時間配分を修正することはなかなか難しいです。タイムキーパーは実は難しい役割であることを覚えておきましょう。
ですがコツややり方さえ理解さえしてしまえば、他の学生と差をつけることができ、アピールに繋がります!
グループディスカッションでのタイムキーパーの立ち回り方
タイムキーパーの役割をわかっていただけたと思うのですが、じゃあ実際にどう立ち回ったらいいのかが気になるかと思います。
グループディスカッション中のタイムキーパーの振る舞い方を知ることで自分の役割を十分に果たすことができるので知っておきましょう!
具体的には、以下の3点がグループディスカッションでのタイムキーパーの立ち回り方になります。
<グループディスカッションでのタイムキーパーの3つの立ち回り方>
- 時間配分を決める
- 経過時間と残っているタスクをアナウンスする
- 時間配分をミスしていたら途中で修正する
時間配分を決める
まず重要となるのは、グループディスカッション冒頭での時間配分決めです。司会が率先して時間配分を決めることが多いですが、アピールのためにもタイムキーパーが積極的に行いましょう。
タイムキーパーは時間を測るだけというイメージが大きいですが、積極的に時間配分を決めることでリーダーシップをアピールすることができます。
制限時間が30分の場合「まず最初に時間配分を決めるのはどうでしょうか?、最初の5分でテーマの深掘りや課題の確認をして、その後アイディア出しを15分、まとめる時間を5分、発表準備を5分ほどとるのはどうですか?」と発言していました。
司会が時間配分を決める前に「まず最初に時間配分を決めるのはどうでしょうか?」と発言してみてください!少し勇気がいりますが、最初に発言することで緊張もほぐれますし、アピールすることもできます!
経過時間と残っているタスクをアナウンスする
議論が始まったら時計をみながら経過時間と残っているタスクをメンバーに教えてあげましょう!
時間をメンバーに伝えて、スムーズに議論を進めることがタイムキーパーの最も重要な役割になります。残っているタスクも一緒に伝えることで全体像を考えながら議論を進めることができます。
僕は「はい、今15分経過しました。そろそろアイディアをまとめていきませんか?後、〇〇と△△のアイディアを絞っていく必要があると思います。」などと発言していました。
グループディスカッションを円滑にするためにも、経過時間と残っているタスクをメンバーに伝えて、できるだけ時間配分通りに議論を進めましょう。タイムキーパーの役割で最も重要です!
時間配分をミスしていたら途中で修正する
しかし、時間配分通りに議論が進むことはめったにありません。時間が足りない場合がほとんどです。そこでタイムキーパーは時間配分の修正をしなくてはなりません。
仮に時間が足りないと、議論がうまくまとまらず、発表準備も円滑にできないので、グループ全体の評価が下がってしまいます。
グループ全体の評価を下げてしまったら元も子もないので、時間配分のミスは修正する必要があります。
具体的には僕は以下のように修正をしていました。
■時間が足りない場合
「時間が足りないので、このテーマにおいて最も重要となる〇〇と△△だけ話しあってまとめるのはどうですか?」と発言していました。テーマに対して、重要となる提案や解決策、それらの根拠を最低限、まとめて発表できるようにしていました。
■時間が余っている場合
「時間が余ってしまったので、や議論の振り返りをして、間違いがないか確認するのはどうですか?」と発言していました。テーマを間違えて解釈していないか、提案や解決策の根拠は事実に基づいているか等を確認していました。それらが終わり次第、発表練習をしていました。
グループディスカッションが予定通りに進むことは少ないです。ですが、これこそタイムキーパーの腕の見せ所になります!落ち着いて時間配分を修正し、議論をまとめていきましょう!
グループディスカッションでタイムキーパーとして評価されるためには
ここまでで「あれ、タイムキーパーって思ったより大変そうじゃない?」「タイムキーパーって評価されるのかな?」と思った人も多いと思います。
そこでここからタイムキーパーとして評価されるための行動をご紹介していきます!
以下の2点を踏まえて、グループディスカッションを突破しよう!!
具体的には、以下の2点がグループディスカッションでタイムキーパーとして評価される行動になります。
<グループディスカッションでタイムキーパーとして評価される2つの行動>
- 役割なしの人以上に発言する
- 全員が納得する時間配分をする
役割なしの人以上に発言する
タイムキーパーは時間を常に気にしないといけないので議論に参加しにくいですが、だからこそ他の役割なしの人より発言すると、評価されやすくなります。
企業の人事が見る観点として、学生の能力以前にグループディスカッションに取り組む姿勢や態度もみているため、積極的に発言している学生が評価されます。
タイムキーパーの場合、時計もみないといけないので、時間をしっかり確認してから発言していました。また、グループディスカッションの冒頭に発言した勢いで司会と一緒に議論を進めるようにしていました。
タイムキーパーとして時間の管理を行い、さらに他の人より発言することで高い評価を得ることできます。難しいとは思いますが、議論に積極的に参加して人事にアピールしましょう!
全員が納得する時間配分をする
グループディスカッションでタイムキーパーをやる場合、全員が納得する時間配分をすることで高評価を受けやすいです!
グループディスカッションで評価される上位能力の中に「チームワーク、協調性」があります。そのため、自分だけで時間配分を決めてしまうのではなく、メンバー全員の同意を得てから議論を進めることで評価されやすくなります。
時間配分をする際には「〜しませんか?」「〜はどうでしょうか?」と発言していました。
つまり、自分の意見を通しすぎるのではなく、他のメンバーの意見を柔軟にとり入れるようにしました。
全員が納得して議論を進められるように時間配分を決めることで評価につなげることができます。全体のバランスや残り時間とのバランスなども考えながら、協調性をアピールしましょう!
また、タイムキーパーで高評価得るためには、上述の行動を実践する必要があります。
そして、実践の場としては、練習できるかつ選考免除を得られるグループディスカッションのイベントに参加する事が重要です。
MeetsCompany
就活生ならぜひ参加をしましょう!
グループディスカッションでタイムキーパーをするときの注意点
ここまでで、タイムキーパーの役割や評価されるための行動がわかっていただけたと思います。ただ、自信を持ってタイムキーパーをするために不安要素は取り除きたいですよね。
最後に、グループディスカッションでタイムキーパーをするときの注意点をご紹介して、不安要素を完璧に取り除きましょう!
<グループディスカッションでタイムキーパーをするときの注意点2つ>
- ただ時間を管理するだけではNG
- タイムキーパーだからといって評価されるわけではない
順に解説していきます。
ただ時間を管理するだけではNG
これまでも解説してきましたが、タイムキーパーの役割は時間を管理するだけではありません。残り時間に対して議論がどのくらい進んでいるのかを考えて発言しなければいけません。
タイムキーパーの役割は時間を測るだけだと思っている人が多いです。しかし、どの役割でも、基本的な役割を続けるだけでは評価されないように、タイムキーパーにおいても、ただ時間を測っているだけでは評価はされないので気をつけてください。
時間を管理する以外にグループディスカッションの冒頭で時間配分を決めること、司会と一緒になって議論を進めること、時間配分の修正を行うことを主にやるようにしていました。
タイムキーパーの役割は時間を管理するだけではありません。時間を管理するという役割をうまく利用して、議論を進めたり、積極的に発言したりしましょう!
タイムキーパーだからといって評価されるわけではない
グループディスカッションにおいて、何らかの役割についていれば評価されると考えている人は少なくないと思います。ですが、実際は役割についていても評価の対象にはなりません。
その役割でどんな取り組みをするのかを人事は見ているからです。
僕の場合は、タイムキーパーという役割にこだわり過ぎず、議論が円滑に進むようにどうしたらいいのか、メンバーの中で足りない要素を補うためにがどうしたらいいのかを考えて取り組むようにしていました。
タイムキーパーという役割についたから評価されるのではなく、その役割を全うすること、議論の進展に貢献することで評価が決まります。タイムキーパーの役割を全うして人事にアピールしてみましょう!
まとめ:タイムキーパーは時間をただ測るだけでは評価をされない
本記事では、グループディスカッションでのタイムキーパーについて解説しました!
タイムキーパーの役割、立ち回り方、評価される行動などタイムキーパーをこなす上での疑問は解決したと思います。
タイムキーパーは時間を測るだけでは評価されにくいですが、時間配分の修正を行ったり、時間の管理に基づいて議論を進めることで他の人よりアピールできます!
<まとめ>
- メンバーに時間を意識させ、時間内に議論がまとまるように時間管理を行うこと
- 主にやることは時間配分を決め、経過時間と残っているタスクをアナウンスし時間配分を修正すること
- 全体をバランスを考えながら、積極的に発言したり、議論を進めることで評価されやすくなる
▼【合わせて読みたい!】編集部のおすすめ記事!
▶︎【完全版】通過率が急上昇するグループディスカッション対策!