- 交換留学の面接がどんな形態で行われるか知りたい
- 交換留学の学内選考で何が聞かれるか知りたい
- 交換留学の面接で事前に準備できることを知りたい

皆さんこんにちは!Z大学のかおるです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
このように交換留学を使って留学に行きたいけれど、「学内選考の面接が心配・・・」「どんな準備をすればいいのかな・・・」と不安な人も多いと思います。
そこで本記事では、実際に大学の交換留学の制度を利用して留学した人の体験談を交えて、交換留学の面接についてお伝えしてきます!

私も事前の準備をしっかりすることで第一志望だったチェコのカレル大学法学部に留学することができました。
- 交換留学の面接の形態が分かる
- 交換留学の面接の質問内容が分かる
- 面接の事前準備で何をすべきか分かる
これらについて体験談を交えて解説するので、希望の留学先に絶対に行きたい人はぜひ最後までご覧ください。

この記事を監修した人
かおる
英語×習慣化を目指す
幼いころから憧れていたチェコ共和国に交換留学
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交換留学の面接の基本知識 【知らないと損!】

「面接」と聞くと構えてしまいますが、具体的にどんな目的で、どんな形式で行われるか知らないと不安ですよね。
しかし面接の目的や基礎知識がないままだと、丸腰で面接に挑んでいるようなものです。
まさに「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですね。
まずは相手を知るところからということで、基礎知識を押さえて準備に取り掛かりましょう!
本記事では以下の4つの項目を交換留学の基礎知識として挙げました。
<交換留学の基礎知識>
- 面接の目的
- 使用言語
- 所要時間
- 服装
では順に見ていきましょう!
面接の目的
そもそもなぜ交換留学の選考の過程で面接があるのでしょうか。
それは、交換留学生として派遣する大学の代表者にふさわしい人を選ぶためです。
交換留学というのは、大学間の信頼関係で成り立っています。
大学側としてもみなさんを交換留学生として派遣しても大丈夫か、派遣したい学生かを見極める必要があるのです。

特に枠に対して留学を希望する学生が多い場合は面接で誰を派遣すべきかを大学側が決めるのでかなり面接は重要です。
面接が必要な最大の理由は、在籍大学がみなさんを大学の代表者として派遣したいかを判断するためということが分かったと思います。
このことを念頭に置くと、準備をしっかりしないと選考に通りそうにないということが分かりますね。
必ず覚えておきましょう。
使用言語
交換留学の学内選考は日本語か英語で行われます。
場合によっては日英どちらも使われることがあります。
英語で面接が行われる場合は、英語の最低限の運用能力があるかが見られています。
いくら志が高くても、英語でコミュニケーションが全く取れないと、有意義な学生生活を送ることができるとは思えないですからね。

日本語では志望理由や現地で学びたいこと、英語では留学先で困ったらどのように対応するかなど、異国での対応力を問われるケースが多いです。
学内選考の時点で英語力が問われるということが分かりましたね。
選考に通過するためにも留学してから英語力を伸ばそうと思うのではなく、日本にいるときから英語力は磨いておきましょう。
所要時間
所要時間は10分から20分です。
通常、たくさんの希望者がいるので一人当たりの時間はそんなに長くありません。
また、面接は事前に提出している志望動機や留学計画書などをもとに進められるので、大学側はみなさんが何を勉強したいかは把握している状態です。

私が面接を受けた時は対面で15分ほどでした。
また現在、新型コロナウイルス感染症対策のためにオンラインで行われているところも多く、その点でも前後の所要時間は短くなっていますね。
面接の時間は10分から20分。
意外と短いと感じた人もいると思います。
その分、伝え忘れのないようにしっかりと準備をしていきましょう!
服装
意外とみなさんが気になるのは面接の際の服装ではないでしょうか。
結論から言うと、清潔感のある私服で問題ありません。
就職の面接ではないため、学生としてふさわしい、まじめな印象であれば、スーツでなくて大丈夫です。
あまりにマイナスな印象でなければ、服装が結果に影響を及ぼすこともありません。

私の同級生も、性別問わず清潔感のある華美過ぎない服装で面接に臨んでいました。
服装はあまり気にしなくてよいということが分かったと思います。
緊張しすぎずリラックスして面接に臨んでくださいね。
交換留学の面接で聞かれる質問7選 【英語例文付き!】

交換留学の面接の基礎知識が入ったところで、実際に面接でどんなことが聞かれるか気になりますよね。
また英語で聞かれた場合、頭が真っ白になって何を聞かれているか分からなくなりそうで不安だという人もいると思います。
そこで本記事では面接で聞かれやすい質問を英語の例文付きでご紹介していきます。
先ほどお伝えしたように交換留学の学内選考は大学の代表者を選んでいるので、内容を知らずに面接に臨むと、落とされる可能性も大いにあります。
十分な英語力もあるということをアピールするためにも聞かれる質問は把握しておきましょう。
本記事では実際に交換留学の学内選考で聞かれやすい質問7選をまとめました。
<交換留学の学内選考で聞かれやすい質問7選>
- 志望動機
- 留学計画
- 留学後の展望
- 交換留学を選んだ理由
- 志望留学先を選んだ理由
- 海外経験・現地での生活について
- 事前準備について
ぜひ参考にしてください。
では順に見ていきましょう!
1.志望動機
交換留学の学内選考で必ず聞かれるのが「なぜ交換留学に行きたいのか」という志望動機です。
大学側は目的意識、動機が明確な人を派遣したいと思っています。
動機が明確でないと環境の違う場所で学生として生活できるか不安に思ってしまうからですね。

Why do you want to study abroad?
聞き方はいたってシンプルです。
シンプルに答えましょう。
面接では、志望動機が最も大事だということが分かったと思います。
そのあとに続く質問でも一貫性をもって答えられているか見られているので、きちんと準備しておきましょう。
「交換留学の志望動機の見つけ方・志望動機書の書き方公開【落とし穴も?】」では、交換留学の志望理由の見つけ方について詳しく解説してるので、ぜひ合わせてご覧ください!
2.留学計画
次によく聞かれるのは留学中の学習計画についてです。
交換留学はあくまで勉強が目的なので、大学側としては学習計画がしっかりしている候補者を派遣したいと思っています。

Do you have any plans while studying abroad?
Tell us about your plan in ~~.
落ち着いて質問を聞き取りましょう。
留学計画を面接で話す必要があるということが分かりましたね。
前年のシラバスなどを参考に履修計画など現地での学習計画を練っておきましょう。
3.留学後の展望
次によく質問されるのが、「将来、留学で学んだことを活かして何をしたいか」ということです。
留学に行って勉強して単位を取って終わり!ではもったいないですよね。
大学も将来社会に還元してくれるような学生を留学生として選びたいと思っています。

What do you want to be/do after coming back to Japan?
難しく答える必要はありません。
日本語で考えたことを元に英語で答えましょう。
留学後の展望を話せることが面接で大事だということがお分かりいただけたでしょうか。
将来なりたい像から逆算して考えてみましょう。
4.交換留学を選んだ理由
「なぜ交換留学なのか」。これも準備をしておいた方がいい質問です。
海外に行く手段は交換留学以外にも、海外旅行、語学留学、正規留学、海外インターンシップなど様々なものがあります。
留学に行きたい理由によっては交換留学がベストではないと判断される可能性もあります。

Why do you choose an exchange program?
などと聞かれます。
なぜ交換留学で留学したいのかという質問にも準備をしておくべきということが分かりましたね。
大学間の制度である交換留学という形態を選択する以上は、なぜ交換留学でないといけないのかをしっかり考えておきましょう!
5.志望留学先を選んだ理由
次に準備すべきは「なぜその国や大学を選んだのか」ということです。
志望動機とリンクしますがより具体的な理由が求められます。
通常、大学は複数の交換留学先を持っており、なぜ交換留学に行きたいかだけでなく、なぜその国にいきたいのかを明確にしておく必要があります。
また国によっては1つの国に複数の協定校があり、その国を選んだ理由だけでは留学先を選ぶ理由に足りないことがあります。
その場合はその都市、大学の環境などを例になぜその大学なのかを伝えられるように準備しておきましょう。

Tell us the reason why you want to study at/in ~~.
I have three reasons.
First,
Second,
Third,
などと答えましょう。
交換留学に行きたい理由だけでなく、なぜその国、その大学に留学したいのかが大切だということが分かったのではないでしょうか。
ぜひ大学のシラバスを見比べてより自分も相手も納得させられる理由を見つけましょう。
6.海外経験・現地での生活について
今までの海外経験もよく聞かれる項目の1つです。
海外では日本とは勝手が違うことが日常茶飯事です。そのような環境でどのように過ごしてきたのか、また過ごす心の準備ができているかが見られています。

Do you have any experiences in foreign countries?
What would you do if you are in trouble?
などが考えられる質問です。
学術面とは少し離れますが、留学での生活面にフォーカスした質問もされるということが分かったと思います。
具体的に困ったことが起こったときにどう対応するのか自分なりに考えておきましょう。
7.事前準備について
交換留学に向けてどのような準備をしてきたのかもよく聞かれます。
事前準備をしっかりしている人は留学先でも有意義な学生生活を送ることができるのは容易に想像できますよね。
大学側も留学に行ってからのことだけでなく今までどんな準備をしてきたか知りたいはずです。

What have you been doing to prepare for studying abroad?
などで聞かれやすいですね。
留学をより有意義なものにするために具体的にどんなことをしているか伝えられることも大事だということが分かりましたね。
語学面、英語での授業、留学生との交流など国内でもできる準備はたくさんあります。
できることを見つけて十分に準備をして話せるようにしておきましょう。
交換留学の面接に必要な事前準備3選

これまで具体的に面接で聞かれることをお伝えしてきましたが、それらの質問に対する答えを用意する以外に何か事前に準備することはあるのでしょうか。
答えは「イエス!」です。
事前準備は面接そのもののクオリティーも左右するので、しっかり行っていきましょう!
本記事では選考突破のために必要なことを以下のようにまとめました。
<選考突破のために必要なこと>
- 情報戦を制する(友達、先輩、報告書)
- 原稿を書いて練習(特に英語)
- 友達、先輩と練習
では順に見ていきましょう!
情報戦(友達、先輩、報告書)
交換留学の選考突破するためには、まずは情報戦を制しましょう。
情報があるのとないのでは面接の準備の質に雲泥の差が生まれ、結果に差が出ます。
特に人数の枠が少ない場合は如実に結果に響きます。

学内選考を終わらせた友達、実際に自分の志望校に留学した先輩に面接の形態や聞かれたことなどを聞きましょう。
周りにそのような人がいない場合でも交換留学については必ず大学のホームページに過去の先輩の報告書が載っています。
情報の有無で結果が変わりうるということをお伝え出来たと思います。
友達、先輩、報告書を駆使して情報戦を制しましょう。
原稿作って練習(特に英語)
学内選考を通過するためには面接の練習が必要です。特に母国語が英語でない場合は英語での練習は不可欠です。
事前に聞かれやすい質問の答えを、日英で紙に書いて練習しましょう。
言語を問わず、面接では思った以上にうまく話せないものです。日本語で話せないものを英語で話すとなると、なおさら不安ですよね。

私も周りの人に内容を何回も確認してもらっていました。
面接で言いたかったことが伝わらないなど悔しい思いをしないためにも面接の受け答えを原稿を作って練習しましょう。
友達、先輩と練習
原稿が書けたら次にすべきことは他の人と面接練習をすることです。友達や先輩、場合によっては先生と面接で話す練習を重ねましょう。
一人で声に出して受け答えの練習をするのと、誰かとするのは緊張感が全く違います。
一人で練習していたときに気づかなかったことや客観的に見て気づく点がたくさんあるはずです。

私も練習中に考えが足りていないことが浮き彫りになっていき、練習しながらより説得力のある原稿に書き直していました。
面接は練習が必要だということがお判りいただけたのではないでしょうか。
話すことが決まったら後は練習あるのみ!友達や先輩に頼んで練習に付き合ってもらいましょう。
交換留学の面接を受ける時の注意点3選 【知らないと落ちる!】

交換留学の面接の基礎知識と聞かれやすい質問を網羅したところで、実際に面接を受けるときに気を付けるべきことはあるのでしょうか。
答えは「イエス!」です。
いくら準備万端でも今からお伝えするポイントが押さえられていないと、結果が残念なことになりかねません。
ポイントをしっかり押さえて面接対策を完璧にしましょう!
本記事では交換留学の面接で、実際の面接時に気を付けるべき以下の3つのことをまとめました。
<面接時に気を付けるべき3つのこと>
- 留学の目的は明確にしよう
- 自分の言葉で受け答えしよう
- 自信をもって受け答えをしよう
では順に見ていきましょう!
1.留学の目的は明確にしよう
留学する目的ははっきりと言えることはもちろん、自分の中でも留学計画や帰国後の展望などに一貫性を持つために明確にしておきましょう。
留学の志望動機、目的がはっきり話せないと、そのあとに続く話に説得力が宿りません。
在籍大学にみなさんを派遣したいと思わせるためには欠かせない要素です。

私は日本の大学で学んだことをより国際的な観点で勉強したいという風に目的を設定していました。
面接を通して筋を一本通すために明確な留学の目的が話せることが不可欠ということが分かったと思います。
不安な人は交換留学でないといけない理由、その留学先を志望する理由をもう一度考え直してみましょう。
2.自分の言葉で受け答えをしよう
面接内容により説得力を持たせるためには明確な留学の目的に加えて、いかに自分の言葉で受け答えするかが重要になります。
正直、留学の志望動機や面接の模範解答は調べたら出てくるとは思いますが、それがオリジナリティにあふれる魅力のあるものかというと甚だ疑問です。
大学側は面接に慣れています。
そんな相手を心から納得させるためには自分で紡ぎだした言葉で勝負するしかありません。

自分では思いつかない場合は友達に聞いたりするのもいいかもしれませんね。
自分の熱意をより効果的に伝えるためにもしっかり自分の言葉で話せるようになっておくのが大切だということが分かりましたね。
そのためにも面接練習を積み重ねておきましょう。
3.自信を持って受け答えをしよう
最後に一番大切なものは、「自信」です。
自信がなさそうに見えるだけで、面接ではマイナスの印象を与えます。
特に候補者が多い場合、それだけで選考突破が難しくなるといいます。

私も複数人の先輩と練習を重ね、足りないところを補い準備を進め、その結果自信を持って面接に臨むことができました。
自分の言葉に自信を持って面接に臨むことが重要だということが分かったと思います。自信は生半可に準備して勝手に出てくるものではありません。
ここまで何点か気を付けるべきことや事前準備についてお伝えしてきたことをしっかり消化して自信を持って受け答えができるようにしましょう。
まとめ:交換留学の面接では質問を事前に把握しよう!

いかがでしたか?
交換留学の面接で聞かれやすい質問を中心にどんな準備をすればいいかをご紹介してきました。
これで面接対策に何をすればいいか具体的に分かったのではないでしょうか。
交換留学の面接を控えている人はぜひこの記事を参考に準備を進めていってみてください!
<まとめ>
- 交換留学の面接の基礎知識
- 交換留学の面接の質問内容
- 交換留学の面接の準備・気を付けるべきこと