- インターン学びたいことの書き方を知りたい
- 業界別に例文をみたい
- 企業はどんな点を評価するのか知りたい
「インターン学びたいことってどうやって書けば良いの?」「業界別の例文をみたい」と考える就活生は多いでしょう。
そこで、今回はインターンの学びたいことの書き方や業界別の例文についてわかりやすく説明していきます。
本記事では以下のことを主に紹介していきます!
- インターン学びたいことを企業が質問する理由
- インターン学びたいことを書く4つのコツ
- 【業界別】インターン学びたいことの例文5選
- そもそもインターンに参加して学べること5選
これらについて実際の例文を交えながら解説するので、インターンで学びたいことに悩んでいる就活生はぜひ最後までご覧ください!
この記事を監修した人
やす
現在ITベンチャー企業で長期インターン中
2年生の時から長期インターンを開始し、人材、教育、IT含め3社の経験あり
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インターン学びたいことを企業が質問する理由

インターンの学びたいことを考える前に、そもそもなぜ企業側がその質問をするかわかりますか?
まず、企業がどういう意図でインターン学びたいことを質問しているのか理解しておかないと企業の求めることとは異なる回答をしてしまう恐れがあります。
結論、企業は学生の志望度や社風が自社に合うかどうかをみています。
インターン学びたいことを企業が質問する理由は大きく分けて2つあります。
- 企業への理解・関心度を確認するため
- 採用選考に通過できる学生かを確認するため
順に解説していきます。
企業への理解・関心度を確認するため
企業は自社の理解・関心度があるか確認するために質問しています。
企業は自社への理解度が高く、熱意のある学生を採用したいと考えています。
そのため、企業について事前に調べていない、関心がないという学生はいくら優秀だとしても選考に落とされる可能性が高いです。

私もインターンで学びたいことを書く時には前もって企業についてたくさん調べて書くようにしていました!
企業は自社の理解・関心度を見るために質問をしているので、事前に企業理解を深めておくことをおすすめします。
採用選考に通過できる学生かを確認するため
次に、企業は採用選考に通過できる学生かを確認するためにインターンで学びたいことを質問しています。
先ほど、企業は志望度が高く、熱意のある学生を採りたいと伝えましたが、それだけではなく実際のスキルや専門性があるかどうかも非常に重要視しています。
ある程度のスキルや能力がない学生だと、実際に採用されたときに仕事で活躍できなくてミスマッチが生じる恐れがあります。

自分自身のスキルや経験をもとにインターンで学びたいことを伝えるようにしました!
そのおかげで、話の説得力が増し、ほとんど選考で落ちることはなかったです。
また、企業はインターンに膨大な時間とお金をかけているので、なるべく優秀な人材を確保しようと考えています。
企業は採用選考に通過できる学生かどうかを見極めるために質問をしているので、自分自身のスキルや強みをしっかりとアピールしていきましょう。
インターン学びたいことを書く4つのコツ【評価される】

ここまでで、企業が「インターン学びたいこと」を質問する理由を理解できたと思います。しかし、具体的にどのように書けば企業から良い評価をしてもらえるかわからないですよね。
インターン学びたいことを書く4つのコツを押さえるだけで、インターンの突破率は一気に上がるでしょう。
ここでは、インターンで学びたいことの4つのコツをご紹介していきます。
- 結論を簡潔に伝える
- インターンで学びたいこととその理由をセットで書く
- その企業でなければならない理由を書く
- 意気込みや活かせる強みを書く
インターン学びたいことで悩んでいる学生は、ぜひ最後までご覧ください。
結論を簡潔に伝える
まず初めに、1つ目のコツとしては結論を簡潔に伝えることが挙げられます。
結論をまず初めに伝えることは読み手の配慮という面で非常に重要です。
なぜなら、結論を簡潔に伝えなければ、企業側は学生の考えを読み取るのに苦労するためです。さらに、場合によっては上手く伝わらないこともあります。

文章を書くにあたって結論をまず初めに書くことはどんな場面でも意識するようにしていました!
実際、結論を簡潔に伝えることはインターン学びたいことだけでなく、エントリーシート全般に言えます。ぜひ、意識しましょう。
インターン学びたいことを書き終えた後に、企業の立場になって、もう一度読みやすい文章であるか確認すべきです。
インターンで学びたいこととその理由をセットで書く
2つ目のコツは、インターンで学びたいこととその理由をセットで書くことです。
企業は学生の考えを聞くときに、一貫性があるのかを見ているためです。
例えば、「文系学部でさまざまな分野を学んでおり、インターンではエンジニア業務を学びたいと」言ったら話に一貫性がなく、「なんで文系なのに、理系分野であるエンジニアを学びたいの?」ってなりますよね。
そのため、話に一貫性を持たせることは非常に重要になります。

実際、私が文系学部ながらエンジニア就活をしており、よく「なんで文系からエンジニア?」と質問されました。
その時は、大学で学んだビジネス視点を活かして、設計から開発までできるエンジニアになりたいと伝え、企業の方に納得してもらえました!
インターンで学びたいことを書くのに悩んでいる学生は、なんで学びたいのかその理由までしっかりと伝えることをおすすめします。
その企業でなければならない理由を書く
3つ目のコツとして、その企業でなければならない理由を書くことが挙げられます。
企業はインターン学びたいことの質問から熱意や志望度を見ています。
どこの企業でも当てはまりそうな学びたいことを書くと、企業は自社に興味がないと判断されます。
そのため、企業研究をしてこの企業だからこそ学びたいという気持ちを伝えるべきです。

例えば「貴社の、年齢関係なく裁量権を与えてくれる環境でより深くマーケティングを学びたい」というように、その会社独自の方針を絡めるといいですね!
その企業でしか学べないことが見つからない場合は、企業の社風や人を絡めながら伝えると好印象を得られるでしょう。
インターンで学びたいことを書くのに悩んでいる学生は、その企業でなければならない理由を書くといいでしょう。
意気込みや活かせる強みを書く
最後に、インターン学びたいことを書くコツとして意気込みや活かせる強みを書くことが挙げられます。
先ほども伝えたように企業は熱意を見ていますが、それだけでなく、強みやスキルなども重要視しているためです。

私もインターン学びたいことを書くときは意気込みと強みを書いたことで、エントリーシートでは落とされることは少なかったです!
企業としてもより能力の高い人材を採用しようと考えています。
そこで、アピールできる強みは積極的に伝えましょう。
【業界別】インターン学びたいことの例文5選

今までの解説を通して、インターン学びたいことの書き方のコツを理解できたかと思いますが、「具体的な例文を知りたい」と思う方も多いでしょう。
実際、業界ごとにインターン学びたいことで求められる文章は大きく異なるため、事前に把握しておく必要があります。
そこで、今回は5つの業界の例文をご紹介していきます。
- 商社業界のインターン学びたいことの例文
- コンサルティング業界のインターン学びたいことの例文
- 金融業界のインターン学びたいことの例文
- 不動産業界のインターン学びたいことの例文
- IT業界のインターン学びたいことの例文
それでは、順に業界別の300字の例文をご紹介していきます。
商社業界のインターン学びたいことの例文
まず初めに、商社業界のインターン学びたいことの例文についてご紹介していきます。
商社は主に、専門商社と総合商社に分けられており、総合商社は高給かつ多角的なグローバル展開により、就活生にとても人気な業界となっています。
そして、専門商社の場合は、専門的に取り扱っている商品に関する知識も予め知っておく必要があるでしょう。
最後に、商社業界の中でも人気な総合商社のインターン学びたいことの例文をご紹介します。
私は国内外問わず、活躍したいという夢があり、世界各国で重要な働きをする商社マンの業務をより深く理解したいと考えております。大学では貿易を中心に専攻し、世界経済の基礎を学んでおります。しかし、実務を経験したことがないため、商社はどのような仕事をし、どのようなスキルや能力が求められるのかわからないのが現状です。そこで、貴社のインターンシップの業務を通して、商社の考え方や働き方を学んでいきたいと考え、志望させていただきました。また、世界に通用する営業力を誇る貴社の営業社員の方々と接し、どのようなスキルと意欲を持って働かれているかを学びたいと存じます。(275文字)
コンサルティング業界のインターン学びたいことの例文
コンサルティング業界では、具体的にどんな分野のコンサルタントとして活躍していきたいか考えた上で回答していく必要があります。
コンサルタントと言っても、経営、IT、総合、戦略、人事など様々な種類のコンサルタントが存在しています。
そのため、インターンでは種類を絞って、その業務を行いたい理由と絡めながら伝えるようにしましょう。
今回は、数あるコンサルタントの中でも人数の多いITコンサルのインターン学びたいことの例文を300文字を紹介するので、ぜひご覧ください。
私は貴社のインターンシップを通じて、ITがどのように社会に貢献しているのかやいかに生産性を方法について学んでいきたいです。実際、日本にもレガシーな技術や効率の悪い部分はたくさん存在しており、海外から遅れをとっていることが考えられます。そこで、ITコンサルタントとして、まずは知識を身につけ、日本のIT化を推進していきたいです。
しかし、私にはまだITの知識や、ITを使った経営改善の提案の能力が足りないので、優秀なITコンサルタントを多く輩出していることで有名な貴社のインターンに参加して、ITへの知識やITコンサルタントの基礎知識を手に入れていきたいと考えております。(284文字)
金融業界のインターン学びたいことの例文
金融業界は、銀行、証券会社、保険会社などが含まれる、学生からの人気が非常に高い業界となっています。
会社でやっていることはそれぞれ異なりますが、ざっくり、お金が余っている人からお金を集めて、株を運用したり、保険を提供したり、お金に困っている人や会社に融資するなどさまざまなことを行っています。
そのため、金融業界では、企業がどんなことをしているのか理解し、理解した上で具体的にどんなことを学びたいのかを明確にする必要があります。
最後に、金融業界のインターン学びたいことの300文字の例文をご紹介します。
金融業界のインターン学びたいことで悩んでいる学生は、ぜひ参考にしてみてください。
私は貴社のインターンを通して、お金の仕組みについてより深く学んでいきたいです。お金そのものの価値はもちろん、それを円滑に回していくということや経済の仕組みなどについての知識も身につけていきたいと考えています。私は大学時代に様々なアルバイトを経験してきました。その中で、価値を提供することの難しさやお金を頂くことの貴重さを身にしみて感じました。そして、お金や経済がどのように循環しているのかに興味を持つようになりました。そこで、私は貴社のインターンシップを通して、社会のお金の流れや動向を知り、貴社だけではなく経済全体に対する理解も深めていきたいと考えています。(280文字)
不動産業界のインターン学びたいことの例文
次に不動産業界について解説していきます。
不動産業界とは土地や建物などに関する業界のことであり、「開発(デベロッパー)」「流通」「管理」の3つに大きく分類できます。
また、不動産は土地や建物を扱うため非常に大きな金額を動かすことができ、その分責任を伴いますが、とてもやりがいのある仕事です。
そして、インターンに参加するにあたって、土地や建物のどんなところに興味を持ち、具体的にどんなことを学びたいのかを明確にしておくべきです。
最後に、不動産業界のインターン学びたいことの300文字の例文をご紹介していきます。
私が貴社のインターンを通じて、住宅がどのように設計されて、開発まで行われているのかを学びたいです。特に、貴社の場合は戸建ての住宅販売を中心に行っていることを知り、購入者がどのような考えのもと購入まで至ったのかも詳しく学びたいと考えています。
家を売るということは他人の人生にも責任を持つということであり、その責任はどれだけ重たいものなのか、そしてどのようなやりがいがあるのかを知りたいです。また、大学1年生から宅地建物取引士の勉強をしており、2年生の時に合格することができました。そこで、その知識を活かしながら、貴社のインターンシップでは積極的に行動して、プロジェクトを遂行していきたいです。(295文字)
IT業界のインターン学びたいことの例文
最後に、IT業界のインターン学びたいことの例文をご紹介します。
最近の企業ではITが使われていることが当たり前であるため、IT業界と一括りにするのは難しいです。
実際、IT業界の種類が多く、インターネット・Web、通信、ソフトウェア、ハードウェア、情報処理サービスという5つに分けることができます。
また、職種もエンジニア、デザイナー、営業などに分かれており、エンジニアやデザイナーは自身が過去に作った作品の提出などを求められるので注意してください。
そして、今回は年々需要が高まっているエンジニアのインターン学びたいことの例文をご紹介していきます。
私は貴社の長期インターンシップを通じて、システム開発の上流設計から開発業務まで学びたいと考えています。現場においてどのようなスキルを持つ方たちがどのように連携しシステム開発を実現していくのか、実際に自分もその一端を担うことで具体的に学んでいきたいと考えております。現在、大学のゼミではITに関する研究、論文に取り組んでおり、チームで行う中で日々切磋琢磨しております。また、個人的にも目標を定めて、システム開発の勉強を独学で行い、時にはITの勉強会にも積極的に参加してきました。貴社のチームに加えていただくことで新しい考え方を学び、プロジェクトの遂行において全力で取り組んでいきます。(291文字)
そもそもインターンに参加して学べること5選

これまでインターンの学びたいことの書き方や例文についてご紹介してきましたが、「そもそもインターンに参加したら何が学べるの?」と思う方も多いと思います。
目的もなくインターンに参加することは時間の無駄でしかないです。
インターンに参加して学べることを事前に把握した上でインターンに臨みましょう。
以下の5つがインターンに参加して学べることです。
- 業界・企業・職種の理解度が高まる
- 企業の社風を知れる
- ビジネスに必要なスキルを知れる
- 自己分析が深まる
- 就活の練習になる
順に説明していきます。
業界・企業・職種の理解度が高まる
インターンに参加して学べることの1つ目は、業界・企業・職種の理解度が高まることです。
インターンに参加することでネットでは得られなかった業界、企業、職種の情報を知ることができます。
また、インターンで企業の社員さんと接する中で業界や企業についての疑問をすぐに質問できるのは非常に学びになりますよね。

私はあらかじめ、ネットで調べた上でそれでも尚わからなかったことを質問するようにしました。そのおかげで、業界、企業、職種について色々と知ることができました!
今以上に業界、企業、職種についての理解を深めたい方はぜひインターンに参加して、社員の方に質問してみてはいかがですか。
企業の社風を知れる
次に、インターンで学べることの2つ目として、企業の社風を知れることが挙げられます。
インターンでは企業の社風や考え方を知れる良い機会です。
業界や職種であればある程度調べて研究することができる一方で、企業の社風に関しては実際にインターンに参加してみないとわからないです。
そのため、企業の社風を知るにあたっては、インターンに参加することは非常に重要です。

企業を選ぶ上で企業の軸はとても大事にしていたので、社風を感じれるインターンは積極的に活用すべきです!
社員の方と接する中でより深く企業の社風に関して感じ取れるので、社員の方との交流も大事にしていくべきです。
インターンに参加することで企業の社風を知れるので、ぜひ参加することをおすすめします。
ビジネスに必要なスキルを知れる
3つ目としては、ビジネスに必要なスキルを知れることです。
インターンの種類にはよりますが、グループでワークを行うケースが多いです。
そして、そのワークを通して、ビジネススキルを知り、養うことができるでしょう。

インターンでは大学では学べない、より実践的な学びがたくさんありました!
また、企業の社員の立ち振る舞いや話し方を実際に見ることでビジネスにおいて必要なスキルがわかるでしょう。
「ビジネスに必要なスキルは何?」と気になる学生はぜひインターンに参加してみてはいかがですか。
自己分析が深まる
インターンに参加して学べることの4つ目は、自己分析が深まることです。
インターンを通して、改めて自分自身がこの業界や企業に興味があるのか知ることができます。
逆に、インターンに参加する前までは全くその業界について知らなくても、参加した後には非常に魅力的に感じることも少なくないです。

私は今まで人材、教育、ITの長期インターンを経験したことがあるのですが、これらの経験があったおかげで自分に適した職業や業界を探せました!
また、人によっては好きを仕事にする人もいれば、得意を仕事にする人もいます。
これは自己分析をしっかりとしたからこそわかり、そのためにはまずインターンに参加して色々と知ることが大事になります。
就活の練習になる
最後に、インターンの参加は就活の練習にもなります。
インターンでは就活の本選考でも行われるグループディスカッションや面接を経験することができます。
そのため、インターンで前もって練習しておくことは就活本番で緊張しなくなり、堂々と話せるようになるでしょう。

インターンに参加した時はグループディスカッションや面接が苦手でしたが、挫けず練習し続けたことで、就活の本選考では緊張することなく、自分の考えを伝えられるようにまで成長できました!
インターンに参加すると企業の方とも話す機会が増えてくるので、言葉遣いも少しずつ良くなります。
就活の本選考が心配な学生はインターンに参加して、就活対策を意識することをおすすめします。
まとめ:インターンで学びたいことを明確にしておこう!

本記事では、インターン学びたいことの書き方や例文についてご紹介しました。
最後まで読んでくださった方は、インターン学びたいことを書く時のコツやそもそもインターンで学べることが何か理解できたと思います。
結論、インターンで学びたいことを明確にしておくことが大事です。
目的もなく、周りの友達がインターンに参加しているからという理由で、参加するのは時間の無駄です。
自分自身の将来を考えた上で、目的を持ってインターンに参加すれば、自ずと今まで知らなかった発見があるでしょう。
インターン学びたことの書き方で悩んだ時には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
<まとめ>
- 企業は志望度を見るために質問する
- その企業でなければならない理由を書く
- インターン学びたいことの例文5選
✔︎インターンのエントリーシートの全体像、概要について知りたい人はこちら!
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