

今回はこういった疑問にお答えしていきます。
長期インターンに応募しようと思っていても、たくさんの職種があって自分に向いている職種が何か悩みますよね。
また、職種ごとの具体的な仕事内容が分からず困っている方もいると思います。
そこで、本記事では長期インターンでおすすめの職種や選び方を解説していきます。
この記事の結論は以下の通りです。
- 長期インターンの職種選びは重要
- 自分に向いている職種を選ぶ
- 自分の強みや学びたいことから職種を決める

本記事の監修者
大学名:南山大学
名前:ナイキ
ITメガベンチャー内定者
タイの広告代理店とベトナムの人材紹介で営業インターンを経験。また、新卒採用イベントの責任者と文部科学省の海外留学プロジェクトの長期インターンシップにも参加。
それでは早速見ていきましょう。
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長期インターンで職種選びが重要な理由
長期インターンの職種を理解する前に、まず長期インターンでなぜ職種選びが重要なのかを理解する必要があります。
就職の場合は、長期間働く可能性が高いため、社員や社内環境も大切ですが、長期インターンの場合は就職よりも短期間なので、どのようなスキルを身につけられるかが重要視されます。
職種選びは身につくスキルの種類に関して1番深く関わるため、長期インターンにおいての職種選びはとても重要であると言えます。
加えて、就活でも希望する職種のスキルが身についていると、有利になるので、長期インターンの職種選びは簡単に決めるべきではありません。

長期インターンでおすすめの職種9選
「職種って聞いても何があるのかよく知らない」という学生もいることでしょう。
また、職種は知っていても具体的な仕事内容までは分からないという学生も多いと思います。
最近は、長期インターンの求人も増え、職種の幅が広がっています。
そこで、ここからは長期インターンで募集が多い職種9つをご紹介します。
- 営業
- 企画
- マーケティング
- コンサルタント
- エンジニア
- ライター
- デザイナー
- ディレクター
- 事務
それぞれの職種に向いている人の特徴や仕事内容も解説します。

1.営業
文系の大学生は、長期インターンと言ったら営業職を真っ先に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

営業のインターンと言えば、ただお客様を訪問するだけとイメージする人が大半だと思います。
しかし、実は営業にはイメージ以外の仕事内容がたくさんあります。
以下が、営業職のインターンの仕事内容です。
- 営業先のリストアップ
- テレアポインター
- 営業資料作成
- 訪問企業情報の集約
- 営業同行
- 単独営業
上記の仕事のなかでも、インターン生は特にテレアポインターの実施や営業先のリストアップから業務が始まることが多いです。
テレアポインターとは、いわゆるテレアポのことで、電話での営業を指します。
上司から渡されたり、自分で作成したリストに載っている企業に電話をかけて、自社の商品をお客様に売るための提案機会の獲得を目指します。
また、営業先のリストアップとは、営業マンや他のインターン生が営業活動を行いやすいように、事前に営業先を選び出すことを言います。
営業先のリストアップは、Webサイトや住所録などを通じて、営業先を探し、集めた情報をエクセルでまとめることが大半です。
テレアポイントメントやリストアップは地味な作業ですが、エクセルの操作をはじめとした社会人としての基礎スキル、ビジネスのコミュニケーション能力を培うことができます。
そのため、
- コミュニケーションスキルを身につけたい
- メンタルを強くしたい
- 社会人としての基礎スキルを身につけたい
- 多くの企業とやり取りしてみたい
と、思う学生におすすめです。

営業職の長期インターンについて詳しく知りたい方は「【3分でわかる】営業の長期インターンまとめ/特徴やメリットを解説」の記事をチェック!
皆さんこんにちは!Z大学のナイキです!Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!長期インターンの営業の仕事内容を知りたい!営業の長[…]
2.企画
企画のインターンと聞くとすごくざっくりしているなと思う人が多いかもしれません。
長期インターンの企画職では、商品企画、営業企画、広報、新規立ち上げなどが主な仕事内容です。
長期インターンを行う企業はベンチャー企業が多いため、新サービス・新規事業の立ち上げをインターン生と行う企業も増えてきています。
消費者の行動を分析したり、競合他社の商品の調査をしたりして、商品企画や事業企画を行います。
なので、
- 自分の想いや考えを形にしたい
- アイデアを出すことが好き
- 新しいものを作りたい
- 将来IT業界を目指している
と、考える学生におすすめの職種です。

3.マーケティング
長期インターンを行う企業はベンチャー企業が多いので、マーケティングの場合はWebマーケティングの募集が多いです。
マーケティングとは、商品が売れる仕組みを作ることを言います。
具体的には、どのような商品を作るべきか調査や分析をし、作った商品をどのような販売経路で売っていくかの施策を考えることを指します。
以下が、マーケティングインターンの仕事内容です。
- 市場調査
- Webサイトの運営
- Web広告の運用
- Webサイトや広告の改善
学生にとって、Webサイトの改善とWeb広告運用は分かりにくい仕事でしょう。
Webサイトの改善とは、Web サイトのアクセス解析ツールであるGoogle Analyticsなどを使い、Webサイトの課題を発見し、改善していくことを指します。
具体的には、Google からの検索流入が少なければSEO対策、商品の購入率が少なければコンバージョンの改善などをしていくことです。
続いて、Web広告の運用とは、商品を知ってもらうために、世の中にある様々な Web上の広告の中から、適切な広告手段を選び、広告の運用していくことを指します。
GoogleやYahooなどで検索した際に、検索の上の方に広告を表示させる、リスティング広告やWebサイト内に表示される画像の広告であるバナー広告などがあります。
- 魅力的な商品を世の中に広めたい
- 商品をどう売るか考えてみたい
- Webサイトや広告を運営してみたい
- Web関連のスキルを身につけたい
マーケティングインターンは上記のように考える学生におすすめです。

マーケティングの長期インターンについて詳しく知りたい方は「【完全版】長期インターンの マーケティングまとめ/特徴やメリットとは」の記事をチェック!
HikoPro皆さんこんにちは!Z大学のHikoProです!Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!マーケティングインターンって何する[…]
4.コンサルタント
コンサルタントと聞くと、専門的な職種だと思う学生が多いのではないでしょうか。
コンサルタントとは、顧客が抱える課題に対し、改善策を提案し、実行することで顧客の経営などをサポートする職種です。
具体的には、会社から依頼を受け、予算を元にプロジェクトチームを立ち上げます。
その後、プロジェクトチームで問題解決のために課題を分析。抽出して、改善策の提案や自社が持っているITシステムで課題解決をしていきます。
コンサルタントは一般的に以下の5種類に分類されます。
- 戦略コンサルタント
- 経営コンサルタント
- ITコンサルタント
- 金融・財務コンサルタント
- 人事コンサルタント
これまではコンサルタントと言うと、戦略設計をする戦略コンサルタントが主流でしたが、近年はインターンネットの発展によってITコンサルタントの雇用が増えています。
コンサルタントは専門職で難しい職種だと思われがちですが、
- 会社や人の課題を解決したい
- 分析力を身につけたい
- 提案力を高めたい
- ITを使って課題解決をしたい
と、考える学生におすすめです。

コンサルタントの長期インターンについて詳しく知りたい方は「【稼ぎたい学生必見】コンサル長期インターンの特徴やメリットとは?」の記事をチェック!
ナイキ皆さんこんにちは!Z大学のナイキです!Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!長期インターンのコンサルは何をするか知りたいコ[…]
5.エンジニア
エンジニアと聞くと、理系だけの職種だと思う人も多いと思いますが、実は文系でも大丈夫です。
エンジニアとは、Webサービスを企画・設計・コーディング・保守していく仕事です。
日本ではIT人材が不足しているため、企業の求人でエンジニア職が増加しています。
さらに、エンジニアのインターンは他の職種と比べて時給が高いので、文系大学生でも志望者が多いです。
エンジニアは、職種によって仕事内容が異なりますが、主な仕事内容は以下の通りです。
- クライアントの要望ヒアリング
- システム設計
- システム詳細設計
- システム作成
- システムの操作テスト
- システムの最終調整
上記のように、エンジニアの仕事内容はコードを書くだけでなく、多岐にわたります。
また、大規模なシステム開発は一人ではできないため、チームで開発を行うので、チーム協働が求められます。
長期インターンのエンジニア職では、実際にチームでシステム開発を行い、分からない部分は先輩に聞きながら仕事をすることができるので、実践で必要なスキルを習得することができます。
そのため、
- システムを1から作れるようになりたい
- チーム協働で1つの物を作りたい
- 世界を変えるITサービスを生み出したい
- 将来IT人材になりたい
と、思う学生におすすめです。

6.ライター
最近、ベンチャー企業の長期インターンではライターの求人が多くなってきています。
ライターとは、企業から記事作成の依頼を受けて文章を作成する仕事です。
ライターは新聞や雑誌、Webメディアなどさまざまな媒体で文章を作成します。
長期インターンの場合は、Webメディア上で文章を作成することが多いでしょう。
ライターのインターンでは、具体的に以下の仕事を行います。
- 記事執筆
- 過去の記事の改善
- Webサイトに必要な記事の選定
- 記事を書くための取材
会社によって異なりますが、ライターは記事を書くためにインタビューが必要な時は取材や撮影も行います。
また、書いた記事がWeb上で読まれるためには、検索した際に上位表示させるSEO【Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化】を意識しながら書く事を求められる可能性があります。
- 文章を書くことが好き
- 自分が書いたものを誰かに読んでもらいたい
- 将来フリーランスを目指している
- 文章力を高めたい
ライターはこんな事を思う学生におすすめのインターンです。

7.デザイナー
長期インターンのデザイナーの求人は、Webデザイナーが大半です。
デザイナーとは、レイアウトなどを整えたり、見た目を美しくしていく仕事を指します。
また、Webデザイナーとは、Webサイト上の広告やサイトのイラストを作成します。
Webデザイナーの仕事内容をまとめると以下の通りです。
- Webサイトのイラスト作成
- 企業のアイコン作成
- バナー広告の作成
- Web記事のサムネイル作成
- Webサイトのコーティング
Webサイトのイラストやバナー広告を作成する際には、PhotoshopやIllustratorと言われる、デザインツールを扱える必要があります。
また、デザイナーとしてWebサイトのデザインを変える際に、Webサイト作成の言語である、HTMLやCSSを扱えると仕事の幅が広がります!
- デザインする事が好き
- 将来デザインに関する仕事がしたい
- ITスキルを身につけたい
- フリーランスを目指している
このような事を思う学生におすすめです。

8.ディレクター
ディレクターと聞くとベテランの方の職種かなと思う人もいるでしょう。
ディレクターとは、制作責任者のことを指します。
具体的には、商品やサービスの設計・制作工程の管理、全体への指示などを行う仕事です。
ディレクターは、会社全体の指揮者のような存在のため、会社全体の業務を理解している必要があります。
長期インターンのディレクター職では、まずアシスタントとしてサポート業務を行いながら、ディレクターに必要な知識やスキルを身につけていくことが大半です。
- チームをまとめるポジションにつきたい
- 全体への指示出しが得意
- 責任ある仕事がしたい
ディレクターは上記のような学生におすすめな職種です。

9.事務
事務と聞くと、書類作成等の簡単な業務かと思われがちです。
しかし、事務と一言で言ってもたくさんの仕事内容があります。
以下が事務職の具体的な仕事内容です。
- 顧客対応
- 経理
- 総務
- 営業補佐
- 広報
資料作成を行ったり、企業の窓口として電話やメールの対応を行ったりします。
事務職の長期インターンでは、幅広い業務が経験でき、業務処理能力が身につくため、社会人としての基礎スキルが得られます。
- 基礎スキルを身につけたい
- 幅広い業務を担当したい
- 志望する職種が定まっていない
上記のような学生におすすめです。

自分に合う職種を選ぶための5ステップ
ここまでで、長期インターンにどんな職種があるのかを理解していただけたと思います。
長期インターンでは、数ある職種の中から自分に合う職種を選ぶことがとても重要です。
そのため、自分に合う職種の選び方を知っている必要があります。
そこで、ここからは自分に合う職種を選ぶための5ステップを解説します。
- 自己分析をして自分の興味を知る
- ストレングスファインダーで強みを見つける
- 職種ごとの仕事内容を深く理解する
- 学びたいことを明確にする
- OBOGの体験談を聞く
では、5ステップを順に解説していきます。
1.自己分析をして自分の興味を知る
まず、長期インターンで自分に合う職種を選ぶためには、自己分析をして自分の興味が何か知りましょう。
自分の興味が何か分からないと、インターンの求人を見ても、どれが自分に合っているか判断できませんよね。
おすすめの自己分析の方法は、以下の通りです。
- 自分史を作成する
- モチベーショングラフを作成する
- 自己分析アプリを使う
上記の中でも、自分史の作成が特におすすめです。
自分史とは、幼稚園~現在までの人生で、喜怒哀楽を感じたエピソードを書き出し、自分がどんな場面で心が動いたのかを把握するものです。
自分史を作成しておくと、人生経験を聞かれた時に、何を聞かれても迷うことなく答えられるようになります。
そのため、自分の興味を知れるだけでなく面接の対策になるので、おすすめの方法です。

2.ストレングスファインダーで強みを見つける
自己分析をした後は、ストレングスファインダーで自分の強みを見つけましょう。
ストレングスファインダーとは、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールです。
Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強み)を知る事ができます。
なぜ、自分の強みを見つける必要があるのかと言うと、自分が興味のある職種であっても、強みが上手く発揮できず、活躍できない環境だと途中で挫折してしまう可能性が高いためです。
せっかく挑戦するのなら自分の強みを発揮できる職種に挑戦したいですよね。
ぜひストレングスファインダーで強みを見つけ、自分の強みが活かせる職種を探しましょう。

僕のストレングスファインダーの結果は
・アレンジ
・未来志向
・学習意欲
・社交性
・最上志向
この5つでした!
5つの強みに対しての詳しい説明、合っている職種などの説明が書かれている本もあります。
3.職種ごとの仕事内容を深く理解する
次は、職種ごとの仕事内容を深く理解しましょう。
たとえ自己分析ができていても、職種ごとの仕事内容が理解できていないと、どの職種に応募すべきか分かりませんよね。
職種の仕事内容を深く理解するためには、以下の方法があります。
- ネット記事を見る
- 長期インターン求人サイトの担当者に相談する
- 面接の際に深掘りする
なかでも、長期インターン求人サイトの担当者に相談することが特におすすめです。
自分の興味・強みを把握していれば、長期インターンのプロが自分に合った職種を紹介してくれます。
職種理解があまり進んでいない大学生は、ぜひ長期インターン求人サイトの担当者に相談してみてください。

僕もよく長期インターン求人サイトの担当者に相談していました。
すごく的確かつ親身に相談に載ってくださった覚えがあります。
4.学びたいことを明確にする
続いては、自分が学びたいことを明確にしましょう。
長期インターンを通して学びたいことや得たいことを書き出してみることがおすすめです。
また、なりたい将来像を考え、その将来像と現実とのギャップからも学びたいことを見つけられます。
学びたいことが明確にあっていると、その目標に向かって長期インターンを頑張ることができるので、職種に迷っていなくても、学びたいことを決めておくことは重要です。

学びたいことの他にも、身につけたいスキルや数字的目標も考えておくと良いです!
5.OBOGの体験談を聞く
最後に、OBOGの体験談を聞くことをおすすめします。
希望職種が決まってきたら、実際の体験談を聞いて、疑問や不安点を解消しましょう。
なぜなら、ネットの情報や長期インターン求人サイトの担当者の情報も信頼できますが、職業上都合の良い情報を流している可能性があるからです。
長期インターンを先に経験した先輩の体験談なら、実際に経験した生の声、信頼できる情報を聞くことができます。

何事も先輩の体験談は1番信頼できる情報ですよね!
もし、周りに長期インターンを経験した先輩がいなければ、長期インターンサイトの口コミから、先輩の体験談を見てみましょう!
まとめ:自分に合った職種で長期インターンをしよう!
今回は、長期インターンでおすすめな職種や職種の選び方について解説してきました。
職種選びの重要性を理解していただけたと思います。
本記事の重要なポイントを以下にまとめます。
- 長期インターンの職種選びはとても重要
- 自分に向いている職種を選ぼう
- 自分の強みや学びたいことから職種を決めよう
長期インターンにはたくさんの職種があるので、自己分析やOBOGの体験談から、自分に合った職種を見つけてください!
自分に合った職種で長期インターンをすることで、学びたいことや身につけたいスキルを得ることができます。