
皆さんこんにちは!Z大学のナイキです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
- グループディスカッションの対策って何をしたらいいの?
- グループディスカッションを行うときの注意点を知りたい。
- グループディスカッションで活躍して内定をもらいたい!
グループディスカッションは、就活生なら絶対に避けては通れない選考の一つです。
しかし、グループディスカッションは面接と違って、事前準備方法は出回っておらず、対策したくてもできないですよね。
そこで今回は、グループディスカッションの対策や、グループディスカッションの対策するときのNG行動をご紹介します。

グループディスカッションは合計20回以上参加しており、結果としていITメガベンチャー2社から内定もらった経験からお話しします!
- グループディスカッション対策をする前にすべきこと
- グループディスカッションのおすすめ対策
- グループディスカッション対策を行う時のNG行動3選
このように、グループディスカッションの対策について網羅的に解説していくので、グループディスカッション対策に困っている人は最後までご覧ください!

この記事を監修した人
ナイキ|南山大学4年|ITメガベンチャー内定者
新卒採用イベントの責任者と文部科学省の海外留学プロジェクトの長期インターンシップに参加。その他海外インターンシップも3度参加している。
ITメガベンチャー2社+大手人材企業に内定もらった
グループディスカッションは合計30回以上参加
グループディスカッション実践対策をする前にすべきこと

まず、グループディスカッションといえば、とりあえず参加してみるという就活生も多いでしょう。
しかし、グループディスカッションで本当に活躍したければ、参加前に知るべき情報はたくさんあります。
そこでここからは、グループディスカッション実践対策対策をする前にすべきことをご紹介します。
<グループディスカッション実践対策をする前にすべきこと4選>
- 対策1:企業の評価ポイントを知る
- 対策2:グループディスカッション(GD)の種類・テーマを知る
- 対策3:グループディスカッション(GD)の役割を知る
- 対策4:グループディスカッション(GD)のコツを知る
順に解説していきます。
対策1:企業の評価ポイントを知る
まず、グループディスカッションにおいて、前もって企業の評価ポイントを知ることが重要です。
企業によって、評価されるポイントが異なっており、企業ごとの評価ポイントを知らないと、むしろマイナス評価を受けることがあるためです。

具体的には、グループディスカッションを選考の最後の方に導入している企業は、仮説検証能力、地頭、リーダーシップ力などが評価ポイントです。
一方で、グループディスカッションを選考の序盤に導入している企業は、調和力などチームで動くことに問題がないかなどを評価ポイントとしています。
このように、選考段階でも評価ポイント違いますし、会社の雰囲気によっても評価ポイントは変わってきます。
企業の評価ポイントを知ることは難しいので、事前に先輩社員から聞いたり、グループディスカッションのイベントなどで練習して、評価ポイントを探しましょう。
グループディスカッションの実践対策の事前準備として、企業の評価ポイントを知ることは重要です。
「【突破率UP!】グループディスカッションの5つの評価基準」では、グループディスカッションの5つの評価基準を詳しく解説しているので、よければご覧ください!
対策2:グループディスカッション(GD)の種類・テーマを知る
グループディスカッションは、様々な種類やテーマがあり、事前に知っておくことが重要です。
事前に種類やテーマを知っておけば、どのような問題が出来てても、ある程度対応できますが、何も知らないと、議論の方向性が定まらず、結果的にグループ全員が選考を落ちることもあるためです。
そして具体的には、グループディスカッションは大体以下の5つの種類に分けられています。
- 抽象的テーマ型グループディスカッション(GD)
- 課題解決型グループディスカッション(GD)
- 資料読取型グループディスカッション(GD)
- ディベート型グループディスカッション(GD)
- その他特殊型グループディスカッション(GD)

この中でも特に抽象的テーマ型グループディスカッションには僕は苦しみました。
抽象的テーマ型グループディスカッションとは、「世界一の会社とはどのような企業?」のような、答えがない問いを課されるGDです。
グループディスカッションは、種類やテーマが異なると、答えの導き方が変わってくるので、事前に種類やテーマを知っておきましょう。
対策3:グループディスカッション(GD)の役割を知る
グループディスカッション実践事前対策として、どのような役割があるかを知ることも大切です。
グループディスカッションは落とし合いではありません。
グループディスカッションでは、役割が様々あり、役割によって求められる対応を知らないと、グループとしてまとまりが出ず選考に落ちるためです。

具体的には、以下の4つの役割があります。
・進行役
・書記
・タイムキーパー
・アイデアマン
僕は大体進行役を行い、チームの議論が活性化するようにチーム全員に話を振ることを意識していました。
グループディスカッションは、役割によってやるべき行動が変わってくるので、どの役割がどのような行動をすることが求められているか把握をしましょう!
「【就活生必見!】グループディスカッションの役割を徹底解説!」では、グループディスカッションの4つの役割について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください
対策4:グループディスカッション(GD)のコツを知る
グループディスカッションの実践対策する前に、コツを知ることも大切です!
グループディスカッションは、グループのメンバー運で合否が決まると思われがちですが、実は違います。
コツを知っていると、どのようなメンバーでも自分が誘導することで、適切な議論ができるようになり、結果としてチーム全員を合格に導くことができるため知っておきましょう。
グループディスカッションは、具体的には、以下の3つのコツがあります。
<グループディスカッション(GD)のコツ3選>
- 進め方の把握する
- フレームワークを使う
- クラッシャー対策を事前にしておく
順に解説していきます。
進め方の把握する
グループディスカッションのコツとして、まず進め方を把握することが挙げられます。
グループディスカッションは、適切な進め方を知ることで、議論を間違った方向性に進むことを防ぐことができます。
具体的には、以下のように進めることをおすすめします。
- 役割を決定する
2.時間配分を決める
3.テーマの前提や条件を合わせるう
4.アイデアを出す/議論を交わす
5.意見やアイデアの整理
6.チーム全員が納得いく結論を出す

特に3と6は重要です!
テーマによっては、漠然としている場合があります。
漠然としていると、各メンバーが意見を適当に出し合い、結果的に意見がまとまりません。
意見を最終的にまとめるためにも、最初にテーマの前提や条件を確認することがとても大切です。
また、仮にいい意見だとしても、チーム全員が納得していないと、チームに悪い雰囲気が流れて選考官も察します。
グループディスカッションはあくまでチーム戦です。チームが納得する結論に持っていけるようにしましょう。
また、グループディスカッションで、進め方を把握しておくと、どこに何分使うか必然と導き出せて、タイムマネジメントもしやすくなります。
グループディスカッションを成功させるには、進み方を知っておきましょう。
フレームワークを使う
グループディスカッションをうまく行うコツとして、フレームワークを使うこともおすすめできます。
フレームワークとしてよく使われる、5W1Hは、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)という意味で使われています。
そして、フレームワークを使うと、事前の前提条件を整理しやすくなり、結果として議論が間違った方向にいくのを防ぐことができます。
まとめると、フレームワークを使うことは以下のメリットがあります。
- 前提条件が確認しやすい
- 発表するときにも使いやすい
- 課題解決型のグループディスカッションで特に使える

僕もグループでの前提条件を使うときに特に使っていました
また、フレームワークを使って、5W1Hを意識しながら、議論の発表をすることで、誰に何をすることが伝わりやすく高評価を受けやすくなります。
グループディスカッションで高評価得るためには、フレームワークを使うことをおすすめします。
クラッシャー対策を事前にしておく
最後に、グループディスカッションのコツとして、クラッシャー対策をしておくことも挙げられます。
クラッシャーとは、「破壊するもの」という意味であり、通常破砕機を指しますが、議論を破壊する人という意味で、グループディスカッションをするときにはよく使われます。
クラッシャーのせいで、議論がめちゃくちゃの方向にいき、グループとして結論に行かず、結果として選考に落ちてしまうことをよく聞くので、事前に対策をしましょう。
クラッシャー対策としては、以下のことをおすすめします。
- 否定する人間の場合、代案を請求する
- 論点がずれている人間の場合は、受け止めつつ遠回しに議論に関係ないことを伝える
- とにかく自分の意見に固執する人間の場合は、みんなで決めた前提条件を再度認識させ、前提条件に沿った議論をするように促す

僕もクラッシャーと会って、選考に落ちた経験が何回かあります。
また、クラッシャー自身、自分ではクラッシャーと気付いていないので、意見は受け止めつつ、その時点での前提条件に合っているか、時間配分に沿った意見かを確かめることで暴走を抑えることができます。
クラッシャーに議論を潰されて自分が選考から落ちたらもったいないですよね。
ぜひグループディスカッション前に、クラッシャー対策はしておきましょう!
「グループディスカッションのクラッシャーの特徴と対策【まだ知らないの?】」では、グループディスカッションのクラッシャーについて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください!
グループディスカッションのおすすめ対策

グループディスカッション対策は、とにかく実践あるのみと聞いたことある人もいるでしょう。
しかし、グループディスカッションは対策方法も様々あり、何を実践するかによって、得られる効果も変わっているので、知っておく必要があります。
そこでここからは、グループディスカッションのおすすめ対策をご紹介します。
具体的には、以下の4つでグループディスカッションはよく対策されています。
<グループディスカッションのおすすめ対策>
- とにかく練習する
- 対策セミナーに参加する
- 対策本を読む
- 対策イベントに参加する
そして、以下の表ではそれぞれの簡単な概要と、おすすめ度合いなどが見れます。
概要 | おすすめ度 | 有名なサービスや商品 | |
対策イベントに参加する | 企業と学生のマッチングが目的のグループディスカッションイベントに参加する | ◎ | MeetsCompany ![]() キミスカ ![]() |
とにかく選考に参加して練習する | グループディスカッションに参加する | ◯ | 各企業の選考 |
対策セミナーに参加する | グループディスカッションの対策方法を聞いたり、実際に練習をする | ◯ | マイナビ Goodfind |
対策本を読む | グループディスカッションに関する書物を読む | ▲ | 実践! 探究・グループディスカッション・プレゼンテーション 東大生が書いたディスカッションノート |
表などを参考にしながら、一つ一つ解説していきます。
グループディスカッションイベントに参加する
まずグループディスカッションの対策としておすすめなのが、グループディスカッションイベントに参加する事です。
グループディスカッションのイベントとは、実際に学生と企業が参加して、1日に複数回グループディスカッションを行い、企業からのFBをもらうというマッチングを目的とするイベントのことを指します。
グループディスカッションのイベントは、実際に企業の人事などに見てもらい評価をもらえるので、セミナーや本などより実践対策ができ、それを1日に複数回行うので場慣れ効果もあるのでおすすめです。
まとめると、いかがグループディスカッションのイベントに参加するのがおすすめな理由です。
- 企業の知る事ができる
- 企業からのFBがもらえる
- 実践形式で練習できる
- 1日に複数回練習できる
- 内定に直結するイベントもある

また、グループディスカッションのイベントならば、内定に直結するイベントがあり、グループディスカッションの対策をしながら、就活も進める事ができるので一石二鳥ですよね。
就活生はぜひイベントに参加してグループディスカッションの対策をしてみてください!
とにかく選考に参加して練習する
とにかく選考に参加して練習するのもグループディスカッションを対策するのにおすすめです。
文字通り、とにかく場数を踏む方法なので、選考フローでグループディスカッションを実施している企業をHPや求人サイトから見つけ出して、応募・参加していきます。
グループディスカッションはある程度は場慣れをすると、自分の立ち振る舞いやおすすめな役割、進め方がわかるようになるので、とにかく選考に参加するのはおすすめです。
まとめると、いかがとにかく選考に参加して練習するのがおすすめな理由です。
- グループディスカッションの場慣れができる
- 選考なのでうまくいけば内定もある
- イベントなどより実践の雰囲気を味わうことができる
イベントやセミナーなどと違って、選考本番なので、より緊迫した雰囲気を味わえるのもおすすめできる理由です。
本番の雰囲気を味わいながらグループディスカッションの対策をしたい就活生は、ぜひとにかく選考に参加して練習してみてください!
セミナーに参加する
グループディスカッションの対策をしたいなら、セミナーに参加をしましょう!
セミナーとは、就活のプロがグループディスカッションのコツなどを教えてくれるプログラムです。
さらに、セミナーによっては、その場でグループディスカッションの練習をすることをもあります。
セミナーは、体系的に就活のプロからグループディスカッションに関する情報が聞けるかつ、聞いた情報をその場で実践することができ、グループディスカッションに関する知識が増えるのでおすすめです。
まとめると、いかがグループディスカッションのセミナーに参加するべき理由です。
- グループディスカッションの基礎情報〜コツが知れる
- 知識をアウトプットする場も用意されている
- 学生は無料で参加できる場合が多い
また、学生は基本的に無料で参加できる場合が多いので、本を買うより安く知識も手に入れれることが多いです。
グループディスカッションの基礎情報などから対策をしたい場合は、セミナーに参加することをおすすめします!
対策本を読む
グループディスカッションの対策をするのに本を読むことはおすすめです。
本の内容は、「グループディスカッションとは」という基本情報から、グループディスカッションに出てくるお題を練習するものまであります。
セミナーやイベントの方が実践練習ができておすすめですが、中にはイベントなどに最初から参加するのはハードルが高いので、まず情報をインプットしたいと思うと思います。
本の場合は1人でどこでも情報をインプットできるためおすすめです。
まとめると、グループディスカッションの対策を本でするべき理由は以下になります。
- 場所に縛られず情報を手に入れれる
- 人と喋らなくて良い
- 大量の情報をインプットできる

本の場合は、実践! 探究・グループディスカッション・プレゼンテーションや、東大生が書いたディスカッションノートがグループディスカッションの基本〜応用までの情報をまとめているのでおすすめです。
また、「東大生が書いたノートシリーズ」は、就活生が使える本が多いのでチェックしてみてください!
本の場合、セミナーなどでは教えきれない細かい情報を知れるのも大きなメリットです。
イベントやセミナーに参加するのがハードル高いと思う就活生はまずは本でグループディスカッション対策を始めましょう!
グループディスカッション対策を行う時のNG行動3選

実際にグループディスカッションを対策する中で、どの点に気をつけたらいいかわからないと悩む就活生も多いと思います。
グループディスカッションは情報が少ないですが、対策をするときにNGな行動はあり、NG行動をしっておけば成功確率が上がります。
そこでここからは、グループディスカッション対策を行う時のNG行動3つをご紹介します。
具体的には、以下の3つになります。
<グループディスカッション対策を行う時のNG行動3選>
- グループディスカッションに参加した後に内容振り返らない
- 1つの役割に絞って対策をする
- 数回参加しただけで満足をする
グループディスカッションに参加した後に内容を振り返らない
まず、グループディスカッションに参加した後に内容を振り返らないのはやめましょう。
グループディスカッションはその場で選考官からフィードバックをもらえる機会が多く、グループのメンバー次第で結果が変わると考えているので、参加しただけで満足してしまう人がいます。
しかし、グループのメンバーに選考結果が左右されるのは博打すぎるので、どのメンバーが来ても成功するように、参加後毎回振り返りを行いましょう。

僕は毎回良かった点、改善点、次回のアクションプランをまとめていました。
毎回振り返ることがないという意見もありますが、前回参加したときに、次回のアクションプランを決めておけば、アクションプランが実行できたかどうかで振り返りができるようになります。
グループディスカッションを確実に成功させるためにも、グループディスカッション参加後には毎回内容を振り返りをしましょう!
1つの役割に絞って対策をする
グループディスカッションを1つの役割に絞って対策をするのもやめましょう!
グループディスカッションは始まると同時に役割の立候補が始まり、役割が決定していきます。
つまり、役割の立候補が被り、自分が希望する役割になれるとは限らないので、1つの役割に絞って対策をするより、色々な役割で活躍できるような対策をする必要があります。

僕の場合は、司会、タイムキーパー、アイデアマンとして活躍できるように対策をしていました!
しかし、立候補を早くすれば希望の役割になれる可能性が高いので、満遍なく対策するより、まず得意の役割ができるような対策はした方がいいです。
就活生は、1つの役割に絞ってグループディスカッション対策をするのは避けましょう!
数回参加しただけで満足をする
グループディスカッションを対策するときに、数回参加しただけで満足をするのは避けましょう。
グループディスカッションは形式は変わらないので、すぐに飽きてしまい数回参加して満足する学生がいます。
しかし、何にも共通しますが、数回やっただけで対策が完了することはないですよね。
グループディスカッションもお題や役割によって対策が変わってくるので、様々なシチュエーションを考えた対策をする必要があります。

僕は最低25回は参加した方がいいと思います!
25回はグループディスカッションのよくある5つの種類を、それぞれ5回ずつ参加するイメージです
数回対策するだけでは、グループディスカッション対策として不十分なので、できるだけたくさん参加することを心がけましょう!
まとめ:グループディスカッションは情報を入れたら実践をしよう!

本記事では、グループディスカッションのおすすめ対策方法や、対策するときのNG行動をご紹介しました。
そのため、グループディスカッションの対策方法についての悩みは解消できたかと思います。
しかし、グループディスカッションの情報を入れただけでは意味がありません。今回紹介した対策方法を実際に実践してみて、改善点を見つけて、対策を進めていってください。
<まとめ>
- グループディスカッションは対策前に知るべき情報はたくさんある
- 必要な情報を入れたらグループディスカッションは実践あるのみ
- 数回参加するだけで満足しないようにすることは重要
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