- グループディスカッションの進め方を知りたい!
- 各役割ごとの進め方を知りたい!
- スムーズにディスカッションを進めたい!

皆さんこんにちは!Z大学のとしきです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
グループディスカッションに参加したことがないと具体的にどうやって進んでいくのか分からなくて不安ですよね。また、ディスカッションのスムーズな進め方も知りたいと思います。
そこで本記事では、高評価を得られるグループディスカッションの進め方7STEP、グループディスカッションにおいての各役割別の進め方、グループディスカッションを円滑に進めるための3つのコツについて解説していきます!

僕自身、就活時に本選考や就活イベントでグループディスカッションを20回以上参加しており、選考を通過した経験があります!
- 高評価を得られるグループディスカッションの進め方7STEP
- グループディスカッションにおいての各役割別の進め方
- グループディスカッションを円滑に進めるための3つのコツ
初めてグループディスカッションに参加する方、グループディスカッションの流れを知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
この記事を監修した人
名前:鈴木俊樹SNS
中央大学4年 IT企業内定者
海外ボランティアを2度経験し、国際交流イベントを企画開催。
旅人エンジニア留学を経て、文系未経験からエンジニアとして内定。現在は長期インターンをしながら、動画編集やWeb制作を行っている。
グループディスカッションは20回以上参加
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高評価を得られるグループディスカッションの進め方7STEP

グループディスカッションに参加したことがない人は「選考の中にグループディスカッションがあるけど、何をしたらいいのかわからない。」「グループディスカッションはどうやって進んで行くのかを知りたい!」と思う方が多いと思います。
グループディスカッションの進め方を知り、自信を持ってグループディスカッションに臨めるようにしましょう!
具体的には以下の7STEPになります。
<高評価を得られるグループディスカッションの進め方7STEP>
- 自己紹介
- 役割を決定する
- 時間配分を決める
- テーマの前提や条件を合わせる
- アイデアを出す/議論を交わす
- 意見やアイデアの整理
- チーム全員が納得いく結論を出す
これらについて順番に解説していきます!
STEP1:自己紹介
グループディスカッションではまず始めに自己紹介を行います。
他の学生に自分の情報を正確に知ってもらうことで、グループディスカッションでコミュニケーションを取りやすくなるので非常に重要になります。

僕の場合は、実際に以下のような自己紹介をしていました。「こんにちは。中央大学4年の鈴木俊樹です。趣味は海外旅行にいくことで最近はアフリカのモロッコに行ってきました。めちゃくちゃきれいだったのでおすすめです! 大学では海外ボランティアに2回参加したり、国際交流のイベントの企画をしたりしています。これまでの経験を生かして、貢献できるようにしたいと思っています。よろしくお願いします!」
自己紹介で意識するポイントとしては、聞こえる声ではっきり話すことと打ち込んできた話を盛り込むことです。この2つを意識することで好印象を与えることができます。
自己紹介で第一印象が決まるためとても重要です。あらかじめ話す内容を準備しておくと良いでしょう。自信を持って自己紹介をして、最高のスタートを切りましょう!
「【簡単】グループディスカッションの自己紹介の仕方【就活を無双できる】」の記事では、グループディスカッションの自己紹介についてより詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
STEP2:役割を決定する
次にグループディスカッションでの役割を決めます。
具体的な役割としては、司会、書記、タイムキーパー、アイデアマンがあります。
役割は、基本的には立候補制度になるので、自分が得意な役割をやるには素早く手を挙げる必要があります。
また、役割が重複してしまった場合は、これまでの経験した回数で決めるようにしましょう。
加えて、立候補が出ない場合があります。その場合は積極的に立候補するか、これまでのグループディスカッションでの役割を聞いて、経験者に任せるようにしましょう。

役割を決めることに多くの時間を割いてはいけません。
前もって、自分の役割を決めておき、立候補できるようにしましょう。また、被ってしまった際は、グループ全体のバランスを考えて役割を決めるようにしましょう。
STEP3:時間配分を決める
役割が決まったら、次に議論の時間配分を決めます。
グループディスカッションでは制限時間が設けられているため、時間内に議論をまとめ、発表の準備をしなければなりません。そのため、何をいつまでに話し合うかの時間配分が重要になります。
例として制限時間が30分の場合を挙げます。
役割分担 | 1分 |
時間配分 | 1分 |
課題確認 | 2分 |
ゴール確認 | 2分 |
討論 | 15分 |
結論 | 5分 |
発表準備 | 4分 |
時間配分の決め方で意識すべきポイントとしては、全員が納得した時間配分にすることです。
時間配分を決める時点でメンバーの合意が取れていないと議論がスムーズに進みにくいので、全員の合意を得られるように時間配分を調節しましょう。
時間配分はグループディスカッションをする上でなくてならないものです。
時間配分によって議論を円滑に進めることができるかどうかが決まります。全員が納得できるような時間配分をあらかじめ用意しておきましょう。
STEP4:テーマの前提や条件を合わせる
時間配分を決めたら、テーマの前提や条件のすり合わせをしましょう。
テーマの前提を踏まえて課題を設定しなければ、議論の方向性が決まらず、時間が余計にかかってしまいます。

具体的には、司会の意見を中心として、周りの意見とすり合わせるという方法がおすすめです。
そして、意識するポイントとしては全員の意見を全て聞くのではなくある程度、意見を聞き、確認することができたら議論を進めるようにすることです。
テーマの前提や条件を合わせることはグループディスカッションにおいて重要な項目です。
全員で意見をすり合わせ、方向性を明確にしましょう!
STEP5:アイデアを出す/議論を交わす
テーマの前提や条件を確認したあとは、まず課題の解決策や提案のアイデアを出し合います。
そして、より説得力のある結論に導くために出てきたアイデアについて議論を交わします。
グループディスカッションでアイデアを出すことが大切な理由は、アイデアが出なければ、説得力のある結論が出にくくなるためです。
また、出てきたアイデアについて議論を交わすことで、班のメンバーがどのような考えを持っているのかを詳しく聞き出すことができます。

実際にアイデアを話す時は以下のように話していました。
「私は◯◯がいいと思いました。△△な理由だからです。」
また、なかなかアイデアが出ない時は、
「私は◯◯だと思います。△△さんはどう思いますか?」とアイデアを聞くようにしていました。
アイデアを出す時には根拠を明確に話すことを意識するべきです。
自分の考えだけだと課題解決のための説得力に欠けるので、根拠を話すことで他のメンバーを納得させ、より早く結論にたどり着けると思います。
アイデアの出し方と議論の仕方によって最後の結論のクオリティに差が出ます。
テーマの前提や条件に沿って根拠を持って発言することが重要なので、「発言しないといけない!」と焦るのではなく、冷静に議論すべき内容を見極めてアイデアを出しましょう!
STEP6:意見やアイデアの整理
アイデアが出てきたら、結論に向けて整理していきましょう。STEP4で決めたテーマの前提や条件に沿って整理していくことがおすすめです!
前の段階でアイデアを出したところで、前提や条件に沿って内容を整理しなければ結論は出てきません。

実際に意見やアイデアを整理する時は以下のように話していました。
「時間的にもそろそろ意見をまとめていきますか。課題に対するアイデアの優先順位を決めますか?」と提案する感じで話をしていました。
また、意見やアイデアを整理する時には優先順位を決めることを意識したほうが良いです。
全ての意見を結論に含めることは難しいので、課題やテーマに対して優先順位が高いアイデアは何かを考えて整理することが鍵になります。
結論を出す前に意見やアイデアの整理をすることは絶対に必要です。
しかし、時間があまりないことが多いので、議論の時から優先度が高いアイデアや意見は何かを常に考えておきましょう!
STEP7:チーム全員が納得いく結論を出す
最後に結論を出します。意見があまりまとまらなくても最後の発表を成功させるためにもチーム全員が納得いく結論を出すようにしましょう!
グループディスカッションでは結論のクオリティも人事に見られています。
同様にその結論を出すまでにどんな過程だったかも見られています。そこで全員が納得した結論を出すことができなければ、チームとしての評価が下がる可能性があります。

納得した結論を出す時に意識したことは、議論の振り返りを行うことです。議論の流れを最初から振り返ることで、自分の意見やアイデアがあったことやなぜ反映されなかったのかをがわかり、納得することができます。
必ずチーム全員が納得いく結論を出せるようにしましょう。
全員が納得できるようにするためには自分の意見を押し通したりはせずに、全体のバランスを考えて結論を作ることが大切です。
自分の意見があろうがなかろうがチームの結論を納得できるものにしましょう!
グループディスカッションにおいての各役割別の進め方

ここまででグループディスカッションの進め方についてはわかっていただけたかと思います。
しかし実際に「自分はどんな役割についたらいいのだろう?」「役割としての進め方がわからない。」と思われる方もいる思います。
そこでここからは、グループディスカッションにおいての各役割別の進め方についてご紹介します。
各役割別の進め方を知ることで自分にあった役割を見つけることができます!
各役割の進め方を正確に知っている学生は少ないのでこれからご紹介する内容を知っていると一歩リードできるでしょう。
グループディスカッションでの役割は以下の4つです。
<グループディスカッションの4つの役割>
- 司会
- 書記
- タイムキーパー
- アイデアマン
これらについて順番に解説していきます!
司会
まずは、司会の進め方をご紹介します!
司会として進める上で気をつけることは以下の2点です。
- 時間配分通りに議論を進める
- メンバーの意見を引き出す
時間配分通りに進めるために議論を進めながらタイムキーパーとコミュニケーションをとり、制限時間内に結論まで導くことが必要です。
また、特定の人の意見だけでなく、メンバー全員の意見を引き出し、議論を進めるようにしましょう!
司会の進め方の具体例を以下にまとめます。
<司会の進め方の具体例>
- 司会として立候補する
- 書記とタイムキーパーの役割を立候補制で決定する
- 時間配分の決定を行う
- 課題の本質や前提を決める
- 話し合いを進める
- 時間の経過をタイムキーパーに確認する
- グループでの結論をまとめる
- 発表内容の整理を行う
司会は以上のような進め方をできることが求められます。初めてのグループディスカッションでいきなり司会をやることは難しいと思うので2、3回以上参加してからやってみましょう!
また、グループディスカッションの司会の全体的な役割については「グループディスカッションで活躍できる司会のやり方とは」で解説していますのでよければご覧ください!
書記
次に、書記の進め方をご紹介します!
書記として進める上で気をつけることは以下の2点です。
- 議事録をとるだけでなく発言する
- 全体を俯瞰して理解する
書記は本来、メモをとる役割ですが、それだけをしていても評価には繋がりません。
議事録を取りながら気づいたことを積極的に発言するようにしましょう。
また、書記は他のメンバーから一歩引いた視点で議論をみることが比較的しやすいです。議論が脱線していたら指摘するようにしましょう。
書記の進め方の具体例を以下にまとめます。
<書記の進め方の具体例>
- 書記に立候補する
- 紙とペンを準備する
- 議事録を箇条書きで作成する
- 話し合いが行き詰まったらこれまでの、話し合いと現状の結論を整理する時間を提案する
書記の進め方で特に難しいことはありません。議事録を取りながら発言をすることが重要になります。議事録をとることで議論の全体像が掴めるのでぜひ積極的に発言してみましょう!
また、グループディスカッションの書記の全体的な役割については「グループディスカッションで活躍できる書記のやり方とは」で解説していますのでよければご覧ください!
タイムキーパー
次にタイムキーパーの進め方をご紹介します!
タイムキーパーとして進める上で気をつけることは以下の2点です。
- 時間配分の修正を行うこと
- 時間の管理だけでなく、発言すること
最初に決めた時間配分通りに議論が進んでいくことは基本的にはないので、時間配分の修正が必要になります。また、時間の管理だけしてるだけでは評価されないので、積極的に発言することが重要です。
タイムキーパーの進め方の具体例を以下にまとめます。
<タイムキーパーの進め方の具体例>
- タイムキーパーに立候補する。
- 時間配分を提案する
- 時計を準備する
- 経過時間と残っているタスクを教える
- 時間配分の修正を行う
タイムキーパーは基本的に時計をみながら議論に参加するため、難しい一面もあります。
ですが、時間が限られているグループディスカッションの時間管理はとても重要な役割なので役割を全うできるよう準備して臨みましょう!
また、グループディスカッションのタイムキーパーの全体的な役割については「グループディスカッションでのタイムキーパーの立ち回り方法3選【選考突破できる】」で解説していますのでよければご覧ください。
アイデアマン
最後にアイデアマンの進め方をご紹介します!
アイデアマンとして進める上で気をつけることは以下の2点です。
- 司会のサポートをする
- 自分の意見を押しすぎない
アイデアマンの場合は発言でチームに貢献すること求められますが、そこで他の人と差をつけるために司会のサポートをするという視点を持って発言することが大切です。
また、アイデアマンだと、つい自分の意見を押しすぎてしまうことがあります。他のメンバーの意見を聞き入れながらスムーズに議論が進むようにしましょう。
アイデアマンの進め方の具体例を以下にまとめます。
<アイデアマンの進め方の具体例>
- テーマの前提や条件に関する意見を出す
- 自分の意見と根拠を持って発言する
- 他のメンバーとは違った視点を持った発言をする
- 結論を出すに向けて抜け漏れや間違いがないかを確認する
アイデアマンは他の役割があるメンバーと比べて議論に集中しやすいポジションです。積極的に発言しつつも、議論の中で足りない部分を補うことができればその人の存在価値が上がると思います。
ぜひ、他の人違った意見でも積極的に発言してみましょう!
グループディスカッションを円滑に進めるための3つのコツ

ここまでで、グループディスカッションの進め方や役割別の進め方についてわかっていただけたかと思います。さらに「じゃあグループディスカッションをスムーズに進めるためにはどうしたらいいのだろう。」と思われた方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、グループディスカッションを円滑に進めるための3つのコツをご紹介します!
この3つを知っていると初めてのグループディスカションでも十分に活躍できるでしょう。
具体的には以下の3点になります。
<グループディスカッションを円滑に進めるための3つのコツ>
- 役割を決めるのに時間を変えすぎない
- 出題されそうなお題について勉強しておく
- 分かりやすく簡潔に話す
これらについて以下で解説していきます!
役割を決めるのに時間をかけすぎない
グループディスカッションの役割を決めるのに時間をかけすぎてはいけません。
というのも、グループディスカッションでは時間の使い方によって発表の質が変わって来るからです。できる多くの時間を議論に費やすために役割を決める時間は最小限に留めたいところです。

僕の場合、役割が重複した場合はこれまでの経験を聞いて決めていました。また、立候補が出なかった場合は、これまでやったことのある役割を参考に役割を決めて時間を変えないようにしていました。
役割を決めるのに時間がかかってしまうのはとてももったいないです。初対面で緊張するとは思いますが、積極的に発言したり、譲りあったりしてスムーズに役割を決めて議論に移りましょう!
また、グループディスカッションの4つの役割については「【就活生必見!】グループディスカッションの4つの役割を徹底解説!【注意点も解説」」で解説していますのでよければご覧ください!
出題されそうなお題について勉強しておく
また、出題されそうなお題については勉強しておくようにしましょう。
出題されそうなお題について勉強しておくことで情報量が他の学生と違うので議論において優位に立つことができます。

僕の場合、毎日ニュースアプリで時事について情報収集をするようにしていました。
グループディスカッションを円滑に進めるためには、出題されそうなお題について勉強しておくことが大切です。事前に勉強しておくことで議論に大きく貢献できるでしょう。
また、グループディスカッションのテーマについては「グループディスカッションのテーマ例60選と対策や注意点【種類も解説】」で解説していますのでよければご覧ください!
分かりやすく簡潔に話す
グループディスカッションでは分かりやすく簡潔に話すようにしましょう。
ダラダラと長く話してしまうと結局何が言いたいのかわからない上に貴重な時間を消耗してしまい、他のメンバーに迷惑をかけることになります。

僕が意見を話す場合は
「◯◯に関しては△△がいいと思います。理由としては◇◇だからです。」と意見と根拠を分けて一文が短くなるように話していました。
グループディスカッションにおいてダラダラと自分の話をするのは避けましょう。議論を円滑を進めるためには、意見を主張を根拠にまとめてから話すようにしましょう!
まとめ:チーム全員が納得いく結論を出せるように議論を進めよう!

本記事では、グループディスカッションでの進め方について解説しました!
グループディスカッションの進め方、各役割ごとの進め方、ディスカッションを円滑に進める方法をわかっていただけたと思います。
グループディスカッションの進め方を理解しておくことはとても重要です。事前に準備できることも多いので、対策してから臨むようにしましょう!
<まとめ>
- チーム全員が納得いく結論を出せるように議論を進める
- 役割を決めるのに時間をかけない
- 分かりやすく簡潔に話す
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