- グループディスカッションでうまく司会をして周りに差をつけたい!
- グループディスカッションの司会って何をすればいいの?流れは?
- グループディスカッションで司会をすることは有利?不利?
就活において避けては通れないグループディスカッションで、「司会を成功させて内定に近づきたい!」「一番目立つから司会に挑戦したい!」と思う方はたくさんいると思います。
けれども、司会はグループディスカッションにおいて一番重要で大変な役職といっても過言ではありません。
しっかりと準備して成功させたいですよね?
そこで本記事では、グループディスカッションでの司会の役割、やるべきこと、さらには、第三者から見たときの評価される司会の特徴なども解説していきます。
私自身、絶賛就活中でグループディスカッションでの司会を経験しており、たくさんの司会者も観てきています!
- グループディスカッションで司会に挑戦するメリット・デメリット
- グループディスカッションで司会に求められているもの
- グループディスカッション本番の司会の進め方7ステップ
これから初めてグループディスカッションを行う方、司会に挑戦したい方、内定に向けて少しでも前進したい方はぜひ最後までご覧ください!
この記事を監修した人
ゲンタ|北海道の大学3年生
公務員、一般企業を視野に入れて就活中
グループディスカッションは10回中5回司会の経験
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グループディスカッションで司会に挑戦するメリット・デメリット
「司会をして目立ちたいけど、失敗したらどうしよう。」「失敗するくらいならやらない方がいいかも」と考える人もいますよね?
そんな方はまず、グループディスカッションで司会をすることで得られるメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう!
以下が、グループディスカッションで司会に挑戦するメリットやデメリットです。
- メリット1:場をまとめるので存在感を示せる
- メリット2:発言が多いので積極性が示せる
- デメリット1:上手くいかない場合は司会の責任となることが多い
- デメリット2:中心の役割なので少しのミスでも目立ちやすい
メリット1:場をまとめるので存在感を示せる
グループディスカッションで、司会に挑戦する大きなメリットとして、だれよりも存在感をアピールすることが挙げられます!!
司会はいわばグループのリーダー的立ち位置です。
司会進行はもちろん意見を聞き出したりまとめたりなど、仕事の負担が大きい分、人事の方もしっかり注目してくれています。
ディスカッションは司会を中心に進行していきます。
司会で存在感を出さない方が難しいです!
司会ほど存在感を出せる役割はないため、グループディスカッションでは、司会に挑戦することをおすすめします!
メリット2:発言が多いので積極性が示せる
グループディスカッションの司会は、積極性をアピールしやすいです!
人事がグループディスカッションで見ているポイントの一つに積極性があります。
司会は前述にもありますが、発言回数が誰よりも多くなってきます。
また、進行している流れで自分の意見を出すこともできるため、簡単に積極性をアピールすることができます!
特にオンラインで行われる場合、いきなり発言するのはタイミングがとても難しいです。
ただ、司会であれば司会進行の流れのまま発言することが可能になります!
司会はグループディスカッションの重要ポイントである積極性をカバーできます!
積極性をアピールしたい学生は、ぜひ司会にチャレンジしてみてください!
デメリット1:上手くいかない場合は司会の責任となることが多い
グループディスカッションでうまくいかない場合、司会の責任となることが多いのがデメリットと言えるでしょう。
なぜならば、司会がグループのリーダー・中心として動くわけなので、失敗はそのチームを上手く機能させられなかった司会の責任となってしまうためです。
自分も司会をして上手く行かなかった事がありますが、めちゃくちゃ申し訳なくなります。
ただ、よっぽどのことがない限りメンバーに言葉で責められることはないですよ!
一方で、大きなリスクを背負っているわけですから、責任感を取るつもりで挑戦しなくては当たり前ですよね。
責任感を持ってチャレンジできない学生は、グループディスカッションで司会に挑戦することは避けたほうがいいでしょう。
デメリット2:中心の役割なので少しのミスでも目立ちやすい
司会は発言回数が多い分、少しのミスでもかなり目立ってしまいます。
司会はいわばグループの舵取りであるので、少しでも議論の舵取りの方向を間違えると、すぐに目立ってしまいます。
他の役割は議論の方向性まで責任を負わないので、少し発言を間違えても特に目立ったりはしません。
ディスカッションをするうえで論点がずれることが多々あるので、ミスする可能性は高いです。
しかしミスは目立ちますが、発言も他の役割より多くできます。
その分積極性はアピールできるので、ミスが目立つのはしょうがない部分があります。
ミスが大きく目立つので、グループディスカッションで大きくミスをしたくないと考えている学生は司会にチャレンジするのを避けたほうがいいでしょう。
グループディスカッションで司会に求められているもの
まだ、司会をしたことない人にとっては何が求められているなんて分からないですよね。
グループディスカッション中の司会に求められているものを知ることで、何をすべきなのかが見えてくるので知っておきましょう!
具体的には、以下の2点が、グループディスカッションで司会に求められているものになります。
- 限られた時間で効率的に進行させる。
- 全員の意見を満遍なく引き出す。
限られた時間でいかに効率的に進行させる
グループディスカッションの司会は、時間配分を意識しながら、議論を効率化することを求められています!
グループディスカッションは無限に時間を与えられているわけでありません。
まとめ役である司会は、限られた時間内にやらなければいけないことがたくさんあるので、効率的に進めることを考えましょう。
まとめると、司会が限られた時間でいかに効率的に進行させるべき理由は以下になります。
- 時間が限られている。
- やることがたくさんある。
- 最後には発表があるので間に合わなければ準備なしで発表しなければいけなくなる。
一度だけ時間内に終わらなく発表に入ったことがありますがその時はもう地獄でした笑
グループディスカッションで司会に挑戦するときは、自分たちが困らないためにも効率的議論を進めましょう!
全員の意見を満遍なく引き出す
司会をするときは、全メンバーから満遍なく意見を聞くことも意識しましょう
グループディスカッションでは、意見が多ければ多いほどいい内容に仕上げることができます。
そして、学生の中には、自分の意見をすぐに言える人と当てられるまで話さない人がいます。
司会は、議論を活性化させるためにも意見を引き出さなくてはなりません。
加えて、他の人にまで気を使えるという点を人事にアピールすることができます。
まとめると、全メンバーから満遍なく意見を聞くべき理由は以下の3つになります。
- 自分から話してくれない人もいる
- いいものを作るのにたくさんの意見が必要
- 他の人に気を使えるという点でアピールができる。
ディスカッションをいいものにできる上に、アピールも可能なので一石二鳥です!
全メンバーから意見を引き出すのはメリットしかないので、司会をするときは、全員から意見を引き出すように意識をしましょう。
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就活生ならぜひ参加をしましょう!
グループディスカッションでの司会の進め方7ステップ
ここまで司会をやるメリット・デメリットや、気をつける事を説明しましたが、実際どんな流れで進めればいいか分からないですよね。
そこでグループディスカッションでの司会の進め方ついて解説します。
これを知るだけで自信をもって司会に挑戦できるのでぜひご覧ください。
以下が、グループディスカッションでの司会の進め方7ステップです。
- 司会に立候補する
- 他の役職を決める
- 時間配分の確認する
- 前提条件の共通認識を確認する
- ゴールの確認
- 議論や意見を促す
- 議論をまとめて結論を出す
順に解説します。
ステップ1:司会に立候補する
まず、司会に立候補しましょう!
司会をするためには、司会に立候補しないと始まりません。
そのため、他の人に立候補される前に自ら司会に立候補をしましょう。
私の場合、開始して1秒経つまでに立候補をしていました!
司会は人気がある役割なので、出来るだけ早く司会に立候補するようにしましょう!
ステップ2:他の役職を決める
司会になった後は、まだ他の決まっていない役割があったら司会が先導して決めましょう。
司会が議論を活性化させて、それぞれの役職を決めると責任感を生じ、より活発なディスカッションが行えます。
決め方としては、「基本的にはやりたい人はいませんか?」と投げて立候補していくるのを待ちましょう。
しかし、仮に立候補者が出てこないのなら司会が勝手に決めてしまっても問題はないです。
役割決めのは、できるだけ早く決めて次に進めるように心がけましょう!
ここに時間を使うグループは、大抵最後まで討論は終わりません。
もし、絶対に向いてないなという人が立候補したなら、さりげなく他の人にやってもらえるようにするのもいいでしょう。
役割を決めるのは時間をできるだけ使わず、それぞれ最適な役職につけるように司会がサポートしましょう!
ステップ3:時間配分の確認する
役割が決まったら司会が率先して、時間配分を決めましょう。
限られた時間の中ですべてを終わらせるためには、時間配分を決めなければなりません。
そのため、司会が率先して時間配分を素早く決めましょう。
ただ時間配分をすればいいのではなく、それぞれに適切な時間を割り振ることを気をつけなければなりません。
例として、制限時間が30分の場合
役割分担 | 1分 |
時間配分 | 1分 |
課題確認 | 2分 |
ゴール確認 | 2分 |
討論 | 15分 |
結論 | 5分 |
発表準備 | 4分 |
このような時間配分になるように率先して動きましょう!
時間を先に決めると後は、タイムキーパーに時間の管理はお願いできるようになります。
議論の活性化させる事に集中できるようになるので、司会は出来るだけ率先して時間配分を確認をしましょう!
ステップ4:前提条件の共通認識を確認する
時間配分を決めたら、司会は提示された課題の前提条件を確認しましょう!
課題の前提条件に対する認識をグループ内で確認をしないと、議論の方向性が定まらず、議論の結論がまとまらなくなるので気をつけましょう。
前提条件の共通認識を確認する方法は、司会者が自分の考えを述べて、周りに自分とは違う解釈をしている人がいるかを確認する方法がおすすめです。
基本的には司会者の考えをベースに進めていくことが多いです!
なので始まる前に、しっかり自分の考えを共有しておきましょう!
注意点としては、議題をグループで共通認識にしておくことなので、全員の考えを一つ一つ聞く必要はないでしょう。
前提条件を確認することはグループディスカッションでも重要な項目です。
司会は、スムーズに課題の前提条件に対する共通認識を確認できるように意識をしましょう!
ステップ5:ゴールの確認
前提条件の共通認識を確認した後は、司会は、グループ全員でゴールを決めれるように誘導をしましょう!
ゴールが決まらないと、議論の着地点が分からず、時間内に結論を出すことが難しくなります。
ゴールを決める方法は、5W1Hを意識して課題の着地点を設定することがおすすめです。
5W1Hとは、このように議論のゴールを考えることです。
Who | だれが |
When | いつ |
Where | どこで |
What | なにを |
Why | なぜ |
How | どのように |
グループディスカッションに限らず、ゴールが決まっていないと話し合いはできないですよね。
ゴールが決まっているほうがディスカッションは格段にしやすくなります。
司会は、ゴールの確認をするように心がけましょう!
ステップ6:議論や意見を促す
司会はグループ全員から満遍なく意見を聞き出し、ゴールに近づけていきましょう。
グループディスカッションに慣れている人は、話を振ればすぐに答えてくれます。
ですが慣れていない人や発言回数の少ない人に話を振るときは、質問を分かりやすくして聞いてみるとテンポのいいディスカッションができます。
おすすめの声掛けは「これまでこのような意見が出ていますが〇〇さんは賛成ですか、反対ですか?理由も合わせて教えてください」です!
優しく声を掛けてあげてください。
また、議論が白熱したり時間が無くて焦ったりする時もあるかもしれません。
その際に司会者はディスカッションがいい方向に進めれるように常に冷静でいることは大切です。
グループディスカッションで司会をやる際は、議論や意見を促すことを意識をしましょう!
ステップ7:議論をまとめて結論を出す
議論が白熱したら、議論をまとめて結論に持っていくように司会は行動をしましょう。
これまでの流れは、あくまで最後の発表を成功させるための準備です。
最後の発表を成功させるためにも、結論を出すようにしましょう。
議論をまとめる方法は、書記が記入してくれている紙を見ながら、グループの全員が納得している意見を洗い出しましょう。
その後、課題に対する適切な施策について司会は全員に意見を聞くようにして、結論を出しましょう。
私も司会として意見をまとめるときは、書記が記入した紙を使いながら行っていました!
注意したいのは、自分の意見だけで押し切らないようにしましょう。
あくまで司会はまとめ役なので全員の意見をまとめる方に力を入れましょう。
ここで司会の仕事は終わりになります。最後の最後でまで気を抜かず、全力で取り組みましょう!
グループディスカッションで評価される司会と評価されない司会の違い
グループディスカッションをする際に「せっかく司会を挑戦するなら評価されたい!」「どんな司会が評価されるか不安」という人も多いと思います。
そこでここからは、評価される司会と評価されない司会について詳しく紹介していきます。
具体的には、以下の2つに分けて説明していきます。
- 評価される司会
- 評価されない司会
では、順に解説していきます。
評価される司会
まず、グループディスカッションで評価される司会の特徴は「段取り力」「協調性」があるかどうかです。
「段取り力」とは目標を設定し、メンバーからの意見出しを行い、結論をまとめるまでの一連の流れのスケジュールを立てる能力のことをいいます。
これで「周りの人材を使い、議論の筋道を立てる能力」を持っているかを見られています。
「協調性」は、他の人の発言をしっかり聞いて、その意見と関連のある意見を言うことでアピールできます。
ここでは、「考え方の違う人どうしが互いに助け合いながら目標に向かってそれぞれの仕事をこなせるか」を見られています。
まとめると、評価される司会の特徴は以下になります。
- 筋道を立て全体の流れを決めて進行する。
- 発言回数の少ない人への配慮。
- 他の人の意見は絶対に否定しない。
初めからすべてをこなすのは難しいので一つ一つできるようにしていきましょう!
周りから評価される司会になるために、段取りや協調性を意識しましょう。
評価されない司会
次に、グループディスカッションにおいて評価されない司会の特徴を説明します。
評価されない司会の1番の特徴は、ディスカッション前の時間配分やゴール設定をせずにすぐに意見を出してから始めようとする司会です。
目的も定まらずメンバーもどこに向かって議論をすればよいか分からなくなるので絶対にやめましょう。
また、何かを決める時に多数決を使い決めようとするのも議論の生産性を下げ、選考官から評価されなくなるので避けましょう。
まとめると、以下が評価されない司会の特徴です。
- 段取りができない
- 多数決で物事を決める
- 議論の生産性を下げてしまう
- 自分ばかり発言する
司会者は、メンバーの意見を引き出すのが仕事なので、否定などしていてはだれも発言したくなくなりますよね!
また司会はグループの議論を活性化させるのが目的です。
なので目立つために自分ばかり発言する学生もいますが、選考官からの評価が下がるのでやめましょう。
ディスカッションにマイナスの影響を与える司会は評価されません。
ディスカッションを遮っていないか常に意識をしながら司会に挑戦しましょう!
まとめ:積極的に司会に挑戦して成功させ優位に就活を進めよう!
本記事ではグループディスカッションの司会について解説きてきました!
司会のやり方や、進め方、評価される人されない人の違いなど、司会をこなすうえでの疑問は解決したとおもいます。
司会は、やるだけで他の人より評価されるといったことはありませんが、「積極性」「計画性」「協調性」などにおいては他の人よりアピールできるタイミングが多くあります。
司会を成功させることで、アピールもうまくいき他の人より優位に就活を進めることができるでしょう!
ぜひ、司会に挑戦し周りに差をつけてみてください!!
<まとめ>
- 司会は挑戦しただけでは評価されない
- 評価されない司会はディスカッションにマイナス影響を与える人物
- 評価される司会には段取りや協調性が求められている
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