

今回はこういった疑問にお答えしていきます。
長期インターンに参加する人がいると思いますが、どんなメリットがあるか気になりますよね。
また、メリットだけでなく、デメリットも知った上で長期インターンに参加するか決めたい方も多いでしょう。
そこで、今回は長期インターンのメリット・デメリットについて解説していきます。
この記事の結論は以下のとおりです。
- 長期インターンは業界や職種理解に最適
- 長期インターンで就職活動を有利に進められる
- 学業との両立をしっかりと行うことが重要

本記事の監修者
大学名:南山大学4年
名前:ナイキ
ITメガベンチャー内定者
新卒採用イベントの責任者と文部科学省の海外留学プロジェクトの長期インターンシップに参加。
その他海外インターンシップも3度参加している。
それでは早速見ていきましょう。
- Amazon Prime Student:今なら6ヶ月無料で使える学生向けの格安サービス!映画・音楽・読書・お急ぎ便が月額たったの250円
- 楽天カード
:年会費永年無料!学生でも作れるおすすめクレジットカード。今なら楽天カード新規入会&利用で5000ポイントプレゼント!
U-NEXT:200,000本以上の映画が⾒放題で断トツのNo.1!最新レンタル作品も充実。まずは31日間無料トライアル!
長期インターンとは何か
まず、そもそも長期インターンシップがどのようなものか知っている方は少ないのではないでしょうか。
よくアルバイトや短期インターンシップと比較をされ、混同されやすいですが、内容は全くの別物です。
長期インターンシップの参加を検討している人は、自分がどのようなことに参加するかを知っておく必要がありますよね。
ここからは、長期インターンシップはアルバイトや短期インターンシップと比べて、どのような点が異なっているか、順に解説していきます。
アルバイトとの違い
まず初めに、長期インターンとアルバイトの違いを説明します。
以下が主な違いです。
期間 | 賃金 | 目的 | 仕事内容 | 最低勤務日数・時間 | |
長期インターン | 1ヶ月以上 | 1000円以上 | スキルの取得や内定を獲得するため | 社員と同じような内容 | 週3日以上かつ1日5時間以上 |
アルバイト | 期限なし | 1000円以上 | 賃金を得るため | 社員と業務範囲の切り分けあり | 週2日以上かつ4時間以上 |
※場所は東京を想定、会社や職種によって内容は異なります。
長期インターンとアルバイトの1番の違いは、仕事内容です。
長期インターンは土日休みの一般的な会社で、社員と同様の仕事を任されることが多いです。
しかし、アルバイトは、多くの場合は店舗型のビジネスが多く、社員や店長とは業務範囲の仕切りが設けられています。

また、参加目的も異なっており、アルバイトは時間で発生する賃金を目当てに参加しますが、長期インターンシップは社員と同じ仕事をして、何かしらのスキルを身につけようとする方がほとんどです。
短期インターンとの違い
続いて、長期インターンと短期インターンの違いについて解説します。
以下が主な違いです。
期間 | 賃金 | 目的 | 対象 | インターン内容 | |
長期インターン | 1ヶ月以上 | 1000円以上 | スキルの取得や内定を獲得するため | 1〜4年生 | 社会人と同一 |
短期インターン | 1日〜2週間 | 基本的にない | 内定獲得のため | 3年生 | 座談会やグループワーク |
※会社や職種によって異なります。
長期インターンは、短期インターンと異なる点がたくさんあります。
大半の短期インターンでは賃金が発生しませんが、長期インターンは賃金がもらえるところがほとんどです。
また、参加の目的も異なっており、長期インターンは大半の学生が何かのスキルの取得を目的に参加する場合が多く、長期インターン先に就職する事は少ないですが、短期インターンは会社の事をよく知り、内定取得を目指して参加する人がほとんどです。
そのため、体験できる内容も異なっており、長期インターンはスキル習得のために、社員と同じ仕事内容を行いますが、短期インターンは、会社を深く知るための座談会やグループワークを行う事がほとんどです。

内定を得る目的のためなら、長期インターンに参加する必要はないでしょう。
身に付けたいスキルが明確な場合は長期インターンの参加をおすすめします!
長期インターンに参加するメリット7選
メリットがないと長期インターンに参加したくないですよね。
実際、長期インターンに参加するメリットはたくさんあります!
- 同年代と差別化させたい
- 成長してスキルを身に付けたい
- 起業の準備としてビジネスの知見を身に付けたい
こんな事を思う学生にはぜひ参加して欲しいです!
また、意識が高くない学生でも、社会で働く事で自分のやりたい事を見つけられる可能性があり、参加する事は非常におすすめです。
長期インターンに参加するメリットは以下の通りです。
- 理想の就職先が見つかる
- 就活活動が有利になる
- お金をもらいながらスキルを身につけられる
- 同年代の意識高い友人と繋がれる
- 社長や社会人の働き方がわかる
- 業界・職種理解につながる
- 起業する前の準備活動になる
それでは、順に解説していきます。
1. 理想の就職先が見つかる
まず初めに、長期インターンに参加するメリット1つ目は理想の就職先が見つかることです。
長期インターンに参加すると、現場の社員と同じ仕事が任されます。
実際に始めた仕事が好きだった場合は、そのまま働き続ければ良いですし、仮に自分に合わない仕事でも、 合わなかった理由を振り返ることで、理想の就職先を見つけられる可能性が高まります。
社会で働いたことがない状態で、理想の就職先を見つけるのは働く想像がつきにくいので難しいでしょう。

僕も長期インターンに参加する事で、理想の就職先を見つける事が出来ました!
就職活動を本気で行いたい学生は、ぜひ長期インターンに参加すると良いでしょう。
2. 就活活動が有利になる
次に、長期インターンのメリットの2つ目は就職活動が有利になることです。
その理由は以下の4つです。
- 他の学生と差別化できる
- 身についたスキルをアピールできる
- 社会人と話す事に慣れるため
- 自己分析を体験談ベースでできるため
長期インターンを経験することで、メールのやり取りやエクセル、パワポの使い方といった基本的なビジネススキル、業界によってはITや金融系の専門的なスキルを身につける事ができます。
そのため、サークルやバイトしか経験したことがない学生と体験談で差別化を図る事ができます。

また、長期インターンをする中で、社会人と話す事に慣れるので、面接の時にも落ち着いて話す事ができるようになるでしょう。
就職活動を有利に進めたい学生は、ぜひ長期インターンに参加してみてはいかがでしょうか。
長期インターンが就職活動の有利になる理由を詳しく知りたい方は「【体験談あり】長期インターンが就職活動で有利になるって本当?」の記事をチェック!
長期インターンって就活で活かせるの?長期インターンが就活で有利な理由を知りたい今回はこういった疑問にお答えしていきます。最近は意識の高い学生の中だと長期インターンが当たり前になってきていますよ[…]
3. お金をもらいながらスキルを身につけられる
続いて、お金をもらいながらスキルを身につけられることも長期インターンに参加するメリットの1つです。
例えば、プログラミングスキルを身につけるためにプログラミングスクールに通うとなると、30万円程度かかると思います。
しかし、エンジニアの長期インターンを行うと、お金をもらいながら、エンジニアのスキルを磨くことができます。
このように、長期インターンはお金をもらいながら、スキルを身につけることが可能です。

また、バイトだとお金は稼げても、社会人でも通用するスキルを身につけるのは難しいです。
しかし、長期インターンはバイトと同様またはそれ以上のお金をもらいながら、社会でも活躍可能なスキルを身に付けられます。
社会人として、良いスタートダッシュをきりたい方は長期インターンに参加することをおすすめします。
4. 同年代の意識高い友人と繋がれる
同年代の意識高い友人と繋がれる事も長期インターンに参加するメリットの一つです。
人は周りの人間の意識が高いとそれに感化されて自分自身も意識が高くなると言われています。
そのため、自分の市場価値は周りの5人の平均点と表されることが多いです。
長期インターンに参加する学生は、普通の大学生よりも意識が高く、切磋琢磨しながら長期インターンが出来るため自分の市場価値も自ずと上がるでしょう。

自分の市場価値を上げて、将来社会で活躍したいと考えている学生には長期インターンが非常におすすめです。
5. 社長や社会人の働き方がわかる
長期インターンに参加する5つ目のメリットは、社長や社会人の働き方がわかることです。
長期インターンはアルバイトとは異なり、社会人や社長の普段働いている姿を見ることができます。
そのため、どんな事を考えて、どのように仕事をしているのかを常に学ぶことができます。

大学生のうちに社長や社会人と触れ合う機会は少ないので、長期インターンは非常におすすめです。
社会人や社長の働き方を知りたい学生は長期インターンを始めてみましょう!
6. 業界・職種理解につながる
6つ目のメリットは、業界・職種理解につながることです。
長期インターンで実務を行うことで業界・職種について詳しくなります。
大学生のうちに業界・職種についてある程度知見があると自分自身がどういうことに向いているのか理解できるようになるでしょう。

7. 起業する前の準備活動になる
最後に、長期インターンに参加するメリットとして、 起業する前の準備活動になることが挙げられます。
学生起業家にとって、 ビジネスの知見がない事がデメリットとして挙げられますが、長期インターンをすることで、ビジネスへの知見を身につけることができます。
また、起業したい学生にとって、 社長と距離が近い長期インターンを経験すると、起業家として何を意識するべきか、起業を成功させるにはどのような行動すべきかなどを質問することができ、とても学びが多いでしょう。
起業を考えている学生は、最低でも一回は長期インターンを経験することをおすすめします!

長期インターンを経験して起業した東大生の話を詳しく知りたい方は「現役東大生・エンジニア・起業家インタビュー!起業までのストーリーを徹底深掘り!」の記事をチェック!
HikoPro皆さんこんにちは!Z大学のHikoProです!Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!今回は、現役東大生・エンジニア・起業家と、とんでもないスペックを持つ方にイン[…]
長期インターンに参加するデメリット6選
ここまでで、長期インターンのメリットは理解していただけたかと思います。
しかし、メリットだけでなく、デメリットも知った上で、長期インターンに参加するかを決めたいですよね。
そこで、ここからは長期インターンに参加するデメリットを6つご紹介します。
- 学業との両立が大変
- 友だちと遊ぶ時間が作れなくなる
- 休学しなくてはならない可能性がある
- 責任が大きくなる
- 様々な職場を経験できない
- スキルが身につかない可能性がある
順に解説していきます。
1. 学業との両立が大変
まず初めに、長期インターンに参加するデメリットは、学業との両立が大変なことです。
長期インターンの多くは、週に〇〇以上出勤しなくてはならないとされており、中には平日の3日以上の出勤を求められる会社もあります。
学生にとって、平日の昼間に複数回出勤する事は、授業との兼ね合いを考えるととても困難でしょう。
そして、結果として学業が疎かになる可能性もあり、学業と両立するのはとても大変です。

まずは、学業と両立ができる長期インターンを探すようにしましょう!
2. 友だちと遊ぶ時間が作れなくなる
次に、長期インターンのデメリットの2つ目は、友達と遊ぶ時間が作れなくなることです。
今まで遊んでいた時間や空いていた時間を長期インターンに充てなければならなくなるため、自ずと友達と遊ぶ時間は少なくなるでしょう。
また、長期インターンに参加している学生は、学生全体に比べて非常に少ないため、意識が高い層になります。
そのため、中には価値観が合わなくなり、既存の友達と疎遠になることもあるかもしれません。
しかし、長期インターンに参加することで、意識高い友人と出会え、自分自身の成長につなげることもできるので、既存の友達と疎遠になっても気にする事はありません。

自分自身を成長させたい方は、友だちと遊ぶ時間が少なくなるかも知れませんが、長期インターンに挑戦することをおすすめします!
3. 休学しなくてはならない可能性がある
3つ目のデメリットは、休学しなくてはならない可能性があることです。
長期インターン先の会社でもっとビジネススキルを高めたい場合や学業が疎かになり、休学しなくてはならないケースがあります。
そのため、周りの友達よりも1年遅れて卒業することになるでしょう。

実際、休学することで同期と一緒に卒業できなくなりますが、就活に関して悪影響があることはないです。
むしろ、休学をして長期インターンに全力で取り組み、社会でも通用するスキルを身につけたのであれば、多くの企業から求められる人材であること間違いないです。
休学することが直接的なデメリットになるわけではないですが、休学する可能性があることも視野に入れておくと良いでしょう。
休学のメリット・デメリットを詳しく知りたい方は「【経験者10人が語る】休学で成功する秘訣とメリット・デメリット」の記事をチェック!
HikoPro皆さんこんにちは!Z大学のHikoProです!Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!休学すると、どんなメリット・デメリ[…]
4. 責任が大きくなる
続いて、4つ目のデメリットは責任が大きくなることです。
長期インターン先の企業にはよりますが、学生ながらも裁量権を与えてくれる企業もたくさんあります。
その場合、学生ながらも社会人と同じぐらいの責任を負う必要があり、プレッシャーに感じる可能性があります。

5. 様々な職場を経験できない
長期インターンのデメリットの5つ目は、様々な職場を経験できないことです。
短期インターンだと短い期間で興味のある業界や職種を知ることができます。
しかし、長期インターンは半年から1年は同じ業界かつ職種で働くことになるので、色々な職場を経験したいという方には向いていないでしょう。

6. スキルが身につかない可能性がある
最後に、長期インターンのデメリットはスキルが身につかない可能性があることです。
長期インターンの企業の中には、学生に雑務しか任せないところがあります。
いつも決まった雑務ばかりだとアルバイトと業務内容が変わらず、スキルは身に付きません。

まとめ:長期インターンへの参加はおすすめ!
本記事では、長期インターンのメリットとデメリットについてご紹介してきました。
今回の重要な内容をまとめると以下の通りです。
- 長期インターンは業界や職種理解につながる
- 長期インターンに参加することで就職活動が有利になる
- 学業との両立をしっかりと行うべき
長期インターンにはどのようなメリット、デメリットがあるのか理解していただけたかと思います。
長期インターンには、もちろんデメリットもありますが、メリットの方が圧倒的に多いです。
紹介したメリットに興味のある方はぜひ長期インターンの参加を検討してみてはいかがですか。