

今回はこういった疑問にお答えしていきます。
インターンを始める時、「無給のインターンって大丈夫なのか」と不安になる人もいるでしょう。
また、無給インターンと有給インターンの違いについて知りたいと思っている人もいると思います。
そこで、本記事では無給インターンについて特徴や注意ポイントを解説していきます。
- 短期インターンでは無給の場合が多い
- 無給インターンに参加する時は労働条件を要チェックする
- 違法な無給インターンに参加した時は辞退する

本記事の監修者
大学名:愛知大学
名前:サリナ
ウガンダで長期インターン経験あり
また、最近は就活生としてインターンも経験あり
それでは早速見ていきましょう。
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無給インターンと有給インターンの違いとは?
インターンには無給インターンと有給インターンの2種類があることを知っている人は多いでしょう。
では、これら2つのインターンの違いはどのようなものか分かりますか?
なぜインターンによって給料が出るものと出ないものがあるのか気になりますよね。
そこで、無給インターンと有給インターンの違いについて解説していきたいと思います。
- 無給インターンとは
- 有給インターンとは
それそれのインターンについて解説するので、無給と有給の違いを知りたい学生はぜひご覧ください。
無給インターンとは
まず、無給インターンとは文字通り給料が出ないインターンのことです。
皆さんが目にするインターンのほとんどが無給インターンではないでしょうか。
実際、たくさんの企業がインターンを実施していますが、インターンに対して給料を出している企業はかなり少ないです。

インターン内容の大半が実務を伴わないものであるため、給料が支払われないのが無給インターンです。
有給インターンとは
続いて、有給インターンとはインターン生に対し、仕事の対価として給料を出すインターンのことです。
無給インターンと違い、有給インターンの内容は実務に近い仕事をインターン生がしています。
そのため、インターン生(学生)であっても給料が支払われるのです。
また、有給インターンの一般的な時給は1200~1300円でしょう。
一方で、社員と同様の仕事をしているのに給料が出ない場合は、安い労働力として使われている可能性があるので、注意してください。

インターン生であっても社員と同程度の仕事をしているため、給料が支払われるのが有給インターンです。
【場面別】無給インターンは違法なのか
「インターンであっても仕事をするんだから、給料が出ないってまずいんじゃない?」と思う人もいるでしょう。
また、無給インターンと調べると違法という言葉が出てくるので、心配になる人もいると思います。
そこで、ここからは無給インターンが違法なのかについて以下の項目で解説していきます。
- 違法な場合
- 違法でない場合
これからインターンに参加する学生は、違法な無給インターンでないかを判断できるようにしましょう。
それでは、順に解説します。
違法な場合
結論、労働者とみなされているにも関わらず、給料が支払われない場合が違法です。
この場合は短期や長期といった期間は関係なく、インターン生であっても1人の労働者として仕事をしているかがポイントになります。
実務を伴う仕事をしているのに給料が支払われないインターンは違法である可能性が高いでしょう。
まとめると、以下が違法であるインターンの特徴です。
- 労働者とみなされている
- 指示が何か与えられている
- 最低賃金以下で働いている
- 残業代が出ない

また、給料は支払われているが最低賃金以下で働かされていたり、残業代や諸経費が出なかったりする場合も違法なインターンに該当します。
社員と同じ仕事をしていたり、企業に拘束されていたりするインターンなのに無給な場合は、違法なインターンの可能性があるので、要注意してください。
違法でない場合
結論、実務を伴わない内容で労働ではなく体験であるインターンは無給であっても違法ではありません。
論点は、違法の場合と同様にインターンの内容が実務的かどうかです。
仕事の体験としてのインターンでは、実務要素がなく企業に拘束されない場合がほとんどです。
そのため、労働力とはみなされていないので、給料が支払われません。

実務が伴わないインターンでは合法的に無給であることが大半なので、自分が参加するインターンがどのような内容なのかをきちんと理解して違法でないかを判断できるようにしましょう。
無給インターンの気になる特徴
「無給インターンってどんなもの?」「なぜ無給なの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
無給インターンがどのようなものかを理解できるとインターン選びに役立つと思います。
そこで、無給インターンの特徴について以下の場合ごとに解説します。
- 短期インターンの場合
- 長期インターンの場合
ぜひ、参加しようとしているインターンと比較しながらご覧ください。
では、順に解説していきます。
短期インターンの場合
短期インターンは実務を伴う仕事はほとんどしないため無給であることが多いです。
具体的なインターン内容は、グループワークや就業体験、社内見学といったように学生が企業への理解を深めることが目的とされているプログラムになっています!

また、短期インターンでもたまに給料を支払う場合もあり、5日間で10万円もらえることがあります。
無給の場合が多い短期インターンですが、企業の業務を行わないため拘束されません。
そのため、初めてインターンに参加する方には特におすすめです。
長期インターンの場合
長期インターンでは企業の本来の業務を行う有給の場合が多いですが、無給の長期インターンも存在します。
特徴としては、まず契約書などを特に締結しないパターンです。
通常長期インターンシップは立派な労働に当たるので、勤務条件などが記載された契約書を結ぶのが普通ですが、無給のインターンはそういった契約書を結ぶことがありません。
まとめると、無給の長期インターンの特徴は以下になります。
- 契約書を締結しない
- 会社設立して間もない
- 特に数字で詰められたりはしない
- 社長が若い

また、会社設立してすぐの場合は売り上げが立っておらず支払う給料がないが、事業は拡大したいという傲慢な思いから、学生にスタートアップインターンと甘い囁きでうまく働かせる場合が多いです。
無給の長期インターンの場合は、企業が学生を都合の良い労働力とみなしていたり、会社として経営面が整っていなかったりするので、要注意してください。
無給インターンで確認すべきこと5選
長期インターンで無給の場合は要注意だということは分かったけれど、「何を確認したらいいの」と思っている方もいると思います。
無給インターンに応募する時に気を付けるべきことが分かると違法なインターンに参加する危険性が低くなります。
そこで、無給インターンに参加する時に確認すべきことを以下の項目で解説します。
- 違法な求人でないか
- 契約書の内容が正しいか
- 会社の評判や口コミを確認する
- 学生が労働者として扱われているかどうか
- 労働条件が適切か
これらの確認事項をチェックしてからインターンに申し込むようにしましょう。
では、順に解説していきます。
違法な求人でないか
まず、違法な求人内容でないかを確認してください。
インターンの給料については求人情報に書かれていることが一般的です。
そのため、給料に関しての記述がない求人は違法である可能性があります。

求人内容に書くべきことが書いていない企業のインターンは違法性があるかもしれないので、注意しましょう。
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契約書の内容が正しいか
次に、契約書の内容が正しいかを確認してください。
インターン選考に合格し、インターンに参加する前には契約書にサインすることが多いです。
契約書のなかには雇用契約書といって給料について書かれている書類があります。
記載されている給料が最低賃金より低かったり、そもそも給料について書かれていない時は安易にサインしないようにしましょう。

契約書に書くべき事柄が書かれていないインターンは違法である可能性があるので、気をつけてください。
会社の評判や口コミはどうか
続いて、会社の評判や口コミを応募する前に確認してください。
以前にインターンに参加した学生の感想やその企業の社員の意見などを参考にしましょう。
悪いことが書かれていても見なかったことにはせず、違法性がないかを確かめることが重要です。

会社の評判や口コミを見ていく中で、違法インターンが疑われる場合には安易に応募するのは辞めておきましょう。
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学生が労働者として扱われているか
加えて、学生が労働力として扱われているかを確認してください。
無給インターンの場合は、労働ではなく体験として扱われます。
なので、無給なのに労働者とされている場合は違法インターンです。
インターン内容が実務を伴うものかが判断基準なので、仕事内容を再確認しましょう。

労働者として扱われているのに無給インターンの場合は違法であるため、参加しないようにしてください。
労働条件が適切か
最後に、労働条件が適切かを確認してください。
具体的には労働時間や諸手当が労働基準法に違反していないものかが重要です。
長時間労働を強いられて残業代が出なかったり、経費が申請できなかったりする場合は要注意しましょう。

労働条件を確認して少しでも違うなと思った時は詳細を必ず確認して、違法なインターンに参加しないようにしてください。
違法の無給インターンに参加した場合の対処法3選
ここまで違法インターンに参加しないように気をつけるべきことを解説してきました。
では、もし違法な無給インターンに参加してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
対処法が分かっていれば不安が和らぎますよね。
そこで、違法の無給インターンに参加した時にどう対処するべきなのかを以下の項目で解説します。
- 違法かどうかを見極める
- 企業に改善を求める
- 無給インターンを辞退する
違法なインターンに参加した時どのような行動を取ると良いのかをしっかり理解しましょう。
違法かどうかを見極める
違法の無給インターンに参加した場合、本当に違法かどうかを見極めることをおすすめします。
まず、労働者として扱われているのかを判断しましょう。
労働者としてインターンをしている時は給料が支払われるべきなので、無給だと違法です。

インターン内容から労働者かどうか判断できない時は周囲の人に相談してみましょう。
違法なインターンかどうかの見極めは難しい場合もあるので、家族や大学のキャリアセンターを頼ることも重要です。
企業に改善を求める
違法なインターンだと分かった時は、企業に改善を求めることをおすすめします。
労働者として扱われているのにも関わらず、無給の場合は給料を支払うよう求めるか、インターン内容の見直しを求めるようにしましょう。
ただし、すでに働いた分の給料はきちんと請求してください。

違法なインターンに参加してしまった時は、企業に対して改善を要求するといいです。
無給インターンを辞退する
違法なインターンに参加し、企業に改善を要求しても対処してくれない時は無給インターンを辞退してください。
違法なインターンを続けても、企業の都合の良い労働力になってしまいます。
ですので、自分の大切な時間やお金をロスしないためにも辞退しましょう。

また、もし違法なインターンが改善されたとしても、その企業が人材を大切にしていなかったことは明らかなことなので、辞退した方が良いです。
違法な無給インターンに参加した時は、適切な対処をして辞退することをおすすめします。
長期の有給インターンで実際に働く経験を積むことがおすすめ!
ここまで、無給インターンについて解説してきました。
無給と有給の違いや違法インターンの注意点などが理解できたと思います。
結論、インターンをするなら、長期の有給インターンを選ぶことをおすすめします。
有給の長期インターンでは、実務を経験することができるので、実際に働く経験を積めます。
また、労働者として扱われるため、きちんと給料も支払われます。

どんなインターンをするか悩んでいる方は、ぜひ有給の長期インターンを検討してみてください。
まとめ:違法な無給インターンには注意しよう!
今回の記事では、無給インターンの特徴や違法インターンの対処法を解説しました。
どんな無給インターンが違法かを理解できたと思います。
本記事の重要なポイントをまとめると以下の通りです。
- 短期インターンでは無給の場合が多い
- 無給インターンに参加する時は労働条件を要チェックする
- 違法な無給インターンに参加した時は辞退する
たくさんの企業がインターンを実施していますが、安心して参加できるインターンだけでなく、なかには違法な無給インターンも存在します。
違法性を応募前に判断して、違法な無給インターンに参加しないよう注意しましょう。
また、以下の記事ではインターンの給料について解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
インターンの給料はどのくらいもらえるの?バイトとインターンどっちがいいの?今回はこういった疑問にお答えしていきます。インターンを探す時、できれば有給インターンをしたいと思いますよね。[…]