

今回はこういった疑問にお答えしていきます。
留学をしたいけれど、そのあとの就職活動を不安に感じている人も多いと思います。
とはいっても、留学がそもそも就職に有利なのか、忙しい留学中にどうやって就活をしたらいいのか分からないですよね。
そこで今回は、実際に現役大学生で留学を経験しその後日本の会社で内定をもらった人の体験談を交えて、留学生の就活についてご紹介していきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- 留学経験者が就活に有利な理由
- 期間別就活の進め方
- 検討すべきキャリアフォーラム
これらについて体験談を交えて、解説していくので、留学経験を通して就活を無双したい人はぜひ最後までご覧ください。

本記事の信頼性
薫
大学生・個別英語講師、チェコのカレル大学法学部に交換留学、就活で留学経験を話し内定獲得
それでは早速見ていきましょう。
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【企業のホンネ!】留学経験者は就職活動に有利な理由3選
実際のところ、企業が留学経験者を求めているのか、留学経験者に何を求めているのか分からないこともありますよね。
2019年の文部科学省主催のトビタテ留学JAPANの調査によると、73.9%の企業が「留年や休学は採用においてマイナス評価にならない」と回答しています。
また、64.1%の企業が「留学経験者を今後積極的に採用していきたい!」と回答しています。
このことから留学経験者は就職活動に有利だということができるでしょう。
しかし、留学をしただけで就活が有利になるわけではなく、企業が具体的に留学経験者になにを求めているのかを知ることが大切です。
そこで本記事では留学生が就活に有利な理由を以下の3つにまとめました。
- 他の就活生よりも英語が優れているから
- 他の国の人ともコミュニケーションが取れるから
- 将来について深く考えている人が多いから
では順に見ていきましょう!
1.他の就活生よりも英語が優れているから
企業にとって、他の就活生よりも英語力が高い傾向にある留学経験者は、魅力的に映ります。
企業のグローバル化が進んでいる現在、就活生に最低限の英語力を求める企業が増えているからです。
また英語力が高いことは、単に英語ができるということだけでなく、外国語という異文化を自分の中に取り入れるという非常に困難なことを乗り越えてきたということを意味します。
その点でも英語の点数が高い就活生は高い評価を受けやすいですね。

採用担当者にとって高い英語力が1つの判断基準だということが分かったと思います。
ぜひ納得のいく点数を早めにとっておいてくださいね。
2.他の国の人ともコミュニケーションが取れるから
留学経験者は様々なバックグランドを持つ人ともコミュニケーションが取れることが多く、それが企業から高く評価されることがあります。
留学では、どう頑張っても日本語が通じない場所で、様々な人とのコミュニケーションを通じ自己主張しながら、生きる必要があります。
そのような状況で得られるコミュニケーション能力は決して日本で得られるものでは無く、
特にグローバル企業であれば留学で培ったそのコミュニケーション能力が生きる場面も多いでしょう。

他の国の人ともコミュニケーションが取れることは、高い英語力と同様に他の就活生よりも確実に秀でている点です。
留学中は積極的に交友関係を深めてみてください。
3.将来について深く考えている人が多いから
留学経験者は将来について真剣に考えている人が多く、企業にそのような就活生を高く評価します。
なぜなら留学に行くことは、一般的な就活生とは異なる意思決定をしていることを意味し、多くは、早い時期から深く人生設計を考えているからです。
企業にはそのような早い時期から深い思考で、先を見据えて行動できる能力が魅力的に感じられるのです。

企業は、留学経験者が将来に対して真剣に考えているということを高く評価するということが分かったと思います。
ぜひ留学前、留学中を通して、自分の納得できる将来設計を練ってみてください。
【就活無双】留学生の就職活動スケジュールを大公開
多くの留学生は同級生がインターンや就活イベントに参加している時期に留学するため、一人だけ取り残されたような感覚に陥るかもしれず、不安ですよね。
留学生対象のキャリアフォーラムもありますが、なかなか情報共有ができないのが現実です。
しかし、留学と就活のスケジュールをしっかり把握することで、留学生だからこそのチャンスをつかむことができます。
逆にしっかりとスケジュール管理をしていなければ、留学しながらの就職活動は厳しいものになります。
以下では月ごとに就活スケジュールをまとめました。
- 7月~8月
- 9月~10月
- 4月~6月
- 9月
では順に見ていきましょう!
7月~8月【就活の土台作り】
7月から9月は日本の学生同様、就職活動の土台を作ります。
まだ留学に出発していない人は、できるだけ日本に滞在している期間でしかできないことを優先して就活の土台作りに取り組みましょう。
この時期にすることをまとめると以下のようになります。
- 自己分析
- 就活イベント参加
- 業界・企業研究
- インターン参加
- 就活仲間作り
- ボスキャリの航空券・ホテル手配
ぜひ参考にしてください。

1Dayの説明会やインターンなどにも積極的に参加することが大切です。
またボスキャリの交通手段、宿泊先はボスキャリに参加すると決めたらできるだけ早めに予約しましょう。
就活が本格化する直前の7月~8月は、その後の就活がスムーズに行うことができるように他の就活生同様、就活の土台作りに取り組むことが大切だということが分かったと思います。
ぜひ積極的に取り組んでみましょう!
9月~10月【ボスキャリを狙え】
9月~10月は11月に開催されるボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)に照準を合わせ、選考対策を進めていきましょう。
とにかくこの時期はボスキャリの準備に忙しくなります。
留学先の授業に慣れてきてひと段落したところの留学生が多く、自己管理が大切になります。
この時期にすることをまとめると以下のようになります。
- 業界研究
- 面接練習
- 履歴書作成
- ボスキャリの情報をこまめにチェック
- 航空券・ホテル手配
ぜひ参考にしてください。

ボスキャリの情報がそろそろ出てくる時期です。こまめにチェックして選考対策を進めましょう。
9月~10月は11月のボスキャリに向けて準備する必要があるということが分かったと思います。
準備はできるだけ早めに取り組みましょう。
4月~6月【通常選考・夏選考・キャリアフォーラム】
多くの留学生が帰国するこの時期は多くの企業が通常選考を開始しており、就職活動を一気に本格化させていく必要があります。
留学生対象の選考会も多く開催されているので、必ずしも他の就活生に後れを取っていると焦る必要はありません。
この時期にすることをまとめると以下のようになります。
- 企業の通常の選考に参加
- 夏選考
- ロンドンキャリアフォーラム
- 東京キャリアフォーラム
- Global Career Expo
ぜひ参考にしてください。

帰国のタイミング次第で、企業の通常選考に間に合うケースもあるので帰国の時期もしっかり考えないといけません。
4月~6月はロンドンでも日本でもキャリアフォーラム続きだということが分かったと思います。
留年を視野に入れている場合も、経験として参加を検討してみてはいかがでしょうか。
9月以降【進路選択】
多くの企業が選考を締め切った9月以降は、自分の状況を踏まえ来年度以降の進路を考えましょう。
確かにほとんどの企業は選考を締め切っていますが、いくつかのキャリアフォーラムが留学から帰国した学生を対象に開催されます。
この時期にすることをまとめると以下のようになります。
- 冬の東京キャリアフォーラム
- 冬のGlobal Career Expo
- 大学院入試の勉強
- 休学・留年検討
- 就活浪人検討
ぜひ参考にしてください。

また、大学院に進学する学生は、早めに入学試験の勉強に取り組む必要があります。
9月以降はなかなかシビアな進路選択の岐路に立たされるということが分かったと思います。
しかしどんな選択をしても、就活のコミットしておくことは、のちの大きなアドバンテージになるので、ぜひ積極的に様々な可能性を探ってくださいね。
留学生が留学行く前にすべきこと6選【就職活動準備編】
特に三年生の夏から秋にかけて、夏のインターンなど、他の就活生が積極的に就職活動を始める時期です。
そんな時期に留学に出発する留学生は、他の人と同じように就活のスタートダッシュが切れなくて焦る人もいるかもしれません。
留学を理由にして就活の準備をしていないと、後でなかなか就活がうまくいかなかったり、留学生活も楽しめないことになります。
そこで本記事では留学前にすべきことを以下のようにまとめました。
- 企業分析と選考対策をする
- 就職仲間作りをする
- 海外では購入できない就活セットの準備する
- 自己分析をする
- 語学試験を受験する
- 就活のスケジュールを確認する
では順に見ていきましょう!
1.企業分析と選考対策をする
留学前から企業分析と選考対策は進めておきましょう。
企業分析と選考対策は非常に時間がかかります。
特に選考対策はESや面接対策、適性検査対策などが含まれ、一晩で終わるものでは決してありません。

留学前から企業分析と選考対策をする必要があるということが分かったと思います。
留学の授業に忙殺される前に、準備は早めから始めておきましょう。
2.就活仲間づくりをする
日本にいる間に、就活仲間を見つけておきましょう。
海外という慣れない環境の中で、就活を進めるときにはできるだけ就活仲間はほしいところですが、なかなか海外でリアルな就活仲間を見つけることは難しいです。
インターンや企業説明会で一緒に頑張れる就活仲間を見つけておくと、海外でも心強いですね。

就職活動を海外で一人で乗り切るのは非常に大変です。日本にいる間に、就活仲間を見つけておきましょう。
3.海外では買えない就活セットを準備する
出発前に必ず海外では手に入りにくい就活セットを用意しておきましょう。
就活セットとは、リクルートスーツや靴、証明写真、印鑑、履歴書、SPIの参考書などです。
留学中にはなかなか手に入りにくかったり、手に入っても非常に高額になる場合もあります。
しかしないと困るものばかりです。
特に印鑑は日本ならではのものなので、忘れたら日本から送ってもらうしかありません。

海外で就職活動をするときには海外では手に入りにくいけれど、就活には必須の就活セットが手元にある必要があります。
よくシュミレーションして、忘れ物がないか確認しましょう。
4.自己分析をする
留学前から自己分析に取り組みましょう。
留学前後で自分の価値観がどのように変わったかを分かりやすく捉えるためです。
留学では多くの人が自分の変化に気づきますが、具体的にどのように変わったのかを示すためには留学前の自分を詳しく分析しておく必要があります。

留学という非日常の機会を経て自分がどのように変わったのかを知るためには、留学前に自己分析しておくことが大切だということが分かったと思います。
ぜひ留学中の自分の価値観の変化を敏感に感じ取るために、留学前から自己分析に取り組んでみてください!
5.語学試験を受験する
留学前には必ず語学試験を受けておきましょう。
選考時にどれだけ語学力が伸びたかアピールしやすいからです。
企業は高い点数自体に興味があるわけではなく、どのように課題を設定し、課題をクリアしたかに興味があるので、留学前の英語力を示すことでより説得力が出ます。

「留学を通して英語力が伸びた」ということを示すためには、留学前に語学試験を受けることが必要だということが分かったと思います。
ぜひ留学前に語学試験を受けてくださいね!
6.就活のスケジュール確認しておく
留学前、留学中、帰国後の就活スケジュールは確認しておきましょう。
日本にいない分、一般的な就活スケジュールを捉えにくいので、気が付いたら取り残されている可能性もあります。
また留学生ならではの就活スケジュールもあり、よくアンテナを張っておかなければなりません。

自分の就活の状況を把握するために留学中の就活スケジュールを事前に確認しておくことがとても大切ということが分かったと思います。
就活の波に乗り遅れないよう、ぜひ色んな人の話を聞いてスケジュールを確認してください。
留学生が留学期間中にすべきこと4選【就職活動準備編】
留学前にすべきことを抑えて、いよいよ日本にいない留学期間にすべきことは何でしょうか。
日本とは勝手が異なり、不安な方も多いと思います。
でも、留学中でも海外で日本の就活の準備をすることは十分に可能です。
留学中にしっかり準備することで、留学中や帰国してからの就活がスムーズに行えます。
本記事では留学中にすべき就活準備を以下のようにまとめました。
- 選考対策をする
- オンライン面接をする
- 適性検査対策をする
- 興味のある会社の海外支社を調べる
では順に見ていきましょう!
1.選考対策をする
留学期間には選考対策を進めましょう。
選考対策とは、自己分析やES、筆記試験・面接対策、企業・業界研究などの全ての就活性が留学関係なく行うプロセスです。
特にボスキャリやロンキャリに参加する留学生は、留学前から留学中にかけて選考対策に取り組まないと間に合いません。
帰国してからキャリアフォーラムに参加する場合も、他の就活生同様、早く準備をしているに越したことはありません。

留学前から留学中にかけて長期的に選考対策に取り組む必要があることが分かったと思います。
納得いく選考対策を重ねてください。
2.オンライン面接をする
留学中はぜひオンラインの会議ツールを活用して面接練習に励んでください。
留学中はなかなか日本人と対面で面接練習をする機会はありません。
しかしボスキャリやロンキャリなどの選考会に参加する場合は面接の練習をする必要があります。
そのような場合はオンラインで面接の練習の機会を設けてください。

特にキャリアフォーラムに参加する場合は面接練習をする必要があるということが分かったと思います。
対面で練習できなければ、オンラインのツールをフル活用しましょう。
3.適性検査対策をする
留学中に適性検査の能力試験対策をしましょう。
SPIや玉手箱のような能力試験では、ある程度問題数をこなさなければいい点数は出ません。
帰国してから対策する時間はないので、納得できる点数を出すために留学中から取り組んで起きましょう。

留学中に適性検査対策を進めておくことが重要だということが分かったと思います。ぜひ時間を見つけて対策を進めていってください。
4.興味のある会社の海外支社を調べる
興味のある会社が自分の留学先に支社を持っていないか調べてみましょう。
もし留学先に海外支社があれば、インターンやOBOG訪問ができるかもしれません。
日本にいる就活性には決してできない貴重な経験です。

興味のある会社が留学先に支社を持っていれば、これ以上ない貴重な機会です。
積極的に探してみましょう。
【就職内定ゲット!】留学中に検討すべきキャリアフォーラム5選
帰国しない限り通常の面接やインターンは受けられませんが、同級生が内定をもらっているなか、帰国まで待たないといけないのはじれったい人もいると思います。
しかし、海外でも日本企業が対面で留学生を採用する通称キャリアフォーラムと呼ばれる、選考会と合同説明会を兼ねたイベントがあります。
きちんと準備していけば、最短3日で内定が出る可能性もある就活イベントなので、ぜひ検討してみてください。
そこで本記事では、海外だけでなく日本でも開催される留学生が検討すべきキャリアフォーラムを5つ紹介します。
- ボストンキャリアフォーラム
- ロンドンキャリアフォーラム
- 東京キャリアフォーラム
- 経団連グローバルキャリアミーティング
- マイナビ海外就職
では順に見ていきましょう!
1.ボストンキャリアフォーラム
ボストンキャリアフォーラムは「ボスキャリ」とも省略されるアメリカのボストンで開かれる、日英バイリンガル、日本人留学生を対象にした合同説明会兼選考会です。
日程は毎年11月の金・土・日の三日間です。
「三日で内定が出る」と噂されるボスキャリですが、事前準備に必要なのは、企業・業界研究、自己分析、面接対策など日本の就活と同じです。
通称ボスキャリの特徴をまとめると以下のようになります。
- 参加企業200社以上
- 面接は事前応募と当日受付の2パターン
- 2~3か月前からエントリー準備をする必要がある
- スカイプなどで事前面接
- ボスキャリでの内定率は約50%
ぜひ参考にしてください。

ボスキャリは規模も大きいので飛行機やホテルの予約が埋まってしまうこともあり、場合によっては留学前にこれらの手配をしなければなりません。
留学中でも日本の学生と同様に面接の機会があるということが分かったと思います。
特に留学中に早期内定をもらいたい人は積極的にボスキャリを検討してみてはいかがでしょうか。
2.ロンドンキャリアフォーラム
ロンドンキャリアフォーラムとは「ロンキャリ」とも呼ばれるイギリスのロンドンで開催される、日本人留学生を対象にした合同説明会兼選考会です。日程は毎年四月下旬ごろの週末の二日間で行われます。
ボスキャリもロンキャリもある程度特徴は同じですが、ボスキャリはわざわざ日本から面接を受けに来る学生もいる中、ロンキャリはそのような学生はほぼおらず、交換留学生または、正規留学生がほとんどです。
通称ロンキャリの特徴をまとめると以下のようになります。
- 参加企業は30社程度
- 面接は事前応募と当日受付の2パターン
- 2~3か月前からエントリーの準備をする必要がある
- スカイプなどで事前面接
- コンサル・IT企業が多い
ぜひ参考にしてください。

ロンキャリはボスキャリに比べて圧倒的に参加企業が少ないですが、年々増加傾向にあります。ぜひこまめにチェックしてみてください。
ロンドンでも実際に面接の機会があることが知れたと思います。
4月という就活も本格化している時期なので、ぜひ積極的に参加を検討してみてください。
3.東京キャリアフォーラム
東京キャリアフォーラムとは、6月下旬と12月中旬にに行われる東京での日英バイリンガルのための合同説明会&選考会のことです。
多くの留学生が帰国するタイミングで開催されます。
留学中は就活イベントに参加できなかった学生にも嬉しいイベントですね。
ロンキャリ、ボスキャリとは異なり、日本で開催される日英バイリンガルのための就活イベントなので留学経験者でない人も参加しています。
東京キャリアフォーラムの特徴をまとめると以下のようになります。
- 参加企業は200社以上
- 大手だけでなく中堅企業も参加
- その場で内定が出ず、7月まで選考を持ち越す可能性もある
- 2~3か月前からエントリーの準備をする必要がある
ぜひ参考にしてください。

ボスキャリ、ロンキャリとは異なり、その場で内定が出ない会社も多いです。
そのため、東京に最長1か月程度滞在する必要もあり、宿泊場所の確保がネックになります。
帰国してから参加できるキャリアフォーラムとして東京キャリアフォーラムがあるということが分かったと思います。
留学中は留学のみに集中したい人はぜひ参加を検討してみてください。
4.経団連グローバルキャリアミーティング
経団連グローバルキャリアミーティングは毎年7月上旬に開催される経団連主催の合同説明会&選考会です。
経団連フローバルキャリアミーティングは、東京キャリアフォーラム同様に多くの留学生が帰国するタイミングで開催されるため、留学中は選考を受けられなかった学生も比較的余裕を持って参加することができます。
経団連グローバルキャリアミーティングの特徴をまとめると以下のようになります。
- 参加企業は20社程度
- 学部4年生または大学院2年生かつ8か月以上の留学経験者が対象
- 面接には事前応募はなく当日受付のみ
ぜひ参考にしてください。

今後対応が変わってくると思うので、こまめに情報をチェックしてください。
経団連グローバルキャリアミーティングは、対象を8か月以上の留学を経験した学部4年生、大学院2年生に絞っているので、他のキャリアフォーラムよりは参加する学生の人数は少ないため、企業と丁寧なやり取りを行うことができます。
留学中は選考会を受けられなかった学生にとって経団連グローバルキャリアミーティングは非常に魅力的なイベントだということが分かったのではないでしょうか?
ぜひ東京キャリアフォーラムと併せて参加を検討してみてください。
5.Global Career Expo
Global Career Expo とは6月と12月に東京と大阪で行われる、マイナビ主催の海外留学生とバイリンガルのための合同説明会&選考会です。
Global Career Expo 2021 Summerはオンラインとオフラインの両方で行われます。
Global Career Expoの特徴をまとめると以下のようになります。
- オフライン会場ではキャリア講演も開催
- 国内最多の出展企業数
- 面接は事前応募と当日受付の2パターン
ぜひ参考にしてください。

通年採用を実施している企業も多くあり、柔軟な就活ができそうです。
東京、大阪、そしてオンラインで開催される選考イベントのGlobal Career Expoの紹介をしました。
自分のスタイルに合った就活をしたい人はぜひ参加を検討してみてください。
留学生の就職活動において気を付けるべきこと3選
ここまで、留学生が就活する上で意識して欲しい点やキャリアフォーラムについて解説していきましたが、留学生活を楽しみつつ就活も成功させるために気を付けるべきことはあるのでしょうか。
答えは「イエス」です。
留学生は他の就活生とは異なるスケジュールで、異なる経験をする分、国内の就活生とは異なることを意識しなければなりません。
本記事では留学生かつ就活生が気を付けるべきことを以下のようにまとめました。
- 英語力+αを意識する
- 感じたことを記録をしておく
- 留学しないとできないことに全力投球する
では順に見ていきましょう!
1.英語力+αを意識する
まず、英語のほかに自分の武器を見つけてください。
留学経験者がある程度英語ができるのは当たり前とみなされるため、企業によっては英語力自体はあまり企業に対するアピールにはつながらない場合があります。
また今の時代、英語を習得するだけなら、日本国内でも十分に機会はあります。
そのような時代になぜ留学に行ったのか、何を得たのか、海外に長期滞在したからこその自分の強みは何なのか考えてみましょう。

英語力だけではなく、+αを意識することが大事ということが分かったと思います。
ぜひ滞在中は英語以外のことにも目を向けられるよう、色んな事に挑戦してみてください。
2.感じたことを記録しておく
滞在中は、日々感じたことを細かに記録しておきましょう。
留学中のことを記録しておくと、あとで留学自体の振り返りがスムーズにでき、自己分析に非常に役立ちます。
留学中は、日本にいるよりも強いストレスにさらされたり、日本では感じたことのない感情に出会うこともあるでしょう。
その時に自分は何を感じ、考え、得たのかを記録しておくことで、リアルタイムの感情を伴って、これまでにない精度の自己分析ができます。

英語力の記録も兼ねて、英語で動画を撮っておくのもいいですね。
留学中、面倒くさがらずに日々の記録をしておくことが自己分析につながるということが分かったと思います。
人間は、いいことも悪いことも、喉元過ぎればで、すぐ忘れてしまうもの。
一日の終わりにはぜひ振り返りの時間を作ってその日感じたことを記録しておきましょう。
3.留学しないとできないことに全力投球する
留学中は留学しないとできないことに全力投球してください。
もちろん、就職活動も大事ですが、優先しすぎて留学で得られるべきことを得られないのであれば、本末転倒です。
なぜ留学に来たのか、留学中に何を得たのか日々模索してください。
就活だけに全力になったり、ただ漠然と時間を過ごしてしまうと、選考で留学関係の質問をされたときに何も答えられなかったり、何より自分自身に納得がいかず後悔することになります。

そして実際に留学先の大学の合唱団に所属し、教会でのコンサートなどに参加しかけがえのない経験ができました。
日本では決してできない経験ですよね。
まとめ:留学は就活する上でとても武器になる!!
本記事では留学生の就活の進め方、スケジュール、気を付けることを中心に解説してきました。
今回の重要な内容をまとめると以下の通りです。
- 留学生が就活に有利な理由
- 留学生の就活スケジュール
- 留学生の就活で気を付けるべきこと
漠然と留学しながらの就活は大変そうなイメージだったと思いますが、本記事を通して全体像がつかめ、具体的に何をしないといけないのか分かったのではないでしょうか。
確かに慣れない留学先の生活の中で、就活をするのは楽ではありませんが、最終的にどんな選択をしても、その経験は大きなアドバンテージになると思います。
ぜひ留学も就活も両立できるように準備してくださいね。