

就活の中で企業とメールで連絡を取り合うようになった際、企業に送る件名の書き方がわからなくて困っている就活生は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、就活メールの件名について書き方やよくある具体例など徹底的に解説していきます。
現役の就活生で企業と何度もメールでやりとりしている私自身の体験も踏まえてお話していきます!
- 就活メールの件名が重要な理由と正しい書き方
- よく使う就活メールの件名
- 避けたほうがいいNGな件名

それでは早速見ていきましょう。
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就活メールの件名が重要である3つの理由
まず「そもそも就活メールの件名ってそんなに重要なものなの?」と疑問に思いますよね。
結論、就活メールの件名はメールの中で一番最初に相手に読まれる部分なので、非常に重要なものになります。
以下が、さらに詳しく説明している就活メールの件名が重要である理由です。
- 企業側にマナーや常識が伝わりやすい部分であるため
- 件名次第でメールを開く優先順位が決まるため
- 件名によっては迷惑メールと思われ破棄されてしまうため
では順番に解説していきます。
企業側にマナーや常識が伝わりやすい部分であるため
就活生のビジネスマナーを見られる1つが就活メールの件名になります。
就活メールを受け取るのは、OB訪問などを除いたら、ほとんどが採用担当の方です。
もし変な件名で送られてきたら、送り主に対してどういう印象を持つと思いますか?
おそらく良い印象は持ってもらえないですよね。

件名を間違えて企業からの評価が下がるのは辛すぎます…
メールの件名については、自分で調べて少し気をつけるだけで正しいものにすることができるので、それを疎かにしていると他の就活生と比べられた際に悪目立ちしてしまいます。
選考を受ける前に、企業にマイナスな印象を持たれないようにするためにも、正しい件名でメールを送るようにしましょう。
件名次第でメールを開く優先順位が決まるため
就活メールの件名がわかりづらいと読まれる優先順位が下がって、返事が遅くなることがあります。
企業にもよりますが、メールアドレスが仕事用と採用で同じものを使っている場合があります。
そこで企業側がメールを仕分ける際に見るのが件名です。
そのため、件名で就活生からのものだと分かれば企業の方もすぐに読んで返信をしてくれますが、一瞬目を通してよく内容が伝わらないものだと、企業の方も忙しいので後回しにされてしまいます。

企業のメールアドレスが採用専用のものかは見ればすぐにわかりますよ!
よく「recruit」がメールアドレスに入ってますのでチェックしてみてください!
パッと見て就活関連だとわかる件名で就活メールを書くようにしましょう。
件名によっては迷惑メールと思われ破棄されてしまうため
あまりにも変な件名だと迷惑メールと思われて破棄されてしまいます。
前述と同じく企業側が、仕事や採用以外のメールも同じメールアドレスで受け取っている場合、変な件名だと読まずにスルーすることがあります。
そして読まずにスルーされたメールは、迷惑メールとして破棄されて終了です。

せっかく書いたのに読まれずに消されるのは悲しすぎますよね…
またメールが未読や破棄された状態のままだと状況が進まなくなるので、選考の最中に送るメールは特に注意が必要です。
就活メールは企業とのコミュニケーションなので、こっちが送ったのに返ってこないと言った一方通行にならないように件名には気をつけてください。
伝わりやすい就活メールの件名の書き方5つ
ここまでで、就活メールの件名が重要である理由についてご理解していただけたかと思います。
ですが「実際にどのように就活メールの件名を書いていけばいいかわからない」と不安に感じますよね。
そこで、ここでは相手に伝わりやすい就活メールの件名の書き方を解説していきます。
相手にメールの内容を必ず読んでもらうためにも、まずは伝わりやすい就活メールの件名を書き方を知っておきましょう!
伝わりやすい就活メールの件名の書き方5つを以下にまとめます。
- 20文字程度にまとめる
- 一目で具体的な内容が分かる
- 本文と内容を一致させる
- 詳細な日付を入れる
- 自分の情報も入れておく
では順番に解説します。
1.20字程度にまとめる
就活メールの件名は見やすく20〜25字くらいでまとめておきましょう。
就活メールを受け取る企業の方も暇ではないので、届いているメールの件名はそこまで時間をかけてじっくり見ないです。
なので20字程度だと少し目を通しただけで確認ができるのでおすすめです。

自分がメールを受け取るときも件名が長いと、ちょっと読む気がなくなりますよね。
また、少し文字数が多くなって30字程度の件名になることもあると思いますが、相手の受け取る端末がスマホの場合だと読みにくい可能性もあるので注意が必要です。
就活メールの件名を書くときは、相手の時間を余計に奪わないように20字程度にまとめるようにしましょう。
2.一目で具体的な内容が分かる
即座に相手が確認できるように、就活メールの件名は一目で内容が分かるものにしましょう。
企業には、日々たくさんメールが届くのでメールをチェックする際に、どういう用件のメールなのか見分けられるように具体性を持たせる必要があります。

例えば面接のお礼なら「◯次選考のお礼」と書いておけば、すぐに内容がわかりますよね!
また、件名が丁寧なメールを送れば、企業側に細かいところにまで気を配れる人だという印象を与えることができるので、アピールにもつながります。
なので就活メールの件名は相手にとって扱いやすいものにしておきましょう。
3.本文と内容を一致させる
就活メールでは齟齬がないように本文と一致した件名を書いてください。
件名と本文がズレていると読む相手は、件名と本文のどちらを信じればいいか困惑してしまいますよね。

「◯次選考のお礼」と書いてあるのに、OB訪問の本文があったら困りますよね…
また間違えた件名で送ってしまったときは、落ち着いて正しい件名の就活メールを送り直しましょう。
メールを読む相手を困らせないためにも、本文と内容を一致させた件名で就活メールを送るように心がけてください。
4.詳細な日付を入れる
件名にOB訪問や面接の詳細な日付を入れることで、相手に就活メールの内容をよりわかりやすく伝えることができます。
企業側からすると、同じ件名のメールが就活生からたくさん送られてくるとメールの内容がどれも同じに見えてしまいますよね。
なので日付があったほうが「◯月◯日のOB訪問についての話か!」と件名だけで細かい内容まで把握できるので、相手にとって楽になります。

私は件名の文字数が多くならなそうなら、日付は入れるようにしてます!
必ず日付を入れたほうがいいというわけではないですが、文量的に余裕があれば入れたほうがいいです。
より相手に配慮した就活メールの件名を書くことを目指しましょう。
5.自分の情報も入れておく
就活メールの件名に自分の出身大学などの情報を記載するのも、送り主が誰なのかが伝わりやすくなるのでおすすめです。
企業は面接やOB訪問のスケジュールを多数の学生と組んでいるので、名前付きの件名だとスケジュール管理を楽にすることができます。

余裕があれば日付とセットで件名に書くと伝わりやすさが増しますね!
また自分からの連絡を企業が待っていた場合、件名に名前があればすぐに気づかせることも可能です。
件名に送り主である自分の情報を載せて、すぐに気づいて読んでもらえる就活メールを目指しましょう。
【パターン別】よく使う就活メールの件名4選
ここまでで就活メールの件名の書き方はご理解いただけたかと思いますが、いきなり自分で書く前に見本を参考にしたいですよね。
そこで、パターン別でよく使われる就活メールの件名をご紹介します。
以下がよく使われる件名のパターンです。
- OB・OG訪問をしたい場合
- お礼をする場合
- 質問をしたい場合
- 日程調整の相談をする場合
順番にご紹介します。
OB・OG訪問をしたい場合
まずは、OB・OG訪問のアポイントを取る際に使える就活メールの件名です。
ここで大切なのは、件名に名前と大学名を入れることです。
メールを受け取るOB・OGの方は、他の就活生ともメールでやりとりをしていることがあるので、それらと混ざらないように配慮しましょう。
以下がOB・OG訪問の場合における件名の例です。

【件名】
OB・OG訪問のご依頼(◯◯大学 氏名)
就活でOB・OG訪問をする際に送るメールには、自分の情報を件名にしっかり載せるように意識してください。
「【例文あり】OB訪問の訪問依頼や返信メールの書き方を徹底解説!」では、さらにOB・OG訪問の際に送るメールについて網羅的に解説しているので、気になる人はぜひご覧ください
お礼をする場合
次に、OB訪問や選考などを行った企業に対して、お礼のメールを送る際に使う件名をご紹介します。
基本的に就活におけるお礼メールは強制ではないです。
しかしOB訪問のように、自分からアクションして企業の時間をいただいた場合には、マナーとして送ったほうがいいです。
以下がお礼の就活メールを送るときの件名の例です。

【件名】
OB・OG訪問のお礼(◯◯大学 氏名)
◯次面接【◯月◯日(◯)】のお礼
例を見ればわかると思いますが、お礼のときは「〜のお礼」と付ければとりあえず大丈夫です。
「【誰でもできる】OB訪問のお礼メールを書く7STEPとは」でOB訪問後のお礼メールの書き方について詳しく説明しているので、興味がある人はぜひご覧ください。
質問をしたい場合
企業説明会の中で、聞けなかった質問をメールで聞くときに使える件名をご紹介していきます。
従来の対面型ではなく、オンライン上でのWeb企業説明会だと時間が足りなくて質問を聞きそびれてしまうことがありますよね。
そこで説明会終了後に企業へ送るのが、質問メールです。
以下がその質問メールの件名の例です。

【件名】
貴社についてのお伺い(◯◯大学 氏名)
◯次選考【◯月◯日(◯)】についてのお伺い
また2つ目の例のように、選考の詳細を聞く際にも質問メールは使えます。
企業についての質問を聞きそびれた時や選考内容の確認のために、質問メールを送る際には、上記の例を参考に件名を書くようにしましょう。
日程調整の相談をする場合
面接の日程を急に再調整する場合にも、よく使える件名があるのでご紹介します。
面接の日程調整をするときは、大体が企業からのメールに対する返信なので、件名は変えなくていいです。
しかし、日程を変更する際にはこちらから送る必要があるので、件名を書く必要があります。
以下が就活で急遽日程変更する際に使うメールの件名の例です。

【件名】
◯次面接【◯月◯日(◯)】日程変更のお願い
日程変更の就活メールなので、件名には相手にわかりやすく日付は書いておきましょう。
【危険】避けるべき就活メールの件名3選
本番で使える就活メールの件名の例をご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?
今度は逆に避けるべき就活メールの件名をご紹介していきます。
以下がご紹介する就活メールの件名です。
- 長すぎて読みづらい
- 挨拶だけで内容がわからない
- 自己紹介で終わってしまう
では順番にご紹介します。
長すぎて読みづらい
読むのが疲れる長い件名は就活メールだと嫌がられるので、避けたほうがいいです。
就活メールの件名は基本的に簡潔で具体性があり、内容とズレがないものが好まれます。
なので、長すぎて何を伝えているのかわからない件名は読むことに時間がかかりますし、一目見ただけでメールを区別するのも難しくなります。
以下が長すぎる件名の例です。

【件名】
◯月◯日の企業説明会のお話の中にあった△△△と◎◎◎について◯◯◯と思ったのでお答えいただきたいです。
例では40字以上で文っぽく書いてみましたが、あまり読む気にならないですよね。
なので、就活メールにおいて相手の時間や状況を考えていない長すぎる件名は、相手のことを配慮できてていないと思われるので注意しましょう。
挨拶だけで内容がわからない
本文に書くような挨拶を就活メールの件名に書いてしまうのも内容が伝わらないので、絶対に避けましょう。
なぜなら、件名に挨拶を書いてしまうとメールの内容を伝えることができず件名としての役割がなくなってしまうからです。
以下が挨拶だけの件名の例です。

【件名】
いつもお世話になっております。
このような件名だと全く内容が伝わってこないですよね。
就活メールの件名には挨拶ではなく本文の内容が伝わるようにしましょう。
自己紹介で終わってしまう
就活メールの件名に自己紹介だけを書くのもやめたほうがいいです。
前述の挨拶と同じく相手に全くメールの内容が伝わらないので、件名を自己紹介の場として使うのは誤りです。
以下が自己紹介だけの件名の例です。

【件名】
◯◯大学 ◯年 氏名(ふりがな)
一見送り主がわかって良さそうに見えますが、結局何のメールか全然わからないですよね。
自己紹介は大切ですが、就活メールには相手に内容を伝達できる意味を持った言葉も加えましょう。
【Q&A】就活メールの件名についてよくある質問
ここでは就活メールの件名についてよくある質問に答えていきます。
以下がよくある質問です。
- Q1.返信の際には件名ってどうするの?
- Q2.件名を間違えて送ってしまったときはどうすればいい?
- Q3.件名を忘れて送ってしまったときはどうすればいい?
順番にお答えしていきます。
Q1.返信の際には件名ってどうするの?
基本返信のときは、件名は変えません。
返信を自分で考えるのは、就活で企業に自分からメールを送りたいときだけです。

返信は件名を考えなくていいので、多少気が楽です!
ですが就活メールの返信による連絡回数が増えて、件名に「Re:」がたくさん付いてるときは、邪魔なので1つだけ残して消しておきましょう。
Q2.件名を間違えて送ってしまったときはどうすればいい?
本来送るはずであった正しい件名の冒頭に「【訂正】」を加え、本文に「大変恐れ入りますが、先ほどお送りしたメールの件名を間違えていたため、再度メールをお送りいたします。この度は誠に申し訳ございませんでした。」と謝罪文を追加した後、もう一度送り直しましょう。
送ってしまったのはしょうがないので、就活メールをもう一度送り直すしかないです。

私は就活メールでミスをしないように送る前に何度もチェックしてます!
送り直しの際にも、間違えていないか再度確認しましょう。
Q3.件名を忘れて送ってしまったときはどうすればいい?
件名の冒頭に「【再送】」を加え、本文に「大変恐縮ですが、先ほどお送りしたメールに件名をつけるのを忘れていたので、再度メールをお送りいたします。大変申し訳ございませんでした。」といった謝罪文を追加して送り直しましょう!
前述のケースと同じく、送ってしまったのであれば、取り消すことはできないので正直に話して再度メールを送ってください。

ミスは誰にでもあるので次に活かしましょう!
気づいた際には、なるべく早めに送り直してください!
まとめ:就活メールの件名は簡潔に内容を具体的に伝えられるようにしよう!
今回は就活メールの件名の伝わりやすい書き方やよくある例などを網羅的に解説してきました。
本記事を最後までご覧いただいたことで、就活メールの件名を自信を持って書くことができるようになったと思います。
これから就活をする中で、企業とのメールのやりとりは増えると思うので、本記事をぜひ参考にして頑張ってください。
今回の重要な内容をまとめると以下のとおりです。
- 就活メールの賢明には本文の内容を簡潔に書く!
- より伝わりやすい就活メールの件名には日付と名前が入っている!
- 就活メールの件名に挨拶や長い文章はNG!
✔︎就活メールの全体像、概要について知りたい人はこちら!