
皆さんこんにちは!Z大学のHikoProです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
- Z世代って最近聞くけどそもそも何?
- Z世代の特徴や価値観が知りたい!
- Z世代と仕事や関わる上で気をつけるべきことが知りたい!
Z世代(ジェネレーションZ)とは、1990年代中盤以降に生まれた世代のことで、今まさに学生と社会人の節目にいる人以降の人を言います。
Z世代は幼少期の頃から、インターネットやスマホがある環境で育ったため、一般的な大人との価値観がまったく異なるのです。
今後Z世代が社会の中心になるので、Z世代の思考や、価値観を知っておくことはマストでしょう。
そこで本記事では現役のZ世代が、、、
- Z世代とはそもそも何か?
- Z世代の特徴や価値観
- どんなことを大事にしているのか
このような点について解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を監修した人
HikoPro|近畿大学4年|ITメガベンチャー内定者
Webクリエイター|YouTuber|ブロガー
バンコク不動産に半年間のインターンシップ、ベトナムのIT企業に3ヶ月間のインターンを経験し、大学人生を大きく変えた。
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Z世代とは?概要を解説

そもそもZ世代(ジェネレーションZ)の定義は何かというと、概ね1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた世代のことを言います。
定義は厳密に決められている訳ではありませんが、主に2010年代から2020年代に掛けて社会に進出する世代となります。

まさに僕たちの世代のことを言います!
インターネット産業が盛り上がったり、Windows95などの家庭内パソコンが普及した、1995年以降に生まれた世代を指すので、生まれた時点でインターネットが利用可能であったという意味で、真のデジタルネイティブ世代としては最初の世代となります。
また、パソコンよりもスマホを日常的に使うので、「スマホ世代」などと呼ばれることもあります。
<Z世代の概要まとめ>
- 1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた世代
- 2010年代から2020年代に掛けて社会に進出する世代
- 真のデジタルネイティブ世代
- 「スマホ世代」などと呼ばれる
Z世代を表す5つの特徴

2020年の今がまさに、Z世代が社会に進出する節目の時期なので、Z世代と仕事をしたり、Z世代に対してマーケティングをおこなう機会が増えてくるでしょう!
Z世代との業務を円滑に進めたり、Z世代に対してマーケティングを行う場合はZ世代の特徴について知っておかなければなりません。
今社会の中心にいる「ミレニアル世代」とはまったく異なる特徴を持っているのです!
Z世代の特徴をまとめると以下のとおりです。
<Z世代の特徴>
- デジタルネイティブのZ世代
- ブランドではなく本質に価値基準を置く
- 企業家精神が旺盛
- 社会課題への意識が高い
- 承認欲求が高い
これらの特徴に関して詳しく解説します!
デジタルネイティブのZ世代
Z世代の定義でもご紹介したように、Z世代は真のデジタルネイティブ世代と言う特徴があります。
1995年にWindows95が販売されたと同時に、一般消費者にパソコンやインターネットが普及しました。
つまりZ世代は生まれた時からインターネットやデジタルに触れている世代なのです!

現在社会人1年目のZ世代は、小学生の頃はガラケーを持っており、中学にはスマホが普及しました!
デジタルネイティブの特徴として以下の点が挙げられます。
<デジタルネイティブの特徴>
- 常にスマホから様々な情報をインプットしている
- プライバシー保護の意識が高い
- SNS中毒者が多い
- ネットで商品を購入する
- レビューを参考にする
- デジタル機器の扱いを習得するスピードが速い
- 電話・メールよりチャット派
- 動画コンテンツが主流
- クラウドを使いこなす
- 文字を書くのが苦手
他にもデジタルネイティブの特徴はありますが、主な特徴をあげると上記のとおりです!
実際、Z世代についての調査レポートでは、Z世代の半数以上がSnapchatやInstagram、Facebookを1日に複数回利用していることが分かっています。
Z世代はこのように、デジタル機器を毎日使って、多様なSNSを複数使う特徴があります。
ブランドではなく本質に価値基準を置く
一世代前では、ブランドを重視した購買思考が定着していました。
車や服を買うにしても社会的に認められているブランド品を購入するのが正義だと思われていましたが、Z世代はそうではありません。
Z世代はブランドではなく本質に価値基準を置く傾向にあり、自分がいいと思ったらブランドなど関係ありません。

僕自身もまったくブランドには興味がなくて、「いかに自分らしいか」「機能性が優れているか」「レビューが高いか」を重視しています!
Z世代は多様性と個性を重んじる価値観を持っており、Z世代は周りと同じように見られることを嫌う特徴があります。
最近の若者のファッションや髪型を見て分かるとおり、非常に個性的な人が多いと思います。
起業家精神が旺盛
Z世代は企業家精神が旺盛な特徴があります。
事実、YouTuberとして活動している小学生や、ネットビジネスで月収1000万円を稼ぐ中学生、中学生でアプリ開発をしている人など、自分でビジネスをしている人がZ世代には非常に多いです!

僕自身も「自分で何かしたい!」と言うマインドが強く、知り合いにも起業家精神が強い人が多い印象です!
なぜこのようにZ世代は起業家精神が旺盛な人が多いのでしょうか?
起業家精神が旺盛な理由は以下のとおりです。
<起業家精神が旺盛な理由>
- ネットを使えば簡単に起業ができる時代
- 起業家が多いY世代を見て育ってきている
- 情報収集力が高いので、想像力に長けている
- 身近に起業家を見てきている
- 自己承認欲求が高い
- 社会課題への意識が高い
大きな理由としては、常にネットから情報を得ているので、「〇〇が起業した!」などの起業家の情報が身近に感じれる点です。
また、Z世代の前の世代である「Y世代」は、ネットバブルの時代に活躍した世代であり、起業家が非常に多いことが挙げられます。
そのような背中を見て育ったZ世代なので、起業家に対して憧れを持っているのかもしれません。
Z世代のなりたい職業ランキングは?
そんな企業家精神が旺盛なZ世代のなりたい職業ランキングを見てみましょう!
ソニー生命保険株式会社の「中高生が思い描く将来についての意識調査」で、高校生のなりたい職業ランキングは以下のとおりです。
1位 | ITエンジニア・プログラマー | 20.8% |
2位 | 会社経営者・起業家 | 16.8% |
3位 | YouTuberなどの動画投稿者 | 12.8% |
4位 | ゲームクリエイター | 12.3% |
5位 | ものづくりエンジニア | 11.3% |
6位 | 公務員 | 10.3% |
7位 | プロeスポーツプレイヤー | 9.3% |
8位 | 教師・教員 | 7.3% |
9位 | 会社員 | 6.8% |
10位 | 学者・研究者 | 6.8% |
このように2位に「会社経営者・起業家」がランクインしているのが分かると思います。
またデジタルネイティブ世代の傾向がこのランキングにも表れており、「ITエンジニア・YouTuber・ゲームクリエイターなど」IT関連の仕事が人気です!
社会課題への意識が高い
Z世代は、スマホやインターネットを使って、日本国内だけでなくグローバルな情報に触れています。
最近話題の黒人への差別問題もSNSが発信となって、世界に瞬く間に問題が広がりました。
そのような世界の社会問題に触れているZ世代は、社会課題への解決意識が非常に高いです。

自分の周りの大学生の友達とかもボランティア活動に参加したり、NPO団体に所属していたりと、社会課題への意識に対する意識が高い傾向にあります!
事実、世界経済フォーラムの調査によると、「ミレニアル世代」の約50%が世界規模の問題の中で「気候変動」が最も深刻だと考えていることがわかっています。
また米国では、ミレニアル世代より若い「Z世代」の87%が、社会や環境問題に関心があることが明らかになっています。
SDGs(持続可能な開発目標)にも関心があり、積極的に取り組んでいます。
承認欲求が高い
Z世代は、SNSやYouTubeなど自己表現できるプラットフォームの上で育ってきているので、承認欲求が非常に高い特徴があります。
例えば、Instagramのストーリーでは、
「〇〇へ行ってきた!」
「バイトの休憩中。カフェでChillタイム」
「美容室ナウ!イメチェンしてみた!」
などの自己満足投稿が日常茶飯事に投稿されています。
つまりZ世代は、「自分の行動が他人にどう思われているか気にしながら生きている」のです!

僕自身も承認欲求が非常に高く、Instagramでは「映える写真」を投稿し、YouTubeでも積極的に発信活動をしています!
このような承認欲求が高いことから、起業家精神が旺盛になったり、他人と同じものを嫌う特徴があるのです。
Z世代の価値観とは?

Z世代の特徴が分かったところで、次にZ世代が大事にしている価値観について解説します。
これからZ世代と共存していくには、Z世代の価値観も尊重して接していかなければなりません。
Z世代が大事にしている価値観は以下のとおりです。
<Z世代の価値観>
- 平等性を求める
- 個性・オリジナルティをを大事にする
- ミニマリズム
- 娯楽や経験にお金を使う

これらの価値観について詳しく解説しますね!
平等性・合理性を求める
「Z世代はゆとり世代だ!」「最近の若い世代は上司の言うことを聞かない!」
などの声があるかと思いますが、裏を返せばZ世代は平等性を大事にしています。
Z世代が育った2000年代は、専業主婦世帯の数を共働き世帯が上回った時代であり、男女平等の考えが定着しています。
また普段からSNSなどで莫大な情報に触れているため、多くの情報を客観的にフラットに見ることに長けています。
つまり、、、
「会社の伝統は守るべき」
「上司に飲み会を誘われたら行くべき!」
「女性の仕事は〇〇だ!」
「今までこうしてきたからルールに従うべき」
このような根拠のない公平性がない制度や、固定概念を嫌がる傾向にあります。
Z世代の扱いに悩まれている人は、一度固定概念を捨てて向き合ってあげるのもいいかもしれませんね。
個性・オリジナルティを大事にする
Z世代は、個性やオリジナルティを大事にする価値観を持っています。
言い換えると、他人と同じものを嫌う傾向にあります。
他人と違う、個性が強いことに価値を感じており、従来の価値観に共感できないときも沢山あります。

インターネットでグローバルに幅広い情報が得れるようになったため、多様性が高いです!
ミニマリズム
Z世代の価値観として、ミニマリズムであることが言えます。
ミニマリズムとは、必要なものだけに最小限に切り詰め、シンプルなフォルムを好む特徴がります。
近年では、サブスクリプションの普及で、ものを所有しない風潮があります。
例えば、Z世代は本は購入するのではなく、AmazonUnlimitedで定期購読をしたり、音楽もCDを買う必要はなく、SpotifyやAppleMusicで消費します。
またZ世代は、シンプルで無駄のないものを好みます。
一昔前であれば、ガラケーにストラップなどつけている人が沢山いましたが、今となってはiPhone単体で使用している人がほとんどです。

僕はiPhoneカバーもつけない主義です!
また、ランチやディナーに行く時は、手ぶらで行くことが多いです。(←僕だけかも、、、)
娯楽や経験にお金を使う
Z世代は、ものにお金を使うのではなく、娯楽や経験にお金を使う価値観を持っています。
例えば、カフェに行くにしても、コーヒーを飲みに行く目的ではなくて、「インスタ映え」する、お洒落な内装の写真を撮るために行く場合があります。

僕も、旅行に行った時は、食べ物やショッピングにお金を費やすよりも、アクティビティなどの経験にお金を費やすことが多いです!
消費者庁の調査によると80代までの世代のうち、「スポーツ観戦、映画、コンサート鑑賞にお金をかけている」と回答した人の割合は、15歳~19歳が34.6%で、もっとも多い割合です。
何かZ世代に対して商品を販売する場合は、商品という「もの」を売るのではなく、商品を通じて得られる体験つまり、UX(ユーザーエクスペリエンス)を意識する必要があります。
Z世代の価値観を取り入れた社会を実現
本記事では、Z世代の概要と、価値観について解説をしました。
Z世代は、デジタルネイティブであり、これまでの世代と大きく異なる価値観や思考を持っていることが分かりました。
これからZ世代がどんどん社会に出ていくので、Z世代に合わせたマーケティング戦略や、社会を実現する必要があります。
<本記事のまとめ>
- Z世代は、複数のSNSを使うデジタルネイティブ世代
- Z世代は、固定概念に捉われない
- Z世代は、ミニマル思考で、経験にお金を使う