- 学生起業ってメリットあるの?
- 学生起業のデメリットも知りたい!
- 学生起業に興味あるけどハードルが高い。。。

皆さんこんにちは!Z大学のナイキです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
意識が高い学生だと、起業を志した事は1度はあるのではないでしょうか?
しかし、学生起業は長期インターンシップなどとは違い、行動に移すには、メリットなどを知らないと行動するハードルが高いと感じると思います。
何か行動するにはまずメリット・デメリットを知る事が大切です!
そこで本記事では、学生起業のメリット・デメリットを徹底解説していきます。

僕自身、Z大学の創業や、インターン先での取材、海外インターンを通じて学生起業家と30人以上と話してきた経験から解説します!
- 学生起業のメリット
- 学生起業のデメリット
- 学生起業を失敗しない方法
これらについて解説していくので、「学生起業のメリット・デメリットについてはばっちり知れます!」学生起業を志している学生はぜひ最後までご覧ください!

この記事を監修した人
ナイキ|南山大学4年|ITメガベンチャー内定者
海外含め、5社の長期インターンシップを経験。文部科学省のインターンシップでは、起業家15人以上にインタビューしてきた。
Z大学の創設。GAKUcelerator5期に参画。
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学生起業のメリット

学生起業はお金やビジネス経験不足により、メリットが少ないと感じている方も多いのではないでしょうか?
結論、学生起業を行うメリットは沢山あります。
以下が、学生起業のメリットになります。
<学生起業のメリット>
- 就職活動で有利に働く
- 自分のやりたい事業を始められる
- 先輩起業家と会いやすい
- 周りの学生と圧倒的差を生むことができる
- バーンレートが少ない
- 若さと時間が圧倒的にある
- 学生限定の資金調達方法が存在する
では、なぜメリットなのかなどを、順に解説していきます。
メリット1:就職活動で有利に働く
就職活動で有利に働くのは学生起業のメリットと言えるでしょう。
現在は、政府統計の総合窓口(e-Stat)の国勢調査結果によると、全国に約5000人の学生起業家がいると言われています。
大学生が300万人程度なので、単純に0.001%しか起業していないことになり、とても希少な経験をしている学生と言えるため就職活動で有利に働きます。

VUCAと呼ばれる時代で、チャレンジ精神がある学生を企業は求めており、周りがやっていない起業を経験している学生は、企業から求められますよね。
長期インターンだと、あくまで雇用される立場ですが、学生起業は自ら経営者として事業を回していくので、視座が高いので会社から求められます。
就職活動を有利に進めたい学生には学生起業はおすすめと言えるでしょう!
こちらの記事では、学生起業が就活で有利な理由を解説していますので、ぜひご覧ください!
メリット2:自分のやりたい事業を始められる
自分のやりたい事業を始められるのも、学生起業のメリットです。
学生起業家もあくまで学生なので、親からの支援があります。
そのため、社会人起業家よりお金稼ぎを目的ではなく、本当に自分が世の中に対して影響を与えたい事業を行うことができます。

お金が絡むと、どうしても自分のやりたい事より、お金が稼げそうな事業をやる場合がほとんどです。
もちろん、お金を稼ぐ事も重要ですが、自分がやりたい事業をやってお金を稼ぐ事が出来たら1番いいですよね。
自分がやりたい事業を作りたい学生は、学生起業を行う事をおすすめします。
こちらの記事では、学生起業をしたいけど、どのような事業を始めたら良いかわからない人はぜひご覧ください!
▶︎学生起業のおすすめアイデアとは?具体的な4つのアイデアをご紹介
メリット3:先輩起業家と会いやすい
先輩起業家と会いやすいのもメリットです。
前提、起業家であれば起業家コミュニティに属する事ができて、起業家と知り合う事が出来ます。
しかし、学生起業家であれば、起業家という肩書きに加えて、学生という立場を利用する事ができるので、大物起業家とも会えたりする事があり、そこから出資をもらえる事もあるでしょう。

インタビューした起業家の方も、学生という身分を使い、色々な経営者にアドバイスをもらっていたと話していました!
仮に、先輩起業家と繋がる機会が少なくても、学生起業家を全国から集めて先輩起業家と会うコミュニティもあるので、コミュニティに参加すれば確実に先輩起業家と会えるでしょう!
WILLFU では、先輩起業家に経営を教えてもらえたり、事業経験を積むことができるのでおすすめです!
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メリット4:周りの学生と圧倒的差を生むことができる
周りの学生と圧倒的に差を生む事ができるのも学生起業のメリットでしょう。
起業をすると、事業立案、マネジメント、会計、法律、ITなど様々な分野の知識を知る必要があるかつ、実践まで行います。
そのため、普通のアルバイトや長期インターンをしている学生とは圧倒的な差を生む事ができ、就活はもちろん、将来の出世や、入社した時のポジションが他の学生より優遇される事がよくあります。

具体的には、内定者の時点で子会社の社長になれたり、新卒から新規事業の立ち上げを任せてもらえる事があります!
長期インターンや学生フリーランスもビジネス経験は豊富ですが、新規事業を作るとなると、実際に事業を作り、運営してきた学生起業家の方が任せたくなりますよね。
将来大物経営者になりたい、新卒から大手企業の新規事業に携わりたいと考えている学生には学生起業はおすすめです。
メリット5:バーンレートが少ない
バーンレートが少ない事もよく学生起業のメリットとして挙げられます。
バーンレートとは、会社経営する上で、1ヶ月あたりに使う金額の事を指します。バーンレートが少ないというのは企業として毎月使うお金が少ないという事です。
学生起業は、親からの援助や学校がオフィス代わりになったりするので、バーンレートが少なく、会社が潰れる可能性は低くなるので良いですよね。

起業家にとって、維持費を下げる事はとても重要です!
もちろん、登記代などはかかりますが、社会人起業家よりは間違いなくバーンレートが少なく経営がしやすいです。
リスクが少ない状態で経営したい学生は、学生起業をおすすめします。
メリット6:若さと時間が圧倒的にある
若さと時間が圧倒的にあるのも、学生起業のメリットです。
学生起業家はビジネスの知見などが不足しているため、失敗すると言われています。
しかし、ビジネスの知見がなくても、社会人より若くて、時間も沢山あるので、とにかく行動する事でビジネスの知見が少ない点をカバーする事ができるでしょう。

知り合いの学生起業家は、とにかく行動をして、先輩経営者に会う事ができ、ビジネスの知見が溜まっていったと言っています。
若さと時間があれば、起業が成功するとは限りませんが、目的を持って、行動すればその分成功する確率は上がりますよね。
若さと時間を活かして、とにかく行動する事で起業を成功させたいと考えている方は学生起業する事をおすすめします。
メリット7:学生限定の資金調達方法が存在する
学生限定の資金調達方法が存在するのも学生起業のメリットと言えます。
具体的には、学生限定のビジネスコンテスト であったり、学生限定のアクセラレータープログラムがあります。

僕も、GAKUceleratorという学生限定のアクセラレータープログラムに参加しました。
学生限定以外にも資金調達する方法がありますが、学生限定だと学生の中で争われるので、大人が参加しているコンテストなどより参加ハードルが下がる点は良いですよね。
学生という身分を使っての資金調達に興味ある方は、学生起業をおすすめします。
こちらの記事では、他にも資金調達方法を解説していますので、気になる方はぜひご覧ください!
▶︎学生起業家の資金調達方法まとめ|学生起業のメリットも語ります!
学生起業のデメリット

学生起業にはメリットもありますが、もちろんデメリットも存在します。
学生起業に挑戦するなら、メリットとデメリット両方知りたいですよね。
そこでここからは、学生起業のデメリットを紹介していきます。
以下が、学生起業のデメリットです。
<学生起業のデメリット>
- ビジネスの基本がわからず世の中に出てしまう
- 友達からバカにされる可能性がある
- 大金が必要なビジネスを始めにくい
- 銀行や政府機関から資金調達しづらい
- 学業との両立が難しい
デメリットの理由などを解説していきます。
デメリット1:ビジネスの基本がわからず世の中に出てしまう
ビジネスの基本がわからず世の中に出てしまう事はデメリットと言えるでしょう。
大半の学生起業家は、ビジネスがどういう仕組みでかわからずに世の中に出てしまいます。
そのため、事業を起こしても、どのように事業を回していくか、具体的な理想の利益率、ビジネスメールの書き方などがわからず、世の中の大人から冷たい対応をされる事があります。

自分では失礼だと思わなくても、気付かぬ内に、クライアントに失礼な態度を取っていたという話をよく聞きます。
ビジネスの基本を知らずに損をしたくない場合は、長期インターンで会社の仕組みやビジネスの基本を学んでから起業をする事をおすすめします。
こちらの記事では、長期インターンの参加方法について解説していますので、興味ある方はぜひご覧ください!
▶︎【大学生必見】長期インターンまとめ!特徴・メリット・参加方法を語ります
デメリット2:友達からバカにされる可能性がある
学生起業は、友達からバカにされる可能性があるのはデメリットです。
日本は、「出る杭は打たれる」という言葉があるように、周りと違う事をしている人に対しては批判的な言葉が飛んでくる場合があります。
学生起業は、1%も満たないくらいの人数しか挑戦しないので、珍しいと言え、「お前には成功しない」などと批判的な言葉も飛んでくるでしょう。

表向きには言われなくても、陰口として言われている事もあるでしょう。
しかし、自身の挑戦をバカにしかできない友達は縁を切っていいです。
挑戦すると、その分新しいコミュニティーに属する事ができ、新しい同じ志を持った仲間に出会えるので安心して挑戦してみてください!
デメリット3:大金が必要なビジネスを始めにくい
学生起業の、大金が必要なビジネスを始めにくい点はデメリットです。
学生起業家は、社会人経験がなく、大量の貯金を持っている人は少ないでしょう。そのため、社会人と違って、大金が必要なビジネスを始めたくても始める事ができない面があります。

飲食店など、店舗型のビジネスは資金がある程度必要なので、学生には始めにくいですよね。
もしも、資金が大量に必要なビジネスを始めたい場合は、資金を大人から借りるか、他のビジネスで儲けを出してから、資金がかかるビジネスを始める事をおすすめします。
デメリット4:銀行や政府機関から資金調達しづらい
銀行などから資金調達しづらい点も、学生起業のデメリットして挙げられます。
銀行や政府機関から資金調達をしたい場合は、ある程度社会的信用が必要ですが、学生の場合は、親から扶養されている場合があり、社会的信用を持っていないと判断されて、借りられない場合はほとんどです。

政府機関なら、たまに借りられる助成金などがあります。
学生で不可能な資金調達はスッパリ諦めて、学生起業のならではの資金調達方法もあるので、学生起業にしかできない資金調達にチャレンジをしましょう!
デメリット5:学業との両立が難しい
学業との両立が難しいのも学生起業のデメリットです。
バイトなら、シフト制なので、学業との両立が簡単ですが、学生起業はもちろんシフト制などではなく、自分が頑張らないと会社が傾いてしまうので、時間をとても割かなくてはならず、学業との両立が難しく、中退してしまう人も少なくありません。

学生起業家の方とお話しすると、半分くらいの人は中退しているイメージがあります。
堀江貴文さんも東大を中退していますよね。
しかし、大学に行きながらでも起業を成功させている方も沢山いるので、メリハリをつけた生活をすれば、学業と両立させる事は可能です。
学生起業を考えている方は、普段の生活を徹底管理して、メリハリをつけた生活を送るようにしましょう。
学生起業を失敗しない方法

学生起業のメリット・デメリットを解説してきましたが、本記事を見て、学生起業を志す人もいるのではないでしょうか。
学生起業をするなら、失敗をする事ももちろんあると思いますが、できれば失敗したくないですよね。
そこで、ここからは、学生起業を失敗しない方法を解説していきます。
<学生起業のデメリット>
- 休学して起業する
- 学生団体として始める
- 起業家コミュニティに参加する
- 資金を集めてから起業する
- 大学と提携する
なぜ失敗しなくなるかを、順に解説していきます。
こちらの記事については、学生起業を失敗しない方法を解説していますので、ぜひご覧ください!
▶︎学生起業を失敗しないための方法とは?失敗する人の特徴・失敗例などを解説
休学して起業する
休学して起業すると、学生起業を失敗する可能性が低くなります。
学生起業が失敗する要因として、学業との両立が難しい事が挙げられますが、休学して起業すると、休学期間は起業にフルコミットする事ができるため、失敗する可能性が低くなります。

1年間休学して、起業が成功しなかったらやめると言っている方もよくいらっしゃいます!
一方で、学校にもよりますが、休学費用が何十万円とする学校もあり、休学費用をかけるなら、事業投資をしたほうが良い場合もあるので、自身の大学の休学費用を確認した上で、休学を検討してみてください!
こちらの記事では、休学の方法について解説していますので、気になる方はぜひご覧ください!
▶︎【経験者10人が語る】休学で成功する秘訣とメリット・デメリット
学生団体として始める
学生起業家として失敗しないためには、学生団体として始める事もおすすめします。
株式会社を設立する場合は、登記も含め、大体20万円は必要です。しかし、学生団体ならば、無料で始める事ができ、収益が発生してない限り、税金なども払わなくて良いので、資金がなくても始める事ができます。

周りの学生起業家も、まず学生団体として発足している場合がとても多いです。
一方で、学生団体であると企業と資本を伴う取引をする時に、企業間での契約ができないため不利になる場合があります。
収益化まで時間がかかるビジネスや、プロダクトができるまでは学生団体として取り組む事はおすすめです。
こちらの記事では学生団体とはどのような団体かについて解説していますので、ぜひご覧ください!
▶︎学生団体とは?メリット・デメリット、サークルとの違いを解説!
起業家コミュニティに参加する
起業家コミュニティに参加する事も、学生起業を失敗させないためには重要です。
学生起業家が失敗する要因として、ビジネスのノウハウが足りない事が挙げられます。起業家にとって、一つの判断が命取りになりますが、起業家のコミュニティに入っておけば、重要な判断をする時に相談をする事ができるため、判断ミスを犯す事が少なくなるためです。

起業家コミュニティは、地域毎などもあり、最近はオンラインサロンなどでも存在します。
しかし、会社にとって大きな機密情報を言って、競合に漏洩してしまう事は防ぎたいので、信頼のできる先輩経営者を作り、相談をしましょう。
資金を集めてから起業する
資金を集めてから起業すると、学生起業でも失敗する確率は下がります。
学生起業家は、創業期に資金が不足してすぐに会社が潰れてしまう事がよくあります。資金をクライドファンディングや、助成金、ビジネスコンテストなどを通して事前に潤沢な資金を手に入れていると、創業期の資金不足を乗り越える事ができ、事業も安定していくのでしょう。

資金がないと、チャレンジしたくてもできなくなり、会社が潰れしまう可能性もありますよね。
資金を集める手段として、ビジネスコンテストはおすすめです。
ビジネスコンテストでは、自分の事業アイデアが大人からどう見えているかブラッシュアップできたり、アイデアが良ければ賞金がもらえ、そのまま起業する事ができるからです。
起業家として失敗したくない方は、ビジネスコンテストにチャレンジしてみてください!
こちらの記事では、大学生におすすめのビジネスコンテストについて解説していますのでぜひご覧ください!
▶︎【起業したい学生必見】大学生にオススメするビジネスコンテスト厳選11選
大学と提携する
大学と連携する事で、学生起業が失敗する可能性は低くなります。
大学と連携すると、大学発のベンチャーとして認定を受ける事ができ、大学の施設が使い放題になり、資金が浮く事はもちろん、社会的信用も得る事ができるためです。

さらに、大学発のベンチャーだと、大学から事業資金を貰える事があります!
一方で、大学発のベンチャーとなるためには、研究をしていて、研究内容から起業する事がほとんどなので、文系大学生にはハードルが高いです。
研究をしているかつ起業をしたい学生は、大学発のベンチャーとして起業してみてはいかがでしょうか?
まとめ:学生起業はメリットが意外とたくさんある
いかがだったでしょうか!
本記事では、学生起業のメリット・デメリットや、学生起業で失敗しない方法をご紹介しました。
学生起業には沢山のメリットがあるため、将来起業したいと考えている場合は、ぜひ学生の内から起業に挑戦してみてください。
<まとめ>
- 学生起業にはメリットが沢山ある
- 学生起業を失敗しても新卒就職をすれば良い
- 学生起業は資金・ビジネス・人不足がデメリット
- 学生団体としてや、休学して起業する事がおすすめ
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